Krush 5.26 後楽園ホール:スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント準決勝 森田奈男樹×小田尋久、藤村大輔×璃久を実施。新王者はMAX勢・歴代王者との対戦や海外遠征プランも
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Krush.161(5月26日(日)後楽園ホール)で「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」が開幕する。昨年5月にジョーダン・ピケオーが返上した王座で、準決勝の組み合わせは森田奈男樹 vs. 小田尋久、藤村大輔 vs. 璃久となり、決勝は8月18日の後楽園ホール大会を予定している。(会見写真 (C)K-1)
Krushの宮田充プロデューサーは4月17日の記者会見で「3月のK-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメントの開幕戦を行った結果、和島大海選手、中島玲選手、ここにいる璃久選手が出場し、惜しくも一回戦で日本人3選手が敗れてしまいました。決勝トーナメントは7月7日に行われます。この中では小田選手が昨年12月にフランスで試合をしましたが、70kgは海外からの試合オファーが多い階級です。K-1 GROUPとして選手を育成し、Krushのトップはこの選手だと競り出していく必要があり、4月に入ってからこのトーナメントを企画したんですけど、4選手とも二つ返事で受けてくれました。これからの70kgを引っ張る選手が必ずや8月に決まると思います」と開催経緯を説明した。
さらにその先の展望についても宮田氏は語り「小田選手と璃久選手が8月にチャンピオンになって怪我が無ければ、K-1の10月5日の大阪大会で試合をしてもらうのも面白い流れかなと思います。森田選手と藤村選手がチャンピオンになれば、海外でやってもいいですし、12月14日のK-1の代々木大会もあります。7月7日のMAXの決勝トーナメントで熾烈な戦いが繰り広げられ、この選手がまた見たいという流れもできると思います」「元チャンピオンの城戸康裕選手やピケオー選手と渡り合っても面白いし、7月のMAXのトーナメントで敗れた選手がKrushのタイトルに挑戦しても面白い」等と話した。
第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
森田奈男樹(エイワスポーツジム/全日本フルコンタクト空手道連盟(JFKO)全日本選手権2017軽重量級(85kg)優勝)
小田尋久[じんく](TEAM3K)
森田は31歳。上田幹雄と同じ宮本道場出身で、JFKO全日本大会で優勝経験があり、21年6月のキック転向後の戦績は8戦6勝(4KO)2敗。22年12月のK-1ではジョムトーンにKO負け。昨年3月に山崎陽一に判定勝ちし、7月には璃久にKO負けしたが、12月にアリヤン・モハマディにKO勝ちし、勝ち負けを繰り返す状況だ。
小田は新極真会出身の空手家で22歳(試合時)。キック戦績7戦6勝(3KO)1敗。21年11月のDEEP☆KICKでキックデビューし、昨年2月からK-1 GROUPに参戦し、夜叉猿に判定勝ちし、山崎陽一を3R右飛び膝蹴りでKO。11月にフランスでGLORYライト級(70kg)3位のゲリック・ビレットとWAKO世界ミドル級(75kg)王座決定戦を行い、5R判定負けに終わったものの、接戦を繰り広げ評価を高めた。今年2月のKNOCK OUTに参戦すると、元Krushスーパー・ウェルター級王者の中島弘貴に延長(4R)判定勝ちした。
◆小田
4人の中で自分が一番若くて乗りに乗っていて、ここでしっかり優勝してベルトを巻きたいです。
(森田の印象)強いですけど戦っている選手はそこまで強くないと思います。僕はマッスルなんで、自分の筋肉とフィジカルで全然勝っていけると思っています。
(決勝について)どっちもやっていないので、どっちでもいいです。
(ベルトを取った後の展望)Krushの代表としてK-1に挑んで、K-1の代表として世界に挑んで、70kgの頂点に行くのが目標です。
◆森田
3年前にKrushに初参戦させてもらってからずっと狙っていたベルトで、トーナメントを待ち望んでいました。しっかり勝ってベルトを巻きたいです。押忍。
(小田の印象)戦い方が空手だなって感じで、空手だと自分のほうが実績と経験があるので、自分の良さを試合で出して勝ちたいです。
(決勝について)リベンジしたいという意味でも璃久選手です。藤村選手は自分がKOしているんですけど、上がって来たとしても油断せず勝ちたいです。
(ベルトを取った後の展望)このベルトを取ってから先のことを考えたいです。
第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーウェルター級王者)
璃久[りく](HIGHSPEED GYM)
藤村は26戦15勝(7KO)10敗1分の34歳で出場4選手で最もキャリアが長い。過去には敗れたが神保克哉、和島大海とも戦った。22年には森田奈男樹にKO負けし、夜叉猿には判定勝ち。昨年はBigbangにレギュラー参戦し、KONZISI BADBOYとジョージを下してBigbangスーパーウェルター級王座を獲得した。12月のBigbangでは高木覚清とのノンタイトル戦で2R負傷判定負けしている。
璃久は13戦9勝(5KO)3敗1分の25歳。シュートボクシングの元日本ランカーで、昨年7月のKrushでK-1 GROUPに初参戦し、森田奈男樹を右フックでKOし、12月のK-1大阪大会でアビラル・ヒマラヤン・チーターに判定勝ち。今年3月のK-1でのK-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメントに抜擢されたが、ブラジルのデング・シウバに圧倒され1R TKO負けしている。
◆璃久
この間は情けない結果で、ジョーカーになることができなくて、うまく行かなかったです。レフェリーが止めてくれたおかげでKrushのベルトにつながったんで、とりあえず一回戦勝って、僕がこのベルトを巻きます。
(藤村の印象)イケおじ、イケメンおじさんって感じです。勝ったら顔を交換してほしいなって。顔傷つけへんように倒します。
(決勝について)どっちも上がってほしくないですね。森田さんに勝って人生の奇跡1を使ったんで、上がってきてもらっても困るし、小田君も怖いじゃないですか。2人とも空手マンですやん。2人とも怖いです。どっちも怪我して上がってきてください。
(ベルトを取った後の展望)この間はまだやれるのに切られて負けてショックなんで、とりあえずこのベルトを取って、デング・シウバ選手とまたやりたいです。あれからブラジルの人を見たら傷がうずくんですよ。このベルトを持っていたピケオー選手ともやりたいです。K-1のトーナメントもピケオー選手(が欠場した)おかげで出れたんで、縁があるんかなって思っています。シウバ選手に優勝してもらって、ピケオー選手にも勝って、ハッピーエンドで終わりたいですね。
◆藤村
K-1 GROUPに参戦してから9年になって、ベルト絡みの試合は初めてです。遠回りしてきたんですけど、絶対に落とせないです。
(璃久の印象)アグレッシブで若々しいですね。イケおじと言われる年ごろになってしまったんですけど、KRESTには若い選手がたくさんいて揉まれているので、煽られている感じは無いです。
(決勝について)森田選手に一回負けてしまっているので、そのリベンジですね、返したいです。
(ベルトを取った後の展望)70kgでK-1で強い選手を見ましたし、日本でもそうそうたる選手がこのベルトを巻いてきたので、そういう選手に肩を並べられるチャンピオンになりたいです。
概要
大会名 Krush.161
日時 2024年5月26日(日) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 A席 7,000円 ※当日券500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.CLUB グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/