Krush 1.25 後楽園ホール(レポ):関口功誠、3R KO勝ちでプロ9連勝しフェザー級王者・石田龍大戦を熱望。谷川聖哉、80kg契約で3R KO勝ち。大平龍&東虎之介がKO勝ちでバンタム級王座決定T初戦突破

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Krush.184
2026年1月25日(日)東京・後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳
関口功誠、3R KO勝ちでプロ9連勝しフェザー級王者・石田龍大戦を熱望
第9試合 メインイベント 58.5kg契約 3分3R(延長1R)
○関口功誠(ALONZA ABLAZE)
×森本直哉(琉飛会)
3R 1’16” KO (右フック)
関口は8戦8勝(4KO)無敗の22歳。昨年4月には元Krushフェザー級王者の新美貴士に判定勝ち。9月には大脇武に判定勝ち。Krushフェザー級王者・石田龍大への挑戦者の最有力候補だ。
森本は沖縄在住の34歳。キック戦績33戦13勝(5KO)19敗1無効試合でKrushに初参戦し、いきなりホープの関口とのメインイベントの相手に選ばれた。ブラジリアン柔術紫帯で、KROSS×OVERにはキックルールだけでなくMMAルールでも参戦している。
試合は大方の予想通り関口の圧勝に。1R、顔面のガードを固める森本に対し、関口は左ミドル、左右のボディを度々当て、前に詰めて右アッパー、フックもガードの隙間から当て、手数で大差をつける。森本はひるまないが防戦一方だ。記者採点は関口。
2R、関口は森本と同じようにガードを固めて距離を詰め、接近戦でボディと顔面にパンチを連打し、右ローも絡める。中盤からは元通り関口は離れつつ、左ボディ、左右のミドル等を当て続け、主導権を維持する。記者採点は関口。
3R、関口は開始すぐからパンチラッシュを仕掛け、右フックでダウンを奪う。関口は蹴りを絡めつつパンチを当て続けて、最後は右フックの連打で森本をフラつかせたところで、箱崎レフェリーがストップした。
マイクを持った関口は「石田選手、2月、決まっていると思いますけど、勝ったら自分とやってもらいたいので、2月、絶対勝ってください」とアピールした。石田は2月28日の後楽園大会でのク・テウォンとの58kg契約のノンタイトル戦が、2日前の23日に発表されていた。
通常の流れなら、1月か2月のKrushで石田と関口のタイトルマッチが組まれていてもおかしくはなかったが、K-1フェザー級王座を巡る複雑な事情が石田と関口の起用に影響を及ぼしたようだ。K-1フェザー級王者の寺田匠は昨年12月のXのポストで返上の意向を示しつつ、次戦を巡ってK-1側との話し合いがこじれていることを明かしていた。寺田の投稿によると寺田は今年2月下旬の契約更新時期を控えている。
今大会後、宮田充プロデューサーは「K-1のフェザー級王者が空位になれば、石田対関口でK-1フェザー級王座決定戦がいいと思っています」と、Krush王座ではなくK-1王座を懸けた試合のプランを明かし「石田も(7月から)試合をしていなくて、待たせるわけにもいかないので、今回(2月28日)は韓国の選手を招へいしました。石田の試合の頃には次の流れが決められるかなと思います」とも語っている。
谷川聖哉、80kg契約で3R KO勝ち
第8試合 セミファイナル 80kg契約 3分3R(延長1R)
○谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushクルーザー級(90kg)王者)
×ジュリオ・セザール・モリ[Julio Cesar Mori](ブラジル/ブラジリアンタイ/チーム・モリ/FIGHT DRAGON -80kg王者、S-BATLLEヘビー級王者)
3R 1’27” KO (3ダウン:左ジャブ)
谷川はKrushクルーザー級王座を返上し80kgまで絞っての試合。モリは22年11月にブハリ亜輝留に判定負けして以来約3年ぶりにK-1 GROUPに参戦した。
試合は谷川のワンサイドゲームに。1R、谷川が序盤から右ロー、左右のミドルを的確に当て続けて主導権を握る。42歳のベテランのモリは谷川の動きに反応が追いつかない様子だ。記者採点は谷川。
2Rも谷川が左右のミドル、右ロー、左ハイ等を当て続け、モリを圧倒する。
3R、開始すぐから谷川が蹴りを連打した後、右ストレートでダウンを奪う。さらに谷川は右ストレートでダウンを奪う。モリはファイティングポーズを取った後、フラついたが、西村レフェリーは続行する。最後、谷川が左ジャブを連打し、モリがフラついたところでようやくレフェリーがストップした。
マイクを持った谷川は「去年ベルトを取ったものの、みんなの信頼を失いました」と前回のクルーザー級タイトルマッチを反省しつつも「重量級で活躍できる日本人は僕しかいないと思います。K-1を盛り上げたいです」とアピールした。
大会後のインタビューで谷川は「動きやすいですね」「75㎏で一回失敗して、ここがベストだと思いました」「顔がすっきりして、貴乃花に似てると言われなくなって、イケメンと言われるようになりました」と笑顔で語り「4月、5月、K-1で組んでください」とコメントした。
宮田プロデューサーは「谷川選手以外に80kgの選手がまだいないので、80kg王座の新設はまだ100%ないです。谷川選手が80kgが適正なら、次も80kgで組もうと思いますし、海外にもコネクションがあるので、元Krushクルーザー級王者の谷川の起用はできないかというアプローチもできます。チャンピオンを決めてもその後の展開が描けないなら選手もかわいそうになってしまいます」とコメントし、現時点での80kg王座創設には消極的な姿勢を示したが、今後ライバル選手が参入すれば王座を作る可能性を示唆している。
試合中止の橋本楓汰、計量失格の鬼山桃太朗に「プロをナメないでください」
第7試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
×鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Bigbangスーパーバンタム級王者)
○橋本楓汰(POWER OF DREAM)
不戦勝 (鬼山が脱水症状でドクターストップ。橋本が計量クリア)
鬼山は昨年5月、齊藤龍之介を2R KOしたが、計量でスーパー・バンタム級リミットを1.5kgオーバーし、今回も計量をクリアできなかった。
橋本は20歳。3月に山浦力也をKOし、10月にも内田竜斗からパンチと膝の連打でダウンを奪い判定勝ちし、4連勝・5連続負けなしと波に乗っていたが、無念の試合中止となった。
リングに上がり勝ち名乗りを受けた橋本は「今の階級で体の限界が近づいていて(時間が)限られている中でこのようになってショックです。(鬼山のteam VASILEUSへの)移籍のことも聞いていますが、桃太朗選手自身の問題だと思います。僕が思っていた以上に覚悟のない選手だと思いました。僕はもっと前に進んでいきます。プロをナメないでください」と話し、静かに怒りを示した。
大会後、宮田プロデューサーは「試合が消滅したことをお詫び申し上げます。KRESTの卜部(功也)会長が昨日Xに書いた通り、昨日の24日までKREST所属で、今日25日からVASILEUS所属になりました。鬼山はまだ病院にいますが、命は別状はないとのことです。VASILEUSの渡辺(雅和)会長が今日お詫びに来ました。鬼山がまだ頑張るのであれば適正体重で組みたいです。橋本には早く次の試合を設定してあげたいです」とコメントした。
Krushバンタム級王座決定トーナメント開幕。大平龍と東虎之介の九州出身勢がKO勝ちで初戦突破
Krushバンタム級王座決定トーナメントは12選手参加で、1月25日の後楽園ホール大会と2月1日のエディオンアリーナ大阪第2競技場大会で一回戦2試合ずつが行われる。一回戦勝者の4選手は3月28日の後楽園大会でシードの4選手と準々決勝を行う。準決勝は6月19日の後楽園大会、決勝は8月30の後楽園大会で行われる。
今回の一回戦に登場する大平は鹿児島県出身で10戦5勝(2KO)5敗の21歳。松谷は松谷綺の弟で2戦2勝(1KO)の18歳。東は宮崎出身で9戦6勝(2KO)3敗の19歳。新井は3戦2勝(1KO)1敗の18歳。
第6試合 第10代Krushバンタム級(53kg)王座決定トーナメント・一回戦 3分3R(延長1R)
○大平 龍(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
×松谷 梛[きな](キャピタルレイズ fighting GlaNz池袋)
1R 2’50” KO (右フック)
1R、大平が開始すぐからプレッシャーをかけ、左ジャブを振りつつ右ストレートを当てていると、右ハイも当てて松谷の足を止め、右ストレートでダウンを奪う。松谷は立ったがダメージがあり、大平が松谷をコーナーに詰めると、松谷の右フックのカウンターで右フックをクリーンヒットして再びダウンを奪うと、すぐさまレフェリーがストップした。
マイクを持った大平は「優勝できないと思われていますけど、僕が取ってK-1 GROUPを盛り上げます」とアピールした。大平は3月28日の準々決勝で菊地海斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する。
第5試合 第10代Krushバンタム級(53kg)王座決定トーナメント・一回戦 3分3R(延長1R)
○東虎之介(ALONZA ABLAZE/KPKBフライ級王者、PRINCE REVOLUTION -52kg級王者)
×新井真惺[まさと](team M m/K-1甲子園2023 -55kg優勝)
1R 2’52” KO (左ストレート)
1R、東がサウスポーで構えて前に出続け、左のストレートを積極的に放つ。新井はオーソドックスを主体にしつつ、時折サウスポーにも切り替え、ストレート、ミドルを返すが、東のプレッシャーを前に下がる状態が続く。すると終盤、東がパンチのヒットを増やし。左ストレートでダウンを奪う。さらに東が左ストレートでダウンを奪ったところで、レフェリーがストップした。
マイクを持った東は「これがALONZAの末っ子です」とアピールした。東は3月28日の準々決勝で井上海山(POWER OF DREAM)と対戦する。
第4試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
×山浦迅也(北斗会館/KPKBスーパーライト級王者)
○坂本優輝(ARROWS GYM)
2R 0’58” KO (右フック)
1R、坂本が序盤から積極的に攻め、右フックを連打してから、左ミドルキックで倒し、ダウンを奪う。2Rも序盤から右フックの連打でダウンを奪うと、さらに右フックでダウンを奪ったところで、山浦陣営がタオルを投げ、レフェリーもストップした。
第3試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
○西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
×山本 陸(K-1ジム総本部チームペガサス)
4R 判定2-1 (豊永10-9/箱崎9-10/金子10-9)
3R 判定0-1 (豊永29-30/箱崎29-29/金子30-30)
第2試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
○岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
×直也(米子ジム/WMAF世界スーパーフェザー級王者、AJKNフェザー級王者、WMCI-1アジア -58kg級王者、西日本フェザー級王者)
2R 1’16” KO (左ストレート)
第1試合 63kg契約 3分3R(延長1R)
○下村泰平(K-1ジム総本部チームペガサス)
×矢吹空也(ザワジム)
判定3-0 (豊永30-29/西村30-29/金子30-29)
プレリミナリーファイト ライト級(62.5kg) 3分3R
×北原有起(K-1ジム五反田チームキングス/K-1カレッジ2022&2024 -65kg優勝)
○猪瀬尚希(K-1ジム総本部チームペガサス)
2R 2’29” KO (パンチ連打)
















