ベラトール 6.22 ダブリン:RIZINから初参戦の太田忍、ベラトール初戦の相手はスペインの選手に変更「俺のやることは変わりません。テイクダウンしてボコボコにする」
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ベラトール 6月22日(土/現地時間)アイルランド・ダブリン大会に参戦する太田忍の対戦相手がフランチェスコ・ヌッツィ(イタリア)からロジャー・ブランク(スペイン)に変更となった。
大会の模様はU-NEXTにて生中継される。大会は日本時間23日午前1時スタートで、太田は第5試合のため、午前3時頃となる模様だ。
バンタム級 5分3R
太田 忍(THE BLACKBELT JAPAN/2016リオ五輪・レスリング・グレコローマン59kg級銀メダリスト)
ロジャー・ブランク[Roger Blanque」(スペイン)
太田は30歳でMMA戦績 9戦6勝(4KO)3敗。キャリアこれまで9試合ともRIZINで、10戦目にして初めて海外でのMMAの試合、初のユニファイド(統一)ルールの試合に臨む。昨年4月、倉本一真に27秒右フックでKO勝ちし、7月の超RIZIN.2では瀧澤謙太に1R TKO勝ち。10月の名古屋大会では井上直樹との試合が組まれたが、直前にONEの元ランカー・佐藤将光に相手が変わり、判定1-2で惜敗した。大晦日には元K-1の芦澤竜誠に1R KO勝ち。4月29日の有明大会では元フェザー級王者・牛久絢太郎を組み主体の展開で優位に進め判定勝ちし、朝倉海の君臨するバンタム級王座に着実に近づいている。今回はアイルランド人のブライアン・ムーア[Brian Moore]の欠場により、太田に試合の機会が巡って来た。日本勢が苦戦するベラトールで成果を出せば、RIZINでの太田の地位も高まるだろう。
当初、MMA 12戦10勝(4KO/2一本)1敗1無効試合のフランチェスコ・ヌッツィ(イタリア)との試合が発表されていたが、試合まで1週間を切った17日(現地時間)、ロジャー・ブランクへの変更が発表された。ブランクはMMA 10戦5勝(1KO/3一本)5敗。21~22年に、フロリダでのコンバッチグローバルで3連敗し、1年半のブランクを経て今年3月のスペインでの大会に出場し、同じスペインの選手に2R肩固めで一本勝ちしている。今回ベラトールは初参戦。ヌッツィがPFLで2戦1勝(1KO)1無効試合の選手だったため、実績ではブランクが劣る。
太田はダブリンに向かう前の収録した自身のYoutubeチャンネルの映像の中で、カード変更の報告と試合に向けての意気込みを語った。太田はヌッツィについて「逃げられました。そもそも決まるのが遅かったし、やるって承諾が来るのが遅かった」と不満を述べた。ブランクの印象について太田は「アグレッシブな選手。サウスポーからオーソドックスに変わりましたけど、俺のやることは変わりません。テイクダウンしてボコボコにする。いつどんな選手が来ても戦う準備をするのがファイターです」「極めたいね、今回」と力強く語った。今後の展望について太田は「しっかり勝ってRIZINに戻ってきて、理想は9月にやって、大晦日にタイトルマッチがやりたいです」と話している。