Krush 2.25 後楽園ホール:2度目の防衛戦、バンタム級王者 池田幸司「年末までにはクロちゃん(=黒田斗真)にたどり着きたい」、挑戦者 松谷桐「功也さんがついてくれることが心強い」
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Krush.146(2月25日(土)後楽園ホール)のメインイベント、Krushバンタム級タイトルマッチで対戦する池田幸司(王者)と松谷桐(挑戦者)の公開練習のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いた。(写真:(C)K-1)
第10試合 メインイベント Krushバンタム級(53kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
池田幸司(ReBORN経堂/王者、K-1カレッジ2019 -55kg優勝)※2度目の防衛戦
松谷 桐(ALONZA ABLAZE/挑戦者、元NJKFフライ級王者)
王者・池田幸司、挑戦者・松谷桐の圧勝宣言に対して…「ボディでKO・倒す。悶絶させてやりますよ」
東京・ReBORN経堂にて、2月25日(土)東京・後楽園ホール「Krush.146」の[Krushバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・松谷桐と対戦する王者・池田幸司が公開練習を行なった。池田はパンチを中心としたミット打ちを披露。防衛戦に向けて、仕上がりの良さをアピールしていた。
昨年3月に壬生狼一輝を破り、Krushバンタム級王者になった池田だが、その勢いを落とすことなく7月に野田蒼をKOして初防衛に成功。12月のK-1大阪大会で行なわれたK-1初代バンタム級王座決定トーナメントにも出場し、準決勝で石井一成に敗れたものの、ここでも激闘を演じて評価を上げた。
その石井との試合を振り返って、「日本トップの選手に自分の実力を存分に発揮できたと思うんで、そこは自信になりました」と述べた池田だが、自身の課題も見つかった。「近い距離からの手数とテンポの良さで負けちゃったと思いますね。だからまず最初にそこに入れさせないっていうこと、そして入ってきたところでどうするかっていうことをやっていますね」と、現在もその課題克服に取り組んでいるという。
そんな中で決まった2度目の防衛戦だが、「本当はK-1でリベンジしたかったんですけど、Krushのチャンピオンでもありますし、またKrushに戻って自分の強さを証明できる機会になるのかなと思いました」と気持ちを切り替えて臨む。
今回の挑戦者は松谷桐。一昨年からK-1 JAPAN GROUPのリングに参戦しているが、「ファイターとしては凄く技術があってやりづらい相手なのかなと思いますね。ただKrushに来てからあんまりいい勝ち方をしていないんで、まだ早いだろうというのはありますけどね」というのが池田の評価だ。そのため、「松谷選手に勝つというよりは自分の強さをアピールするっていうことをテーマにやっていますね」というのが池田の今回の試合へのモチベーションのようだ。
また、松谷は他団体でチャンピオンになるなど、実績を残してきた選手でもある。そこは池田も意識している部分で、「僕はKrushで育ったしそのチャンピオンでもあるんで、他団体のチャンピオンには負けないぞという気持ちはありますね」と、Krush王者の実力を存分に示す意気込み。「ボディでKO・倒します。悶絶させてやりますよ」と、自信たっぷりにKO宣言も飛び出した。
池田にはここで負けていられない理由がある。それはK-1でのリベンジが頭にあるからだ。池田が狙うのは前回トーナメントで負けた石井と、一昨年の日本最強トーナメントで敗れているK-1初代バンタム級王者の黒田斗真の首。「本当はすぐタイトルマッチでクロちゃん(黒田)とやらせてもらいたいんですけど、そうはいかないと思うんで、ドンドン強い選手をぶっ倒して、たどり着きたいですね」というのが池田が頭に思い描くプランだ。
今回の試合はその黒田がABEMA放送のゲスト解説を務めることになったが「年末までにはクロちゃんにたどり着きたいです。今回も解説してくれるみたいなので、しっかりアピールしたいですね」と、年内に黒田と対峙するためにも、目の前でデモンストレーションを行なう腹積もりだ。
対戦相手の松谷が、池田にとって「めちゃくちゃ苦手です」というサウスポーであることも臨むところ。「クロちゃんもサウスポーなので、サウスポー対策のいい機会になっています」と池田。現在はMOMOTAROや小澤海斗といったサウスポーのテクニシャンたちと練習を積み「凄いレベルアップを感じています。手応えもバッチリです」と苦手克服に向けても万全の準備をしている。
「最近K-1と契約満了になる選手も多いですけど、逆に僕が目立つチャンスでもあるんで、ドンドン活躍してスターになりたいですね」と、K-1のリングを盛り上げたいという気持ちも強い。「軽量級だからと言ってナメられないスピーディーかつ、どっちかが倒れるような試合を僕が体現していきたいと思います」と、“倒すバンタム級”を体現し、まずはKrushのリングからK-1 JAPAN GROUPを盛り上げていくことを表明していた。
挑戦者・松谷桐、卜部功也と磨き上げたテクニックでベルトを獲る!「僕が自分の攻撃だけを当てる試合展開になる。何もさせずに圧倒的に勝ちます」
東京・ALONZA FITNESS&KICK BOXINGにて、2月25日(土)東京・後楽園ホール「Krush.146」の[Krushバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・池田幸司と対戦する挑戦者・松谷桐が公開練習を行なった。
松谷はジムの代表である卜部功也を相手にミット打ちを披露。鋭い切れ味のパンチやキックを惜しみなく繰り出し、タイトルマッチに向けて好調ぶりをアピールした。
他団体で実績を残してきた松谷は2021年9月より、K-1チャンピオンになることを目指してKrushに参戦。K-1ルールでの戦い方に苦戦したものの、昨年10月「Krush.142」では白幡太陽相手に、本人も「今までと違って自分らしい動きができた試合だったのかなと思います」と語るなど、これまでとは違った戦いぶりを見せて勝利した。
戦い方が変わったのは昨年3月「Krush.135」で野田蒼に負けたことがきっかけだ。あの試合以降「ずっと功也さんに教わっていたんですけど、距離感だとか技の引き出しをもっと増やしてもらったりして、それで前回はああいう動きができたのかなとは思います」と、功也と二人三脚で取り組んできた成果が出た形だ。
この実績が評価されて、ついにKrushのタイトルマッチにたどり着いた松谷。「練習もしっかりしていますし、何より功也さんがついてくれていることが自分でも心強くて、教わったことがしっかり試合で出せれば、負けることはないなと思います」と、タイトルマッチに向けても自信たっぷりだ。
チャンピオンの池田については「気持ちが強くて、リーチがある選手だなというのを見ている中で思いましたね。試合でも盛り上がるような試合をしていて、倒している試合も多いと思います」と評価したものの「自分がやったらその攻撃はもらわずに自分の攻撃だけを当ててっていう試合展開になると思うので、何もさせずに圧倒的に勝とうかなと思います」と完封する腹積もり。
功也に寄せる絶対的な信頼が松谷の現在の自信の源となっているようで「テクニックで上回って、流れの中で倒せるのが一番理想ですね」と、師と共に磨き上げてきたテクニックでチャンピオンを圧倒しての勝利を思い描いている。
松谷の目標はK-1のチャンピオンになること。K-1バンタム級は一昨年は日本最強トーナメント、そして昨年12月のK-1大阪大会でK-1初代バンタム級王座決定トーナメントが開催されるなど、K-1 JAPAN GROUPのリングでも注目度が高い階級だ。Krush王者の池田も優勝こそ逃しているが、この2つのトーナメントでの戦いぶりで評価を上げてきている。昨年のK-1の王座決定トーナメントに松谷はエントリーされなかったが「ここでしっかり勝てば、自分もトーナメントに出て1勝できたなって思ってもらえるような試合ができると思うんで、凄く楽しみですね」と、池田を倒してK-1でのトップ戦線浮上を視野に入れている。
初代K-1バンタム級王者の黒田斗真や石井一成といった現在のトップ戦線にいる選手たちに対しても、「自分がどれだけできるのかっていうのも凄く試してみたいんで、ここ勝って次戦いたいなという気持ちがあります」と、その首を虎視眈々と狙っているようだ。
松谷と言えば試合後に泣くことが恒例となっており、池田からも「ハンカチを用意しておく」という言葉を投げかけられた。しかし、「倒して勝ったら泣いてるかなって思います(笑)。池田選手が負けてリングを降りる時にハンカチを渡してもらえれば」と、泣くのはあくまで自分が池田を倒した時のみとキッパリ。
見据えている目標はあるが、「いつも応援してくれている皆さんのために、しっかりベルトを獲ってチャンピオンになる姿を見せたい」と、まずはKrush王座獲りを果たし、K-1 JAPAN GROUPのリングでの一つの成果を示す。
対戦カード
第10試合 メインイベント Krushバンタム級(53kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
池田幸司(ReBORN経堂/王者、K-1カレッジ2019 -55kg優勝)
松谷 桐(ALONZA ABLAZE/挑戦者、元NJKFフライ級王者)
第9試合 セミファイナル スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
横山朋哉(リーブルロア)
ペットサムイ・シムラ[Phetsamui Shimura](タイ/志村道場/元ラジャダムナン認定スーパーライト級王者)※エークピカート・モークルンテープトンブリー 改め
第8試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/元Krushウェルター級王者)
幸輝(インタージム/KPKBスーパーウェルター級王者)
第7試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
吉岡ビギン(team ALL-WIN/元Krushバンタム級王者)
白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス/元KNOCK OUT-RED&ムエタイオープン・スーパーフライ級王者)※Battle-Boxから所属変更
第6試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
昇也(士魂村上塾/元Bigbangスーパーライト級王者)
児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
龍斗(team NOVA/Bigbangフェザー級王者)
第4試合 フェザー級 3分3R(延長1R)
水津空良(優弥道場)
健介(Jay’s Box)
第3試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
内田 晶[しょう](チーム・タイガーホーク)
倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第2試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
夜叉猿[やしゃざる](力道場静岡)
小田尋久[じんく](TEAM3K)
第1試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)
堀井 翼(K-1ジム五反田チームキングス)
プレリミナリーファイト第2試合 バンタム級 3分3R
中澤誠弥(PITBULL)
小島卓也(優弥道場)
プレリミナリーファイト第1試合 フライ級 3分3R
長野 翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)
概要
大会名 Krush.146
日時 2023年2月25日(土)開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:30 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 A席 7,000円(完売) ※当日券500円アップ。16:00より販売 ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/