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[修斗] 11.8 代々木第二:全選手計量パス。王座戦4選手意気込み語る

サステイン "プロ修斗公式戦 BACK TO OUR ROOTS 06" 2007年11月8日(木) 代々木第二体育館 【→カード&チケット】 [→掲示板]


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(11/7 up) 前日計量が都内のホテルで行われ、全選手がクリアした。唯一2回目でクリアしたのは、意外にも本来のバンタム級ではなく1階級上のフェザー級で戦うBJで、1回目は60.1kg、2回目は60.0kgだった。
 メイン&セミのWタイトルマッチに出場する4選手のコメントは以下の通り。

ライト級環太平洋チャンピオン決定戦 5分3R
戸井田カツヤ(慧舟會/1位/64.9kg)「極めます。それだけです」
リオン武(STG横浜/2位/65.0kg)「相手はやり辛い選手ですけど、自分の持てる力を120%出して明日はきっちりKOしたいと思います」

ウェルター級環太平洋チャンピオンシップ 5分3R
中蔵隆志(STG大阪/王者/70.0kg)「明日のコメント?無礼な小僧をリングで黙らす!以上っ!!」
遠藤雄介(GOKITA/1位/70.0kg)「がんばります。それだけじゃだめですかね?派手なことは試合で見せます」

 当日券は15時より会場入口にて全席種販売(SRS¥15,500/RS¥12,500/SOLJAHシート¥10,500/パノラマ¥10,500/スタンド¥7,500)。大会の模様はJ-SPORTS ESPNにて11月10日(土)21:00〜24:00初回放送。スペシャルゲスト解説にWBC世界バンタム級チャンピオンの長谷川穂積を迎える。他のJ-SPORTSのチャンネルでの放映日程はJ-SPORTSホームページを参照。

光岡、世界王座目指し「骨を埋めていい」

(10/29 up) 光岡映二高谷裕之アントニオ・カルバーリョの3選手が27日、東京・恵比寿のサステインにて、代々木大会に向けての意気込みを語った。

 光岡の初参戦と今回のヨアキム・ハンセン戦、そして高谷の修斗復帰と今回のカルバーリョ戦について、坂本一弘サステイン代表は「光岡選手と(光岡が所属するGCMの)久保社長には、これまで何度も修斗に出て欲しいと言っていた。久保社長にハンセン戦をオファーしたところ、10分ぐらいで光岡選手からハンセン選手とやるとの返事をもらった。久々の高谷選手にふさわしいと思ったのがカルバーリョ。どちらも僕が見たいカードを組んだ」と経緯を説明する。
 光岡は「これまで違う分野で戦ってきて、修斗からお誘いもあったけどなかなかタイミングが合わなかった。今回のマッチメイクに賛否両論あると思うけど、試合で払拭したい」と抱負。ハンセンについては「宇野君との試合も、マッハ選手との試合も間近で見た。瞬発力があり大技もできるので、1秒たりとも気が抜けない。以前戦ったことのあるシャオリンにはそういうイメージ無かった。今まで一番凄い相手」と評した。
 元ウェルター級世界王者のハンセンは現在10位だが、修斗での試合間隔が空いたためランキングが下がっただけで、先月までは2位。倒せば光岡の注目度は一気に上がる。修斗で上を目指したいかという問いに、光岡は「あります。やるからには骨を埋めていい」とまで言い切る。特別参戦の『点』ではなく、空位のウェルター級世界王座につながる『線』の途上として、この試合に注目したい。

 高谷は「(ベストウェイトの)65kgあたりの階級でやっていくことは、一つ前の試合(=9月のケージフォース)の前から決めていた。修斗一番興味あったのがカルバーリョで、ちょうど話が来たので戦うことを決めた」と話す。カルバーリョも「坂本さんとのランチでオファーをもらう前に、ちょうど偶然高谷選手のビデオを見ていたので驚いた。高谷選手もベスト体重だから、いい試合になると思う」とコメント。相思相愛ということで、熱い試合が期待できる。
 試合順は下記一覧のとおりに決定。当初出場が発表されていた世界ライト級王者・田村彰敏の欠場について、坂本氏は「田村選手の相手の交渉が二転三転した。本人も『いいパフォーマンスを見せたい』ということだったので、今回は出場を見送った。ファンのみなさんには申し訳ない」と説明した。(井原芳徳)
 
ハンセン、約2年ぶり参戦。初参戦の光岡と激突

(10/26 up) 修斗ウェルター級元世界王者のヨアキム・ハンセンが、反則失格となった06年2月の川尻とのタイトル戦以来1年9ヶ月ぶりに参戦し、初参戦の光岡映二と対戦することが決まった。階級はウェルター級。光岡は総合戦績16戦10勝(1一本)5敗1分の31歳。和術慧舟會所属で、PRIDE武士道、ケージフォース等に参戦してきた。9月のケージフォースでは朴光哲に判定1-2で惜敗している。
 
高谷3年ぶり出場。カルバーリョと新旧1位対決

(10/21 up) 修斗世界ライト級元1位の高谷裕之04年12月のギルバート・メレンデス戦約3年ぶりに修斗のリングに上がり、その間に頭角を現したライト級現世界1位のアントニオ・カルバーリョと対戦することが決まった。
 近年の高谷はHERO'Sミドル級(70kg)を主戦場とし、パンチでの真っ向勝負で観客を沸かせ、『ケンカ番長』のニックネームも広く定着したものの、体格差もあってなかなか結果につながらなかった。9月には65kgに戻してケージフォースに出場しKO勝ちをおさめた。今回は67kg契約で試合を行う。
 なお、既に発表されたカードの、大会の第1部と第2部の振り分けが下記一覧のとおりに決定している。
 
BJ、ランバー、藤井恵の出場&カード決定

(10/13 up) 代々木大会の追加5カードが発表された。

 [フェザー級/3R] BJ(勝村/バンタム級世界王者) vs. エドゥアルド・ダンタス(ノヴァ・ウニオン/フェザー級米3位)
 [バンタム級/3R] 菅原雅顕(慧舟會Duro/世界8位) vs. ランバー・ソムデートM16(タイ)
 [ライトヘビー級/3R] 余膳正志(STG大阪/世界7位) vs. レアンドロ・“バタタ”・シウバ(ノヴァ・ウニオン/世界8位)
 [女子フライ級/2R] 藤井 恵(AACC) vs. 高林恭子(ALIVE)
 [ライト級/2R] 碓氷早矢手(慧舟會RJW) vs. 石渡伸太郎(GUTSMAN)

 BJは希望通り一階級上のフェザー級の試合に。相手のダンタスはブラジルでのプロ修斗公式戦で2戦2勝している18歳の新鋭だ。余膳と戦うバタタは総合9勝(6KO)4敗、うちプロ修斗1戦1勝(1KO)の30歳。
 ランバーは7月にプロ修斗デビューし、フライ級の春崎武裕に完勝。バンタム級に上げても、その強力な蹴りが通用するか見物だ。

中蔵×遠藤、戸井田×リオンの環太平洋戦決定

(9/25 up) 環太平洋ウェルター級タイトルマッチ・中蔵隆志(大阪/王者) vs. 遠藤雄介(GOKITA/1位)、環太平洋ライト級王者決定戦・戸井田カツヤ(慧舟會/1位) vs. リオン武(横浜/2位)の2試合が決定した。他に世界ライト級王者・田村彰敏(津田沼)、世界バンタム級王者・BJ(勝村)の出場が決定している。9/22後楽園大会の会場で発表された。

 中蔵は「2月にタイトルを奪って、7月にヤニ・ラックス(に勝って)、私事ですが8月に子供ができちゃいまして」と話すと、場内から暖かい拍手。さらに「いいこと続きなんで、今年ラストになると思うんで、がっちり防衛し、来年のステップにしたい」と抱負を語った。
 挑戦者の遠藤は、2月に当時環太平洋2位の天突頑丈を破って以来の出場。「やっと決まったタイトルマッチなんで、圧倒して倒して、腰に一つ目のベルトをいただきたい」と意気込み。「二つ目」となるだろう世界王座へのステップにする姿勢を示した。現在世界王座は空位のため、この勝者が世界王座に大きく近づくことは確実だ。両選手とも打撃の高いテクニックを持っており、スタンドの攻防を制したほうが勝者となる可能性が高い。

 戸井田は「今日、リオン選手来てないんで、本当は田村選手とやらせてもらいたいんだけど」と苦笑いを浮かべつつ、「自分のスタイルだと修斗じゃ判定で勝てないので、判定負けか、KO負けか、一本勝ちを狙います」と冗談めかして話した。戸井田は1年前、リオンと同門の不死身夜天慶と引き分け、環太平洋王座奪取に失敗しており、その時に苦い思いが強いようだ。対するリオンは前世界王者。環太平洋王座を足がかりに、再び世界の頂点を目指す。
 なお、この発表のあった9/22後楽園大会では、同級世界3位の佐藤ルミナが世界ランク入りしていない門脇英基に一本負けの波乱。世界王者・田村への挑戦が遠のいた。ルミナ戦の前にリングインした田村は「11月は完全燃焼して、勝って、リアルチャンピオンになります」と表明。1位はアントニオ・カルバーリョがキープすることが確実で、両者のチャンピオンシップ実現なるか今後の発表を待ちたい。

 まだ相手の決まっていないBJは「バンタム級では戦いたい相手がいないんで、チャンピオンとしてのわがままなんですが、できれば一階級上のフェザー級の選手とやりたい。アメリカの環太平洋チャンピオンのミゲール・トーレスが滅茶苦茶強いらしいんで、そいつにボコられようと思います(笑)」と希望を語った。(井原芳徳)

 

サステイン "プロフェッショナル修斗公式戦 BACK TO OUR ROOTS 06 supported by Crymson"
2007年11月8日(木) 東京・国立代々木競技場第二体育館
認定:インターナショナル修斗コミッション
開場・15:30  第1部開始・16:00  第2部開始・19:00

【第2部】

第9試合 メインイベント 修斗ライト級環太平洋チャンピオン決定戦 5分3R
戸井田カツヤ(和術慧舟會トイカツ道場/環太平洋1位・世界4位)
リオン武(シューティングジム横浜/環太平洋2位・世界3位)

第8試合 セミファイナル 修斗ウェルター級環太平洋チャンピオンシップ 5分3R
中蔵隆志(シューティングジム大阪/環太平洋王者・世界1位)
遠藤雄介(GOKITA GYM/環太平洋1位・世界5位)

第7試合 67kg契約 5分3R
アントニオ・カルバーリョ(カナダ/シャオ・フランコ・マーシャルアーツ/世界ライト級1位・米大陸2位)
高谷裕之(WK高谷軍団/世界ライト級元1位・環太平洋元1位)

第6試合 ウェルター級 5分3R
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/チーム・フロントライン/世界10位・元世界王者・欧州1位)
光岡映二(日本/和術慧舟會RJW)

第5試合 フェザー級 5分3R
BJ(勝村道場/バンタム級世界王者)
エドゥアルド・ダンタス(ブラジル/ノヴァ・ウニオン/フェザー級米大陸3位)


【第1部】

第4試合 バンタム級 5分3R
菅原雅顕(和術慧舟會Duroジム/世界8位)
ランバー・ソムデートM16(タイ/M16ムエタイスタイル)

第3試合 ライトヘビー級 5分3R
余膳正志(シューティングジム大阪/世界7位)
レアンドロ・“バタタ”・シウバ(ブラジル/ノヴァ・ウニオン/世界8位)

第2試合 女子フライ級 5分2R
藤井 恵(AACC)
高林恭子(ALIVE)

第1試合 ライト級 5分2R
碓氷早矢手(和術慧舟會RJW)
石渡伸太郎(GUTSMAN・修斗道場)


◆入場料
SRS席 ¥15,000
RS席 ¥12,000
SOLJAHシート ¥10,000 (修斗SOLJAHグッズ付き 限定130席)
パノラマ席 ¥10,000
スタンド席 ¥7,000
※1枚のチケットで第1部、第2部ともご観戦頂けます。
※大会当日は全席種500円増しとさせて頂きます

◆チケット発売日 10月6日(土)

◆チケット発売所
電子チケットぴあ 0570-02-9977 [Pコード:594-730]
ローソンチケット 0570-08-4003 [Lコード:33654]
CNプレイガイド 03-5802-9999
書泉ブックマート 03-3294-0011
ファイットネスショップ水道橋店 03-3265-4646
後楽園ホール 03-5800-9999
東京イサミ 03-3352-4083
チケット&トラベルT-1 03-5275-2778 http://www.t-1.jp/tk/
e-ticket http://www.e-ticket.net/
イープラス 03-5749-9911 http://eplus.jp/

◆問い合わせ
サステイン 03-5725-7338
キョードー東京 03-3498-9999

Last Update : 11/07 22:57

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