シュートボクシング 4.13 後楽園ホール:OFGマッチ出場選手談話。山浦俊一「NJKFは日本一だと見せる」、坂本優起「毎回何か賭けるキャラになっちゃってますね(笑)」、ロクク・ダリ「海人選手と次やれば絶対勝てます」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
神楽坂 江戸川橋 クラミツムエタイジム
立ち技最強、ムエタイを究める!16周年、選手コース開設。ジュニア、女子クラスも。今ならスタート月会費0円!
SHOOT BOXING 2024 act.2(4月13日(土)後楽園ホール)に出場する、山浦俊一、坂本優起、ロクク・ダリのインタビューがシュートボクシング協会から届いた。
オープンフィンガーグローブマッチ 61kg契約 3分3R(無制限延長R)
内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本フェザー級(57.5kg)4位、元DEEP☆KICK -55kg王者)
山浦俊一(新興ムエタイジム/元WBCムエタイ日本統一&NJKFスーパーフェザー級王者)
オープンフィンガーグローブマッチ ヘビー級 3分3R(無制限延長R)
坂本優起(シーザージム/SB日本ヘビー級3位、元SB日本スーパーウェルター級(70kg)王者)
荒東“怪獣キラー”英貴(パンクラス大阪稲垣組/GRACHAN無差別級王者)※パラエストラ大阪から所属変更
オープンフィンガーグローブマッチ スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(無制限延長R)
風間大輝(橋本道場/SB日本スーパーウェルター級2位)
ロクク・ダリ(コンゴ民主共和国/TRI.H Studio/元GRANDウェルター級(77.1kg)王者)
山浦俊一「圧倒的な差を見せ付けてNJKFは日本一の団体というのも見せたい」】
『SHOOT BOXING 2024 act.2』でSB日本フェザー級4位・内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM)とオープンフィンガーグローブマッチで対戦する元NJKFスーパーフェザー級王者・山浦俊一(新興ムエタイジム)。SBとの対抗戦第一弾に出陣する特攻隊長はSBのリングでどう暴れるか。
――SB初参戦ということで、これまでの格闘技のキャリアから教えてください。
山浦 11歳の時に谷山ジムでキックボクシングを始め、当時はすでに城戸康裕さん、駿太さん、谷山俊樹さんはプロで活躍されていました。その後、谷山ジムを辞めてお父さん、弟の翔と一緒に練習してフリーという形で試合に出ていました。アマチュア大会の『WINDY SUPER FIGHT』に出たところ、B-FAMILY NEOの大田原光俊代表に声を掛けていただき中学3年からお世話になり、ジムに住み込みで練習していました。
――アマチュアでは何戦ぐらいしてますか?
山浦 50戦ぐらいしてますね。そして、中学3年生の11月にB-FAMILY NEO主催大会でプロデビューしました。中学を卒業して高校に進学せず仕事もしないで1年ぐらいは親の支援を受けながらジムにいたのですが、仕事をしないといけないなと思い地元の海老名に戻りました。東京に通うのは難しく練習場所がなかったので格闘技を辞めざるを得ない状況になり引退しました。
――2017年に5年ぶりに復帰を決意したのはどういう理由からですか?
山浦 辞めている間も格闘技の情報を見ていた時に、『WINDY SUPER FIGHT』の同じリングに上がっていた同世代の那須川天心や武居由樹、平本蓮が活躍して有名になっている姿を見て、ずっと悔しい気持ちがありました。その辞めている期間に、僕は結婚して子供ができた時に『子供の前でカッコいい姿を見せたい』と思って復帰を決意し、近所の新興ムエタイジムで面倒を見てもらうことになりNJKFのリングで復帰しました。
――今回SB初参戦となりましたが、SBにはどういうイメージがありましたか。
山浦 海人選手、笠原兄弟と強い選手が多い印象があります。まさか自分がSBのリングに上がるとは思いませんでしたね。最初に武田幸三会長から「SBとの対抗戦やるか!?」と言われたので「一発目でいきます」と即答しました。自分がやってきたルールとは違いますけど、いつもやっていることに投げ技や立ち関節が加わるぐらいで、K-1のような組み技やキャッチが禁止ではないので特に問題はないです。
――SBルール対策用にどういう練習をしていますか。
山浦 投げ技を練習してそこにこだわった戦いをしてもダメだと思いますし、タイ人がSBのリングでムエタイスタイルを貫くように自分も自分のスタイルで戦いたいと思います。ちなみに昨年11月のSB後楽園大会に出たうちのジムのテーパプットからは山田虎矢太選手に投げ技でシュートポイントを取られているので「投げ技に気を付けて」と言われているので、そこは注意したいと思います。
――対戦相手は手塚翔太選手から内藤凌太選手に変更したことに関してはどういう心境でしょう。
山浦 それは残念でしたが、試合が中止になるよるよりかはましかなと。せっかくいただいたチャンスなので、相手が変わってもインパクトの残る勝ち方をすれば、いずれ手塚選手と試合ができると思っています。会見では手塚選手から「フルボッコにします」と挑発されましたが、全然負ける気はしなかったので好きに言っとていて、という感じでしたね(笑)。でもあれだけ挑発されたので、手塚選手が怪我が治ったらNJKFのリングに上がってもらってもいいですし、ぜひ決着付けましょう。
――内藤選手に対してはどういう印象がありますか。
山浦 内藤選手のことは名前しか知らず、映像を軽く見たところ、怖い選手ではないなと。僕は相手の研究が苦手なので、基本的に相手の映像は1、2回しか見なく、どっち構えか、パンチ主体なのか蹴り主体の選手かを知るぐらいです。下手に研究して試合でそれが上手くいかないと、試合中にどうしようと焦ってしまうので、そうなるぐらいだったら自分のスタイルで戦えればいいやと思っています。
――どういう試合をしたいですか?
山浦 僕はOFGでの試合が初めて、OFGでの試合となるとONEにも出たい気持ちがあり、SBでの経験は大事なものになるのでいつも以上にガツガツ攻めて感触を確かめたいと思います。ここ最近はパンチを強化しているので次の試合でどう出せるか、自分でも凄く楽しみです。
――団体の看板を背負って出ますか?
山浦 そうですね。NJKFはレベルの高い選手が多いと思うので、この試合で圧倒的な差を見せ付けてNJKFは日本一の団体というのも見せたいと思います。SBファンは僕の試合を見るのが初めてだと思いますが、物凄い試合になるので僕の名前を憶えてください。
坂本優起「僕がリングネームとSBの看板を守る」
『SHOOT BOXING 2024 act.2』でGRACHAN無差別級王者・荒東”怪獣キラー”英貴(パンクラス大阪稲垣組)と対戦するSB日本ヘビー級3位・坂本優起(シーザージム)。昨年11月の関根“シュレック”秀樹戦との敗者髪切りマッチで敗れ、落ち武者カットにされた坂本は今回リングネームを懸けた一戦に臨むことになりそうだという。坂本は10戦無敗のMMAファイターを相手に名誉挽回の勝利を手にすることができるか。
――試合に向けて今はどういったところを強化してますか。
坂本 体力を強化しています。やはりデカいやつとやっていくには、まず体力がないと厳しい戦いになりますから。スーパーウェルター級でやっていた時の練習内容は変わりましたよね。ヘビー級の戦いでは一発一発をしっかり叩けるようにドラムミットの本数を増やしました。
――今回も体重差のある相手になりました。
坂本 20kg以上の差があると、やっぱり1発ももらえないですよね。前回の関根“シュレック”秀樹戦も体重差があって、1発で効されてダウンしてしまいましたから。
――さらにグローブよりも薄いオープンフィンガーグローブをはめることで危険度は増しますか?
坂本 いや、自分的には普通のグローブの方が効きやすい気がしますね。オープンフィンガーだと痛みがあるという選手もいますが、僕はそんなに変わらないです。どっちのグローブも変わらないですよ。
――掴みやすいことで有利になったりは?
坂本 相手はデカくてヘビー級なので掴めないので有利にはならないですね。普通のグローブの方が当てやすいとは思うんですけど、的が小さくなるので気をつけて当てなきゃいけないとは思います。
――昨年11月の関根戦に関してですが、ご自身的に敗因はどう考えてますか?
坂本 関根選手に押されて後ろに下がるだけの展開になってしまったのが敗因ですよね。そうならないように、攻撃を出される前に出すときにこっちが打撃を出すことを考えています。
――その敗者髪切りマッチで敗れ、関根選手でリング上で髪を切られてしまいましたけど、心境的にはどういう感じでしたか。
坂本 心境ですか……早く伸びてくれればいいなって(苦笑)。いつか関根選手にリベンジしたいとは思います。
――そして今回はお互いのリングネームを懸けた一戦となりました。
坂本 僕的には試合をしっかりすることが大事なんですが、毎回何か賭けるキャラクターみたいになっちゃってますね(笑)。前回はシュレック選手に髪の毛をいかれちゃってるので今回はきっちり“怪獣キラー”の名前いただきますよ。そして、僕がリングネームとSBの看板を守ります。
――対戦相手の荒東選手にはどういった印象がありますか?
坂本 なんかユニークな方ですよね。試合映像は少しだけしか見てないです。構えが立ち技向きの構えで、手数自体は少ない選手だったので、しっかり当てていけば自分のペースでやれるかなと思いました。手数では負けない自信があるので、問題ないです。
――前回に続いてMMAファイターとの試合になりましたが、MMAファイターには苦手意識、得意意識のどちらがありますか?
坂本 どちらかというと苦手ですね。キックボクサーとは違って結構タックルしてきてこっちのテンポを乱されるので苦手ですね。あと、キックボクサーとは違ってパワーもありますよね。そもそも体重差が違うからパワーが違うのは当然なんですけど。組まれたら、やっぱりMMAの選手は離してくれないこともやり辛いです。
――そういう展開を回避するためにウェイトトレーニングもやられたりしますか?
坂本 やはりパワーが重要なので、以前よりも強化しています。やっぱり体重が増えるとパワーも増していて、スーパーウェルター級の時よりもウェイトトレーニングの数値は上がっています。
――今回勝って次に考えていることはありますか。
坂本 シュートボクシング協会から言われた相手と試合するだけですよ。
――現在3連敗と勝ち星から遠ざかってますけど、今回は背水の陣の覚悟でしょうか。
坂本 いや、昔から連敗はしているのでそこは特に気にしてないですね。連敗してても前向きにやっているので次も期待しててください。
ロクク・ダリ「強い選手とやらないと意味ない。海人選手にも絶対勝てる」
『SHOOT BOXING 2024 act.2』でSB日本スーパーウェルター級2位・風間大輝(橋本道場)とオープンフィンガーグローブマッチで対戦するロクク・ダリ。母国コンゴで柔道を学び、ナショナルチームに選ばれるほどの実力を持つダリは、MMA転向後、主戦場のGRACHANでタイトルを獲得するなどの活躍ぶりを見せている。初参戦となるSBでダリ旋風を起こすか。
――ダリ選手が日本に来てどのくらいになりますか?
ダリ 2010年に来て14年も経ちました。最初は柔道のワールドカップの試合に出るために日本に来て、翌年から日本でMMAを格闘技を始めました。
――柔道は何歳から始めたんですか?
ダリ お父さん、お兄さんとか家族みんな柔道をやってて、私も4歳から柔道を始めました。ちなみに私は13人兄弟の8番目です。柔道ではコンゴの柔道ナショナルチームに選ばれ、アフリカカップで金メダル、U-18のオリンピックではチームで金メダルを獲ったりしました。
――母国のコンゴ民主共和国は柔道が人気なんですか。
ダリ 一番人気のあるスポーツはサッカー、次は柔道です。
――今回、SB参戦が決まりました。
ダリ お友達の(“ブラックパンサー”)ベイノア選手もSBの試合に出たりと、私も以前からSBのリングに出たいと思ってました。今回、SBのリングに上がることが決まってすごく嬉しいです。
――打撃はどこで練習してるんですか?
ダリ 所属しているTRI.H StudioやAACCでも練習しています。
――打撃だけの試合は自信ありますか?
ダリ 今まで打撃の試合もやってきました。ラウェイやRIZINで海人選手や木村“フィリップ”ミノル選手とやっているので問題ないです。今回も練習で調子が良いので、絶対負けない自信があるので面白い試合ができると思います。
――SBルールでは投げ技もできますが、柔道技を見せますか?
ダリ みんな、私には柔道のイメージが強いようですが、キックボクシングのスタイルをしっかりやります。
――対戦する風間選手に対してどういう印象がありますか。
ダリ 試合映像を見ましたが、弱い選手じゃないと思いましたが、自分が勝つようにめちゃめちゃ練習してるんで、ボコボコにすることしか考えてないです。
――今年の目標はありますか。
ダリ RIZINで海人選手とやった時はギリギリの判定で私が負けました。もし、いつか海人選手とやれるのであればリベンジしたいです。次やれば絶対勝てます。自信は100%あります。海人選手がめっちゃ強い選手で、私は格闘家である以上、強い選手とやらないと意味ないと思うので倒さないといけない相手です。あと、去年はあまり試合ができなかったので、今年はもっと面白い試合をみんなに見せたいので、練習を頑張ります。
――いつもダリの試合には賑やかなお友達がたくさん来てますけど、今回も応援が多いですか?
ダリ 今回も応援が多いです。コンゴのお友達や私のファンとかたくさん来てくれるので、みんなのために負けないし、面白い試合を見せたいと思います。
――試合を楽しみにしてます。
ダリ Here we go! OK! ありがとう!
対戦カード
メインイベント シュートボクシング世界スーパーウェルター級(70kg)タイトルマッチ 肘有り 3分5R(無制限延長R)
海人(TEAM F.O.D/王者、KNOCK OUT-BLACK同級王者、RISEミドル級(70kg)王者、GLORYライト級(70kg)4位、元SB日本スーパーライト級(65kg)王者)※初防衛戦
ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー[Petchmorakot Petchyindee Academy](タイ/挑戦者、元ONEムエタイ・フェザー級(70.3kg)王者、元ルンピニー認定スーパーフェザー級&ミニフライ級王者)
57.6kg契約 3分3R(無制限延長R)
山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級(57.5kg)王者)
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/元大和ムエタイ・フェザー級王者)
女子アトム級(46kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(無制限延長R)
MISAKI(TEAM FOREST/SB日本女子アトム級(46kg)王者、元J-GIRLSミニフライ級王者)
ホンカンラヤー・ゴーパーサージム(タイ/チョンムロンムエタイ女子50kg級王者)
オープンフィンガーグローブマッチ 61kg契約 3分3R(無制限延長R)
内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本フェザー級(57.5kg)4位、元DEEP☆KICK -55kg王者)
山浦俊一(新興ムエタイジム/元WBCムエタイ日本統一&NJKFスーパーフェザー級王者)
オープンフィンガーグローブマッチ ヘビー級 3分3R(無制限延長R)
坂本優起(シーザージム/SB日本ヘビー級3位、元SB日本スーパーウェルター級(70kg)王者)
荒東“怪獣キラー”英貴(パンクラス大阪稲垣組/GRACHAN無差別級王者)※パラエストラ大阪から所属変更
オープンフィンガーグローブマッチ スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(無制限延長R)
風間大輝(橋本道場/SB日本スーパーウェルター級2位)
ロクク・ダリ(コンゴ民主共和国/TRI.H Studio/元GRANDウェルター級(77.1kg)王者)
55kg契約 3分3R(無制限延長R)
笠原直希(シーザージム)
濱田 海(TIA辻道場)
概要
大会名 SHOOT BOXING 2024 act.2
日時 2024年4月13日(土)開場・17:00 開始・17:30
会場 後楽園ホール
中継 U-NEXT(2,189円/月)
チケット料金 VIP席20,000円 SRS席15,000円 RS席10,000円 S席7,000円 ※当日券は各500円UP
チケット販売 チケットぴあ イープラス SB公式ネットショップ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ シュートボクシング協会 03-3843-1212 http://www.shootboxing.org/