ONE 5.4 ルンピニー:秋元皓貴、1年半ぶり試合はONE初登場の元K-1ライト級王者・ウェイ・ルイと
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ONE Fight Night 22(5月4日(土)タイ・バンコク・ルンピニースタジアム)で、ONEキックボクシング・バンタム級1位の秋元皓貴が、元K-1ライト級王者のウェイ・ルイ(中国)と対戦することになった。既報通り今大会には澤田千優も出場する。大会の模様はU-NEXTで午前9時より生中継される。
キックボクシング バンタム級(65.8kg) 3分3R
秋元皓貴(イヴォルブMMA/1位、元王者)
ウェイ・ルイ(中国/元K-1ライト級(62.5kg)王者)
秋元は愛知県出身の31歳。07年にキックデビューし、19戦全勝の快進撃を続けていたが、14年に原点であるフルコンタクト空手に戻り、17年にJFKO全日本大会で優勝。18年にONE直轄のシンガポールのジム・イヴォルブに移籍し、19年からONEでキックに復帰。2戦目でジョセフ・ラシリに判定負けしたが、それ以外の5試合は勝利し5連勝した。21年12月には中国の強豪・チュー・ジェンリャンを圧倒し、22年3月のONE Xではカピタン・ペッティンディーアカデミーの王座に挑戦。右ローを効かせ、ミドル、ハイ、パンチで追い詰め5R判定勝ちし、ONEのち技部門では初の日本人王者となった。だが同年11月の初防衛戦で、ペッタノンの左のミドル、膝をもらい続けて判定負けし、王座から陥落した。なお、ペッタノンは試合後、禁止薬物の陽性反応により王座が剥奪されている。その後、ジョナサン・ハガティーが王者となり、今年1月の日本大会での秋元の王座挑戦も計画されたが、ハガティーの怪我により実現しなかった。ONE MMAのランカーのジョン・リネカーとの特別ルールの試合も計画されたが、秋元は断っていたため、1年半ぶりの試合となる。所属先のイヴォルブMMAのシンガポールのジムが閉鎖したため日本に戻り、POWER OF DREAMを拠点にして練習している。
ウェイ・ルイは34歳。15年に中国のWLF(武林風)で王者となり、17年2月にK-1に初参戦し、初代ライト級王座決定トーナメントで佐々木大蔵、クリスチャン・スペトゥク、平本蓮に勝利して王者となる(上写真)。同年6月の初防衛戦ではゴンナパー・ウィラサクレックに判定勝ちしたが、18年3月の2度目の防衛戦の計量でオーバーし、王座をはく奪され、卜部功也にKO負けした。その後はWLF、Glory of Heroesといった中国の大会に上がり続け20連勝中で、最近では昨年4月に東本央貴に判定勝ちしている。その後は試合をしておらず、今年3月、ONEとの契約が発表され、ONEに初参戦する。構えはサウスポー。
◆秋元のコメント
自分がONEで中国人を過去に倒してきて、 “中国人キラー”って言われているような選手になっているのは嬉しいです。警戒されたりとかしているっていうのは実力が認められているということかと思います。ただやることは変わらないので、仕事をやり切るのみです。
相手は蹴りもパンチも上手い選手なので、離れた距離での試合になるのかなと予想しています。そこでの攻防っていうのは見ていて面白いのかなと。ウェイ・ルイも僕も蹴りが得意なので、そこは見どころの一つかと思います。
本当に自分も(試合を)たくさん待ちましたし、ファンの方もすごく自分の試合を待ってくれていたと思います。今まで試合がなかった期間しっかりトレーニングをして成長しているし、その姿をお見せできると思いますので、当日しっかり楽しんでもらえたらと思います!