RISE WORLD SERIES 2020は63kgで世界トーナメント、55kgで那須川天心挑戦者決定アジアトーナメント
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「Cygames presents RISE WORLD SERIES 2020開催記者会見」が11月25日、東京のアルカディア市ヶ谷で行われた。2019年は58kgと61kgの世界トーナメントが行われたが、2020年は63kgの世界トーナメントを開催し、55kgでは那須川天心の挑戦者を決めるアジアトーナメントを開催する。どちらのトーナメントも8選手ずつ出場する。
RISEは旗揚げから続けてきた通常のナンバーシリーズよりもグレードアップしたシリーズ「RISE WORLD SERIES(以下RWS)」を18年6月の幕張メッセ大会からスタート。今年3月の大田区総合体育館大会からは58kgと61kgの2階級で各8選手参加のトーナメントを開始し、7月のエディオンアリーナ大阪大会で準決勝、9月の幕張メッセ大会で決勝が行われ、58kgは那須川天心、61kgは白鳥大珠が優勝した。
2020年のRWSは4月中旬の大阪大会、6月14日(日)横浜・ぴあアリーナMM大会、秋の都内での大会を予定。横浜の会場は横浜みなとみらい地区に20年4月オープン予定の1万人規模の新会場で格闘技は初進出。63kgトーナメントは4月に一回戦、6月に準決勝、秋に決勝を行う。55kgトーナメントは4月に一回戦、6月に準決勝と決勝を行い、秋大会で天心と対戦する。天心は4月の大阪と6月の横浜にもワンマッチで出場する。賞金は63kgの優勝1千万円、準優勝200万円、55kgの優勝500万円、準優勝100万円。トーナメントの出場予定メンバーと会見出席者のコメントは以下の通り。組み合わせは2月の抽選会で決定する。
【63kg世界トーナメント】
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント優勝、元RISEライト級(63kg)王者)
チャド・コリンズ(オーストラリア/WKA豪州スーパーライト級王者)※不可思、海人に勝利実績あり
ボルドバートル・アルタンドルグーン(モンゴル)※重森陽太に勝利実績あり
ヌンラーンレック・ジットムアンノン(タイ/元ルンピニー認定スーパーフェザー級王者)※クラップダム、ヨードレックペットに勝利実績あり
RISE.136 1.13(月/祝) 後楽園 第6代RISEライト級王座決定戦 秀樹×原口健飛 の勝者(※白鳥が王座返上)
RISE.136 1.13(月/祝) 後楽園 1DAYトーナメント優勝者(※直樹×山口侑馬、北井智大×髙橋一眞で準決勝)
※他2名は後日発表
【55kgアジアトーナメント】
鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級(55kg)王者)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/ISKAムエタイ世界バンタム級王者)
パジャンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ/元ルンピニー&ラジャダムナン認定スーパーフライ級&フライ級王者)
※他5選手は後日発表
◆白鳥
63kg世界トーナメントに集中するためにRISEのベルトを返上します。RWSの2階級を制覇できるのは僕だけです。今、フィジカルトレーニングで体を大きくしていて、よりパワーの乗ったパンチとキックが出せると思うので、61kgよりも63kgのほうが合っていると思います。(2月に不完全決着だった)秀樹選手と初防衛戦をやると自分で言ったのに、返上して申し訳ない部分もありましたが、最近の秀樹選手の2試合(稲石竜弥戦と川島史也戦)を見て、正直、初防衛戦に気持ちが乗らなかったです。今は世界の強豪を見ています。
◆秀樹(新宿レフティージム/RISEライト級(63kg)1位、K-1 REVOLUTION FINAL-65kg級世界王者)
白鳥選手と決着を付けたくて、言いたいことは色々ありますけど、自分の立場で言えることは、原口選手に勝ってから全て述べたいと思います。原口選手は(17年の)DoAトーナメントの時から見ていて、スキルアップしていて、タイトルマッチの相手として不足無いです。
◆原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/RISEライト級(63kg)2位、Road to RIZIN KICK Tournament 2018(58kg)優勝)
白鳥選手の王座返上に言いたいことが色々あるんですけど RWSで覚悟して待っとけって感じです。秀樹選手との試合は楽しみで光栄ですけど、通過点と思っています。(妻の)いつかさんと秀樹さんのペアやと思って、2人倒すつもりで頑張ります。
◆直樹(BRING IT ONパラエストラAKK/スック・ワンキントーン スーパーライト級王者)
本当はタイトルマッチがやりたかったですけど、このトーナメントで優勝して、白鳥選手も倒せば、全て持って行けると思っています。まずは1月のトーナメント2試合ともKOして優勝します。山口選手は話も面白いし試合も面白いし髪型も面白いし、見た目で優勝だなって思いましたね。
◆山口侑馬(山口道場/RISEスーパーライト級(65kg)1位、元INNOVATIONライト級王者)
RWS出たいですね。頑張ります。直樹選手とは仲良くなれそうですね。面白くて、くだけた感じで好きなタイプです。
◆北井智大(チームドラゴン/RISEライト級(63kg)3位)
ここはしっかり勝ってRWSに出たいです。髙橋選手はKNOCK OUTで「どつきあいお兄ちゃん」と呼ばれていましたから、どつきあいましょ。どつきあいでは僕が勝ちます。
◆髙橋一眞(真門ジム/NKBライト級王者)
RISEは2回目ですけど、大きいチャンスをいただいたので、何としても生き残ります。北井選手のインタビューを控室で聞いていると、「キックをやっているのはどつきあいをしても逮捕されないから」と言ってて、びびってますよ。面白い試合しましょ。関東への対抗心は滅茶苦茶ありますよ。それがあって大阪に居続けているんで、バーサス関東、バーサス世界で頑張ります。
◆鈴木
(1月13日の後楽園で良星(平井道場)とRISEバンタム級(55kg)王座防衛戦を行うことも同時発表され)強敵ですけどしっかり倒して、トーナメントでもRISE 55kg王者が一番強いんやぞと見せたいです。今ずっと連勝中ですけど、ここ勝たないと意味がないんで、しっかり優勝して、天心選手への挑戦権をつかみ取りたいです。
◆志朗
2年連続でRWSのトーナメントに選ばれて光栄です。前回のトーナメント決勝で天心選手に負けて、RISEで結果を出すには何が足りないか明確にわかりました。天心君のスピードには対応できた自信があります。試合が終わってすぐニック永末トレーナーとフィジカルトレーニングについて話して、試しながら練習しているので、次戦えばもっと対応できる自信があります。
なお、会見出席予定だった那須川天心は、昼間の撮影の仕事が押したため欠席し、ビデオメッセージを寄せた。「僕は今年はトーナメントじゃなくワンマッチでRWSに出場します。トーナメント以上に盛り上がる試合をするので注目して欲しいです。アジアシリーズの優勝者と秋に試合すると決まったので、どんな選手が勝ち上がるか楽しみです。ファンの方にも注目してもらえるとうれしいです」と話した。
また、25日のK-1横浜アリーナ大会で、武尊が「みんなの望んでいる試合、来年、オリンピックイヤーに実現させたいと思うんで」と、天心戦実現に改めて意欲を示した件について、RISEの伊藤隆代表がコメント。「今年に入って、武尊選手が天心とやりたいという発言がずっとあって、9月の(RISE幕張大会での)天心の発言に関しては、それを受けて答えた、それ以上でもそれ以下でも無いです。(武尊の発言は)先方(=K-1)の関係者の意見と食い違っているので、(武尊)選手と先方の関係者で意思疎通してもらったらいいと思います。天心も(RWSの)4月、6月、秋と(出場が)決まっていますし、海外の試合も決まると思うので、スケジュール的にもタイトなので、そこら辺も考慮していただいて、色んなことが話し合えるんだったら実現するんじゃないかなと思います」と話した。