Krush 10.31 後楽園ホール:ライト級王者 大岩龍矢「返上して逃げることもできたと思うけど、逃げたくなかった」×挑戦者 児玉兼慎「チャンピオンが嫌だったらすぐ返上しろ、バカ」
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Krush.193(10月31日(土)後楽園ホール)でKrushライト級王者の大岩龍矢に児玉兼慎が挑戦する。大岩は4月のK-1で永澤サムエル聖光に判定負けした後、Krush王座返上も考えたが、長らく挑戦を要求してきた児玉のことも考慮し「返上して逃げることもできたと思うけど、逃げたくなかった」と心情を述べた。5月にはRIZINでジョリーとも戦い、BreakingDown勢との舌戦でも話題を呼んだ児玉は「チャンピオンが嫌なんだったらすぐ返上しろ、バカが」と毒づきつつも、18歳で愛媛から上京して7年、やっとリーチのかかったKrush王座への真摯な思いを述べた。(会見写真提供:(C)K-1 GROUP)
Krushライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
大岩龍矢(team VASILEUS/王者、元Bigbangライト級王者)※2度目の防衛戦
児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/挑戦者)
大岩は34歳。24年7月のKrushで伊藤健人に判定勝ちし、Krushライト級王者となる。11月の地元名古屋大会ではトーマス・アギーレと63kg契約で対戦し判定負け。昨年7月のK-1で西本竜也に3R KO勝ち。盟友・武尊氏率いるVASILEUSに移籍し、昨年11月、篠原悠人に判定勝ちしKrushライト級王座を初防衛。今年5月のK-1では永澤サムエル聖光に判定負け。永澤は9月12日のK-1で里見柚己のK-1王座に挑戦する。
児玉は25歳。20年にKrushでデビューし、24年には元Krushライト級王者の瓦田脩二と伊藤健人に勝利。昨年2月のKrushライト級GP一回戦では天野颯大に延長判定負けしたが死闘を繰り広げ印象を残した。4月、上野空大に3R TKO勝ち。9月、大谷翔司に判定勝ちし、王座挑戦に一歩進んだが、試合前に左目の網膜剥離と白内障を発症しており、手術を受ける。今年5月のRIZINではMMAに挑戦し、ジョリーの腕十字の対処ができず、71秒で一本負けしたが、昨年、上野と大谷に勝った実績が評価され、王座挑戦権を獲得した。
8月25日の会見の冒頭、児玉は「この試合は本当にこれで決まりでいいんですよね? 散々逃げてましたけど大丈夫ですか、大岩?」と投げかけた。このタイトルマッチは当初、9月26日のKrush.191での実施に向けて調整が進められていたが、大岩側のコンディション調整を理由に10月31日のKrush.193へと変更されたという。9月に照準を合わせて準備を進めていた児玉は、「俺は9月で決定って聞いて準備して、お前の都合でこっちは合わせなきゃいけないの? 俺からしたら逃げたとしか思えない」「(故郷の愛媛県新居浜市の)俺の応援団にも連絡して航空券まで取ってもらったのに」と、自身の予定変更に対する不満を口にした。
これに対し、大岩は「全然逃げる気はない」「コンディションの問題。ボロボロの体で試合をしても意味がない」と説明。同席した宮田充プロデューサーからも「正式前の調整段階でやりとりはあったが、両者にベストコンディションで戦ってもらうための判断だった」と補足が入った。
また、大岩からは5月のK-1で永澤サムエル聖光に判定負けを喫して以降の心情が明かされた。「ベルト返上しようかなとも正直考えた。ベルトがない方が気持ち的にも楽だし」と一度は王座返上を頭をよぎらせたという。また、児玉について「正直、実力的にはやる相手じゃない」「元々は別にやる気ない」と語りつつも、「返上して逃げることもできたと思うけど、逃げたくなかった」「たくさんのラブコールもいただいたし、そこはしっかりと(受けて立つ)」「チャンピオンとは何かを考えた時に逃げ出さないことがテーマだった」「今は気持ちが定まったからこの場にいる」と、王座防衛へ向けて気持ちを整理した経緯を述べ、「俺も最高のパフォーマンスで試合して児玉選手とぶつかりたい」「本当に練習できない状態で試合しても何もいいものを見せられない」と、1カ月先延ばしにした理由についても釈明した。
挑戦者の児玉は「チャンピオンが嫌なんだったらすぐ返上しろ、バカが。どんだけ待ったと思ってんだ、バカ」と毒づくが、その根底にはベルトへの強い思い入れがある。このタイトルマッチには「日晴グループ株式会社 日晴建設PRESENTS」と冠協賛がついており、同社は児玉の故郷の新居浜市にある。児玉は「僕は5歳から空手を始めて15歳でキックボクシングにハマって、18歳で上京してシルバーウルフに入ってもう7年目になるんですよね。俺は自分にも弱いしやめようと思ったことは何回もあるけど、応援してくれる人とかやっぱこのベルトが欲しいから俺はずっと続けてこれました。ベルトを取らないと皆さん期待してもらっているMMAだったりとか次に進めないと思うんで。このベルトを取らないと僕は多分終わりだと思ってます。それくらいの覚悟で取りに行きます」と語り、この一戦にかける思いを述べた。
試合日程の延期を巡る行き違いを経てベルトへの熱い思いを述べる挑戦者と、敗戦後の葛藤を経てリングに立つ王者。それぞれの思いが交錯する中、10月31日の後楽園ホールで対戦を迎える。
対戦カード
Krushライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
大岩龍矢(team VASILEUS/王者、元Bigbangライト級王者)※2度目の防衛戦
児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/挑戦者)
第10代Krushバンタム級(53kg)王座決定トーナメント決勝戦 3分3R(延長1R)
大平 龍(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
長野 翔[かける](K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
概要
大会名 Krush.193
日時 2026年10月31日(土)開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:15 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生放送)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 A席 7,000円 ※当日券500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.SHOP イープラス ローソンチケット グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/



