シュートボクシング 8.17 後楽園ホール:ONEでKO勝利し7連勝の笠原友希、海人との練習で「世界に通用する技を吸収できた」。元ルンピニー4階級王者と対戦
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2024年8月17日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.4』のペットモラコット・スーパーボンジム(タイ/スーパーボンジム)と対戦するSB日本スーパーフェザー級王者・笠原友希(シーザージム)。7連勝4連続KO勝ちと好調を維持する笠原は過去最強ともいえる元ルンピニースタジアム4階級王者に勝利し連勝記録更新なるか。(記事提供:シュートボクシング協会)
60.5kg契約 3分3R(無制限延長R)
笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級(60kg)王者・元フェザー級(57.5kg)王者)
ペットモラコット・スーパーボンジム(タイ/スーパーボンジム/元ルンピニースタジアム4階級王者)
友希は2月のSBでソン・ジェミンに左ハイキックで2R KO勝ちして以来のSB登場。4月のタイ・ルンピニースタジアムでのONE Friday Fightsに初参戦すると、ペットシーモック・PKセンチャイを相手に1Rから左フックでダウンを奪うと、パンチの連打で2ダウン目を奪ったところでKO勝ちとなった。現在7連勝中・4連続KO勝ち中だ。
今回はルンピニー4階級制覇の実績があり、ONEで活躍するスーパーボンのジムに所属するペットモラコットと対戦する。
FISTS OF FURY Yuki Kasahara debuts with a first-round KO!#ONEFridayFights59 | Live Now
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――前回『ONE Friday Fights』ではペットシーモック・PKセンチャイムエタイジムに見事なKO勝ちでした。
笠原 アウェーの地でいつもと違う環境での試合でしたけど、しっかりやることはやって、最後まで気を抜かずに挑み、1RKO勝ちという一番いい結果で終わらせられて良かったと思います。
――大きい会場で試合して、緊張とか特になかったですか。
笠原 緊張は多少なりともありましたけど、いつもとは違うアウェーの地で勝ってやろうという楽しみの方がすごく大きかったですね。
――初のオープンフィンガーグローブでの試合でした。
笠原 ディフェンス面とかいつものとは違う距離感の面で不安はありましたけど、試合になったらもう覚悟は決まっていたし、練習でやってきたことを試合に出すだけだったので、試合になれば全然大丈夫でした。
――普通のグローブとオープンフィンガーはどちらの方がやりやすいですか。
笠原 SBやONEではOFGでの試合が増えてきてますが、グローブはグローブの良さがありますし、僕はSBでずっとグローブでやってきたので、そこに誇りを持ってグローブでやっていきたいというのはあります。
――またONEにも定期的に参戦したいですか。
笠原 タイミング次第だと思うんですけど、もちろんオファーがあったら参戦したいですね。
――笠原選手のONEでの階級のフライ級だと内藤大樹選手、スーパーレック選手、武尊選手、ロッタン選手と強豪揃いで、面白いカードが組まれそうですね。
笠原 その選手たちはズバ抜けで強いですけど、僕はもちろん強い相手を求めているので、今後もそういう相手と戦って倒すということを一番に目指してずっと練習しているので、交わったら勝てるとも思います。
――現在7連勝4連続KO勝ちですけど、その好調の要因は何でしょう。
笠原 まず一つは7連勝中だったときに敗戦(2022年9月17日、常陸飛雄馬戦)があってから意識的に変えてきた部分もありますし、負けてはいけないところで気が抜けて負けているので、どの相手にも120%を出して挑む気持ちが必要だと気付いたり、対戦相手に対しての対策も絶対に手を抜かずに練習していることが今の連勝につながっているのかなと思います。
――勝った時よりも負けた時に得られる物は多いと言われますが、まさにそうだったんですね。
笠原 ずっと自分がやってきたことが負けたことで崩されて、また積み上げなきゃいけないという感覚になりましたし、もう二度と自分の地位を下げたような戦いや、負けることはできないと思いました。
――4連続KO中ということで、何か倒すコツを掴んだりもしてますか。
笠原 練習でやってきたことがハマって、たまたま倒せていると思っているのですが、試合の中で冷静に動いたり、倒しに行く欲を抑えたり、ボクシングジムに出稽古に行き対策練習を反復していることもKOに繋がっていると思います。
――今は過去最高に強いという自信もありますか?
笠原 そうですね、今が一番強いと思いますし、やれることも増えてきて、自分の感覚も最高にいい感じです。
――そういう時に今回、強敵が用意されたわけですね。ペットモラコット選手にはどういう印象がありますか。
笠原 まず、ルンピニースタジアムで4階級制覇という大抵の人では獲れない肩書きがあり、また別の団体のベルトまで獲っているということは、いろんなスタイルで戦って勝っている選手だと思うので、めちゃめちゃ強いと思います。映像を見たら、攻撃を当てるテクニック、当てさせないテクニックも巧いと思いました。
――笠原選手はタイ人選手と6戦して無敗ですが、得意意識はありますか。
笠原 得意意識は特にないんですけど、トレーナーのダムさんはタイ人ですし、小さい頃にムエタイの試合に出たり、ムエタイ選手の映像を見ることがすごく多かったので、なんかちょっと近いものを感じますし、ヨーロッパ系、韓国や中国の選手と対戦するよりはやりやすさはあります。
――対戦カード発表会見では、シーザー武志会長から「バックドロップが見たい」と言われていましたが、投げ技も狙いますか。
笠原 そうですね。僕の武器の1つでもあり、炸裂させれば盛り上がりますし、シーザー会長もそうやって言ってくださっているので、興行がある8月17日はシーザー会長の誕生日ということもあるので、誕生日プレゼントにバックドロップでの勝ちを差し上げてもいいのかなと思います。
――先日には、海人選手のTEAM F.O.Dに出稽古にも行かれてましたね。
笠原 3日間行って、スパーリングメインにやらせてもらい、無事に乗り切ったというか、キツ過ぎてもう1日目から帰りたかったのですが(苦笑)、ちゃんと3日間やり切ったし、逆に3日間も貴重な時間を僕のためにマンツーマンで相手してくれた海人選手には本当に感謝しかないです。この感謝の気持ちを持って、次のステージに進みたいと思います。
――海人選手から一番吸収できたことはありますか。
笠原 もう何千回、何万回もやらないと反復しないとできないような技とかを全部兼ね備えていて、世界に通用する技をスパーで実際にもらうことで、自分に吸収できたなと思います。
――今後、大一番の試合前には行く予定はありますか?
笠原 もちろんお願いできるのであれば行かせてもらいたいですし、いつも直感で動くタイプなので必要だなと思ったら、またぜひお願いしたいと思います。
――次の試合で勝ってその先に何か見据えてる目標はありますか。
笠原 今回の相手は、今まで戦ってきた選手よりも一段階上がった強い選手だと思うので、ここでしっかり勝ってSBで世界トーナメントを開いてもらいたいですし、RISEさんやKNOCK OUTさんで今後自分の階級のトーナメントがあれば、そこにもちろん出たいです。また、ONEでもっと強いやつをばんばん倒していくのも面白いかなと。とにかく強いやつを倒すことを目標にしていきます。
――では最後にファンにメッセージをお願いします。
笠原 今回僕はめっちゃ強い姿を見せるので、期待して会場に足を運んでください。応援よろしくお願いします。
対戦カード
メインイベント スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(無制限延長R)
海人(TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級(70kg)王者、KNOCK OUT-BLACK同級王者、RISEミドル級(70kg)王者、元SB日本スーパーライト級(65kg)王者)
ドラゴミール・ペトロフ[Dragomir Petrov](ブルガリア/元GLORYライト級6位、SENSHI -70kg王者)
60.5kg契約 3分3R(無制限延長R)
笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級(60kg)王者・元フェザー級(57.5kg)王者)
ペットモラコット・スーパーボンジム(タイ/スーパーボンジム/元ルンピニースタジアム4階級王者)
58kg契約 3分3R(無制限延長R)
魁斗(立志會館/SB日本フェザー級(57.5kg)2位、RISE同級1位、HOOST CUP日本同級王者)
平野凌我(MTS/RISEフェザー級4位、MA日本同級王者)
オープンフィンガーグローブマッチ スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(無制限延長R)
都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/SB日本スーパーウェルター級1位、元KROSS×OVER KICK -67.5kg王者)
ロクク・ダリ(コンゴ民主共和国/TRI.H Studio/元GRANDウェルター級(77.1kg)王者)
オープンフィンガーグローブマッチ スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(無制限延長R)
手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/SB日本スーパーフェザー級1位、香港Energy Fightスーパーフェザー級王者)
山浦俊一(新興ムエタイジム/元WBCムエタイ日本統一&NJKFスーパーフェザー級王者)
オープンフィンガーグローブマッチ フェザー級(57.5kg) 3分3R(無制限延長R)
内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本フェザー級4位)
リー・ナンギュー(韓国)
オープンフィンガーグローブマッチ 64.5kg契約 3分3R(無制限延長R)
樋沼朝光(RIKIGYM)
東 修平(AACC)
オープンフィンガーグローブマッチ スーパーライト級(65kg) 3分3R(無制限延長R)
伊藤 要(シーザージム新小岩)
奥田啓介(ANIMAL☆PLANET/BLUE DOG GYM)
オープンフィンガーグローブマッチ 61.5kg契約 3分3R(無制限延長R)
金子徹哉(BELLWOOD FIGHT TEAM)
関根 累(ROOTS)
66kg契約 3分3R(無制限延長R)
竜也(CRISS-CROSS/SB日本スーパーライト級(65kg)2位)
凱斗(Y’ZD GYM)
ライト級(62.5kg) 3分3R(無制限延長R)
長谷川平蔵(シーザージム)
野口貴大(シーザージム新小岩)
女子53.5kg契約 3分3R(無制限延長R)
小桐冬華(TEAM FOREST)
宇野あいり(立志會館)
概要
大会名 SHOOT BOXING 2024 act.4
日時 2024年8月17日(土)開場・17:00 開始・17:30
会場 後楽園ホール
中継 U-NEXT(2,189円/月)
チケット料金 VIP席20,000円 SRS席15,000円 RS席10,000円 S席7,000円 ※当日券は各500円UP
チケット販売 チケットぴあ イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ シュートボクシング協会 03-3843-1212 http://www.shootboxing.org/