ONE Championship、Amazonプライム・ビデオで米国とカナダに夏から年12大会を生配信
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ONE Championshipは4月28日、アマゾンの有料会員向けの映像配信サービス「プライム・ビデオ」を通じて、米国とカナダに年間12大会を生配信すると発表した。ONEは複数年契約と発表し、ブルームバーグの英語版は5年契約と報じている。日本では引き続きABEMAで独占生配信される。
シンガポールが拠点のONEは、日本ではABEMAといったように、アジアを中心に世界各国の配信プラットフォームで大会を配信していた。北米市場への本格進出を目指し、近年は元UFCファイターのデメトリアス・ジョンソン、エディ・アルバレス、ジョン・リネカーらを獲得。昨年4月にはONE on TNTシリーズと題し、大手ケーブルテレビ局のTNTを通じて米国のゴールデンタイムに4週連続で大会を配信していた。
日本でも4月9日、プロボクシングWBA&IBF世界ミドル級王座統一戦・ゲンナジー・ゴロフキン vs. 村田諒太が地上波テレビ局ではなくアマゾンプライムで独占配信され話題を呼んだ。米国のプライムも野球・アメリカンフットボール等のスポーツの配信を拡充しており、MMA・キックボクシングでは初の配信となる。
上記のブルームバーグの記事によると、ONEの北米のプライムでの生中継第1弾は夏を予定。さらに北米の選手を増やし、来年の米国大会開催を目指す。記事中でチャトリ・シットヨートン・ONE会長兼CEOは「ESPNとUFCの組み合わせは強力だが、アマゾンとUFCの組み合わせも同じぐらい強力だ」と話し、UFCへの対抗心を覗かせている。
◆チャトリ・シットヨートン・ONE会長兼CEOのコメント(ONE公式発表)
「ONEチャンピオンシップは、米国とカナダのファンに、ライブイベントをより親しんでもらえるよう、優れたスポーツのコンテンツを提供する世界最大級のプラットフォームであるプライム・ビデオと協力できることを大変嬉しく思っています。世界最大の格闘技団体として、プライム・ビデオとの協力関係により、他の団体では得られない本物の差別化されたコンテンツを望んでいる北米の視聴者により広くアプローチできると確信しております。ここONEチャンピオンシップのケージ『サークル』とプライム・ビデオで、地上で最も偉大な格闘家を披露するのを楽しみにしています」
◆マリー・ドノヒュー(Marie Donoghue)アマゾン・グローバル・スポーツビデオ(Global Sports Video at Amazon)副社長のコメント(ONE公式発表)
「私たちが提供する主要ライブ・スポーツのラインナップに、ONEチャンピオンシップのイベントの独占配信を加えることができ光栄です。あらゆる格闘技を提供するのみならず、ONEチャンピオンシップは女子選手の立場を向上させるという私たちと共通の目標を掲げており、現在100人以上の女子ファイターと契約し、5人の女子世界チャンピオンを有しています」
お知らせ
プライム・ビデオがONEのアメリカとカナダの放送パートナーとなりました!詳細は後日発表いたします。@PrimeVideo #WeAreONE #ONEChampionship #格闘技 pic.twitter.com/wRo5lNcF2n— ONECHAMPJP (@ONECHAMPJP) April 28, 2022