堀口恭司がTOP BRIGHTSの休止を発表「格闘家としての活動への負担が大きくなってしまった」「考えが甘かった」「選手育成の活動を続けたい」
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堀口恭司は自身がエグゼクティブプロデューサーを務める大会「TOP BRIGHTS(トップブライツ)」の活動休止を11月8日に発表した。
TOP BRIGHTSは堀口が「UFCやベラトールのような海外の有名団体で勝てる日本人を出したい」という思いからスタートした大会。堀口がエグゼクティブプロデューサー、兄の健太氏が代表に就任し、昨年5月に旗揚げを発表した。当初は9月に堀口の故郷・群馬で旗揚げ大会を予定していたが、今年1月に延び、群馬のオープンハウスアリーナ太田で開催された。
旗揚げ大会では「育成枠」と題されたアマチュア~セミプロレベルのMMAの10試合が大会序盤に行われ、中盤には吉成名高・石井一成ら日本勢とタイ勢の5対5のムエタイ対抗戦が行われ、終盤には松嶋こよみ vs. カルシャガ・ダウトベック等のMMA 5試合が行われた。大会の模様はABEMAとU-NEXTでPPV生中継されたが、会場の立地条件が悪くカードがマニアックすぎたせいもあってか、集客に苦戦していた。
旗揚げ大会の閉会式で堀口は「まだまだ(大会は)一番最初で、皆さんに嫌な思いをさせたかもしれませんが、ここからどんどんTOP BRIGHTS、盛り上げていくんで、応援をよろしくお願いします」と、継続開催に意欲を示していた。2月には第2回大会開催を発表し、健太代表は北方大地、石渡伸太郎、皇治との対談動画を4月までアップしていたが、半年間動きの無い状況が続き、結局、休止が発表された。
堀口は自身のYoutubeチャンネルに11月8日、「TOP BRIGHTSについてのご報告です。」と題した動画をアップした。堀口は冒頭「ご報告自体とても遅くなってしまい、本当に申し訳ありませんでした」と話して頭を下げ「今も会社内で話し合いが行われているのですが、このままでは、どんどん先延ばしになってしまうので、自分の口から話したいと思います」と続け「TOP BRIGHTSを運営するチームが解散することになり、TOP BRIGHTSの大会は休止させていただきます」と発表し「応援して下さった皆様、スポンサードしていただいた皆様、大変申し訳ありませんでした」「開催予定だったキックトーナメントにご応募いただいた選手の皆様、大変申し訳ありませんでした」と謝罪した。
休止理由について「立ち上げ当初は、自分は格闘家としての活動に負担がない範囲でということで、自分の役割は団体の宣伝をしたりという立ち位置でしたが、なかなか大会のプロデュースもうまくいかない中で、自分自身も会議に入ったりと負担が大きくなってしまい、自分勝手ではありますが、このままの状況で続けていくのは、難しいのではないかという結論に至りました」と説明した。さらに「自分自身としても本当に考えが甘かったなと思っていますし、もっともっと良い舞台を選手に提供できたら良かったなと思いました。ただ1回目の大会が実現できたことは自分の中でもうれしく思っています」とも話している。
今後については「選手の育成という目標は変わらずあり、それが団体なのか他の形なのかはわかりませんが、何かできることがあれば育成の活動を続けたいです」「TOP BRIGHTSという名前が今後使えるかはわかりませんが、また体制を整えて新人育成になにか自分が役立てることがあれば、その時は皆さまにお伝えしたいと思います」と話している。
また、健太代表も同じタイミングでTOP BRIGHTSの公式Xに声明文をアップし「TOP BRIGHTSは諸般の事情により活動休止させていただくことになりました」と報告し「これまでに皆様から賜りましたご愛顧に心から感謝申し上げるとともに、ご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げる次第です」と謝罪している。