修斗 7.23 後楽園ホール(レポ):新井丈、安芸柊斗に逆転KO勝ちしストロー級王座初防衛。フライ級との修斗初2階級同時制覇を熱望。70秒KO勝ちの山内渉を相手指名
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プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.5
2023年7月23日(日)後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳
新井丈、安芸柊斗に1R終盤逆転KO勝ちしストロー級王座初防衛。フライ級との修斗史上初2階級同時制覇を熱望
第10試合 メインイベント 修斗世界ストロー級チャンピオンシップ 5分5R
○新井 丈(和術慧舟會HEARTS/王者) ※キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTSから所属変更
×安芸柊斗[しゅうと](MMA Zジム/世界1位)
1R 4’41” KO (レフェリーストップ:右フック→グラウンドパンチ)
※新井が初防衛
新井は昨年9月には猿丸ジュンジを1R 110秒 右フックでKOし、ストロー級王者となり、今回初防衛戦を迎える。その後2試合は1階級上のフライ級で戦い、11月に大竹陽を1R KOすると、3月にフライ級世界1位の関口祐冬に判定勝ちした。同級世界王者の平良達郎がUFCに専念するため5月に王座を返上したため、新井は実質2階級でトップに立った状態だ。昨年は4戦全てKO勝ちし、修斗のMVPとMIP(最成長選手)のダブルで獲得しており、今や修斗のエース的な存在となりつつある。現在9連敗後の9連勝中だ。
安芸は19年10月から修斗6連勝中で、王座に初挑戦する。21年2月のRoad to ONEで山北渓人にKO負けしたが、その後は田上こゆるら相手に4連勝中。3月大会では元ストロー級1位でONEに上がっていた澤田龍人を1R、左ジャブからのパウンドでKOしており、新井もこのパンチで苦しめることに。
1R、開始すぐに新井が詰めて来たが、安芸は右フックを振りつつ組み付き、新井を背後から金網に押し込む。新井が少し横を向くと、安芸は右膝を顔面に当てる。新井はダメージが大きく、この膝をもらった後から記憶が飛んだという。安芸は新井を高く抱え上げてマットに叩きつけて倒す。すぐ新井はスタンドに戻し、安芸が押し込む状態に戻るが、新井は口から出血し、少し虚ろな表情になっている。中盤、離れるが、安芸はリーチを活かして左ジャブを当て続け、右ストレートも効かせ、新井を追い詰める。
だが新井は少しずつ左右のパンチを返していると、安芸はじわじわ勢いが落ち、新井がプレッシャーをかけ返すように。すると中盤過ぎ、新井は左フックを効かせ、安芸を金網際に詰め、右フックでダウンを奪う。
安芸は立つが、金網を背負い続け、新井がボディ、顔面に何発もパンチを当て、安芸を追い詰める。そして終盤、新井がさらに右カーフキックまでも効かせると、最後は右フックで再び安芸をダウンさせ、亀になった安芸にパウンドをまとめたところで片岡レフェリーがストップした。
苦しみながらも初防衛を果たした新井は「正直、もらい過ぎて、あんま記憶にないです」と第一声。だが続けて「安芸君、いいストライカーでした。安芸君のために遠くの四国から来てくれた熱い応援団に拍手をお願いします」と話し、まずは冷静に挑戦者の安芸を立てた。
そして新井は「防衛戦というチャンピオンとしての責務を果たしてホッとしています。修斗代表、坂本(一弘)さん、こんな出来損ないの俺ですけど、ここまでチャンスをいただいてありがとうございます。一つ頼み事があるんで聞いてください。修斗史上初の2階級制覇、俺が成し遂げるところ、見たい人、拍手をお願いします」と話すと、場内が拍手に包まれた。続けて新井は「でもまじで記憶無くなっているわ。今日、関口君勝った?山内君、フライ級タイトル、平良君返して空いてると思うんで、ストロー級チャンピオンとタイトル懸けて、俺とやろうよ、よろしく」と、辛勝のフライ級2位・関口を皮肉りつつ、1R KO勝ちの1位・山内渉をフライ級王座戦の相手に指名した。最後は「修斗30年の歴史で、2階級同時制覇した人いないんで、修斗史上初、歴史に名を刻む新井丈の姿見に来てください」とアピールした。
プロ修斗のルール(日本修斗教会公式サイト参照)では「第26条【チャンピオン】」において「同一の者が同時に複数のクラスのチャンピオンになることは認めない」「タイトルを保持したまま他のクラスのチャンピオンシップに出場することは出来ない」と定められている。過去にマモルと扇久保博正が、修斗のフライ級とバンタム級の2階級制覇を成し遂げたが、同時ではなかった。新井の希望をかなえるには、ルールを変えないといけないが、果たして修斗側はどうするか?
フライ級1位の山内渉、70秒KO勝ち「“実質フライ級1位”の新井丈選手、やりましょう」
第8試合 フライ級 5分3R
○山内 渉(FIGHT FARM/世界1位)
×ヤックル真吾(T-REX柔術アカデミー/世界3位)
1R 1’10” KO (右フック→グラウンドパンチ)
UFC参戦中の平良達郎が5月にフライ級世界王座を返上し、今大会ではフライ級上位勢による2試合が並んだ。
山内は21年のデビューから2年間で5戦全勝。昨年7月に内藤頌貴に判定勝ちし、11月には清水清隆の引退試合の相手を務め、わずか44秒でKOし、ランキング上位に進んだ。
ヤックルは各団体を渡り歩き、16年にGLADIATOR初代ライトフライ級王者に。昨年9月のGLADIATOR大阪大会での3年ぶりの試合では久保健太に敗れるも、今年4月の修斗沖縄大会では宮城友一をKOし、一気にランキング3位に入った。
1R、山内が開始すぐから左ミドル、右ローを連打し、自ら組みに行って両脇を差した状態から倒す。だがヤックルは倒れ際に引っ繰り返し、上を奪う。山内はじわじわ金網際まで動き、足を登らせると、ヤックルは対処して立ち上がる。するとすぐ立った山内は、前に詰め右フックをクリーンヒット。ダウンしたヤックルにパウンドをまとめたところでレフェリーがストップした。
マイクを持った山内は「年内にタイトルマッチ組んでください。チャンピオンになるなら一番強い選手に勝ちたいんで、“実質フライ級1位”の新井丈選手、僕とベルト懸けてやりましょう」とアピールした。この直前の試合で2位の関口祐冬が内藤頌貴と接戦の末に判定勝ちし、タイトルマッチを希望したが、山内は3月に関口に完勝している新井を指名した。
第7試合 フライ級 5分3R
○関口祐冬(修斗GYM東京/世界2位)
×内藤頌貴(パラエストラ松戸/世界6位)
判定3-0 (小島29-28/豊島29-28/豊永29-28)
関口は19年6月に平良達郎に判定負けした過去があるが、その後は宮城友一、内田タケルら相手に5連勝。3月大会では1階級下のストロー級王者・新井丈とフライ級で対戦し、打撃に苦しみ判定負けした。
内藤は井上学、清水清隆、前田吉朗、渡部修斗らと対戦経験があるキャリア10年のベテラン。昨年7月の山内戦では2Rまで攻め込まれたが、3Rにパンチでダウンを奪い反撃し見せ場を作った。11月の高岡宏気戦で判定勝ちして以来の試合となる。
1R、お互い慎重だが、内藤はスイッチを繰り返し、左右のローを随所でヒットしやや好印象。関口は右足をテープで固めており、ややステップがぎこちなく、右フックを振った際にスイッチする場面も。水面蹴りやカポエィラ風のトリッキーな蹴りを織り交ぜるが、ヒットせず、流れは変えられない。記者採点は内藤。
2R、関口はタックルを仕掛けるが、内藤は突き放し、パンチ、ローを当て、打撃でやや優位を維持する。関口はノーガードやその場で走る動きでかく乱を狙うが、なかなか流れがつかめない。終了間際、ようやくテイクダウンを奪って少しパウンドを当てるが時間切れとなる。記者採点は僅差だが内藤。
3R、関口はタックルを繰り返し、倒す場面もあるが、すぐ内藤は立つ。内藤は組まれ際に膝を当てたり、詰めながら膝のフェイントを織り交ぜつつ左フックを当てる。関口も右バックハンドやバック肘を当てるが当たりは軽い。終盤も内藤は関口の入り際に膝やローを当てる。最後、このラウンドも関口は内藤を倒し、上からパウンドを当てるが、すぐ時間切れに。記者採点は僅差だが関口。合計28-29で内藤。ジャッジは3者とも29-28で関口を支持し、関口の判定勝ちとなった。
関口は「判定ばっかですが、次、タイトルやらせてもらえるとうれしいです」とアピールした。
バンタム級戦線は竹中大地が久々修斗で環太平洋王者・藤井伸樹を下す。スソンが豪快KO勝ち
第9試合 セミファイナル バンタム級(ノンタイトル戦) 5分3R
×藤井伸樹(ALLIANCE/世界1位、環太平洋王者)
○竹中大地(パラエストラ和泉/元環太平洋王者)
判定0-3 (柴田28-29/豊島28-29/小島28-29)
竹中は約7年ぶりの修斗。過去に岡田遼、佐藤将光に勝利し16年3月に修斗環太平洋バンタム級王者となる。膝の怪我により王座を返上し、18年からONEに戦場を移した。21年10月のRoat To ONEで和田竜光に判定1-2で惜敗してから、約2年ぶりの試合となる。
藤井は竹中と同じ33歳。パンクラスで活躍後、18年から修斗に上がり、石橋佳大、後藤丈治らに勝利。昨年11月の環太平洋王座け停戦で石井逸人に判定2-1で勝利すると共に、昨年度の修斗ベストバウト賞も獲得している。
1R、竹中がサウスポーからの左ミドル、三日月蹴りを強打し続け、中盤からは左の膝蹴り、スーパーマンパンチも絡める。終盤、藤井も右フックを振って詰めて来たが、すぐに竹中は組み、テイクダウンを奪い、最後はバックマウントを取って終える。記者採点は竹中。
2R、竹中は立った状態でギロチンを狙い、離れれば左ミドルを強打する。中盤には抱え上げて倒し、バックマウントを奪う。立たれてもグラウンドに引きずり戻し、バックコントロールを続け、パウンドも当てる。終了間際に藤井は脱出し、右ストレートを当てるが、すぐ時間切れに。記者採点は竹中。
だが久々の試合の竹中は2Rの寝技の展開で体力を大幅に消耗した様子。3R、開始時から息苦しそうで、藤井が前に出てパンチを当てると、竹中はフラフラに。場内は藤井得意の逆転の流れとなり大盛り上がりに。だが藤井も体力消耗が激しく詰め切れない。終盤、竹中は藤井を倒して上になるが、竹中も攻めきれず。藤井もバックを取り、裸絞めを狙うが極めきれず。最後は竹中が脱出し、ギロチンを仕掛け、藤井を捕獲して反撃を封じて終了する。記者採点は藤井。合計28-29で竹中。ジャッジ3者も同じ採点で、竹中が2Rまでの点差を守り切り判定勝ちした
マイクを持った竹中は「7年ぶりに修斗に帰ってきましたパラエストラ和泉の竹中大地です。藤井選手、チャンピオンなのに試合を受けてくれてありがとうございます。修斗の皆さんも試合が決まらない中で試合を組んでくれてありがとうございます。コロナの影響とか色々あって、ここ3~4年で2試合ぐらいしかできていません。33歳ですけど、これからどんどん試合しまくって、日本の舞台でも勝てるようにやるんで注目してください」とアピールした。
第6試合 バンタム級 5分3R
×加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM/世界10位)
○スソン(KRAZY BEE)
3R 4’17” KO (右フック)
加藤はRIZINで山本アーセンにKO勝ちしたことがあるが、昨年9月は後藤丈治に、今年1月にルイス・グスタボKO負けし2連敗中。スソンはテコンドーをベースとし、ABEMA「格闘代理戦争」では山本“KID”徳郁の指導を受け、KRAZY BEEに加入。20年にMMAプロデビューし4戦全勝で、昨年9月から修斗に上がり2連勝。3月の榎本明戦では1R終盤に裸絞めで一本勝ちした。
1R、序盤こそサウスポーの加藤が左インローを当てていたが、次第にスソンが右ロー、ミドル、膝蹴り、ストレートを当てやや優位に。左フックも絡めて随所で印象的な攻撃を作る。加藤は攻撃が減る。記者採点はスソン。
2R、加藤が中盤に左右のミドル、右ロー等を当て、盛り返す場面もあったが、トータルにはスソンの攻撃が目立つ展開で、スソンがスイッチを織り交ぜながら左右のミドルを当て、右ローやカーフを強打し、パンチも絡める。加藤は鼻と口から出血し苦しそうだ。記者採点はスソン。
すると3R、スソンが序盤から右フックでダウンを奪う。加藤は立ち、膝やミドルを返すが、スソンは右フックを合わせてスリップさせ好印象を作る。じわじわと加藤を追い詰めると、終盤、詰めて来た加藤に右フックをクリーンヒットし、加藤をマットに沈めた。
マイクを持ったスソンは「加藤選手、強い選手とやっていて知っていたので、油断するなと言われていました。でも昨日『アーセンみたいにぶっ倒す』と言われてカチンと来て。俺を怒らせて滅茶苦茶にするつもりだったんでしょうけどナメんじゃねえぞ。ふざけんな。しっかり敵取ったし」と話した。最後はアーセンらと共に記念撮影した。
フェザー級は初参戦のオーディンが上位ランカーに勝利
第5試合 フェザー級 5分2R
×結城大樹(マスタージャパン福岡/世界3位、環太平洋3位)
○オーディン(格闘DREAMERS)
判定0-2 (小島18-20/片岡18-20/豊島19-19)
オーディンは修斗初参戦。米国人の父と日本人の母の間に生まれ、柔道で強豪校の東海大学に進学。ABEMA「格闘DREAMERS」に出演し、昨年4月のPOUND STORM両国大会ではマックス・ザ・ボディとも戦い判定負けした。その後はABEMAの海外武者修行プロジェクトで米国での練習も経験した。迎え撃つ結城はキャリア10年で、昨年11月の沖縄大会では工藤圭一郎に判定勝ちし、今年5月の福岡大会で元環太平洋同級王者のTOMAに判定勝ちし2連勝中だ。
1R、結城が左ジャブ、左インローを当て、右ストレートにもつなぎ、中盤まで主導権を握る。だがオーディンが右のカーフキックを数発当てて流れを引き寄せると、終盤は圧力をかけ続け、右のパンチを随所で当て優位に。記者採点はオーディン。
2R、オーディンは結城のタックルを切り続け、右カーフを効かせ、終盤は右膝蹴りもヒット。最後はパンチを当て続けてダウン寸前まで追い詰め終了する。記者採点はオーディン。合計18-20でオーディン。ジャッジは1者がイーブンとしたが、2者が順当にオーディンを支持し、オーディンが判定勝ちした。
藤野恵実、修斗初戦は1Rで快勝
第4試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 女子ストロー級 5分2R
○藤野恵実(トライフォース赤坂/パンクラス3位・元王者/勝ち点0→4)
×エンゼル☆志穂(GSB多治見/勝ち点0)
1R 3’06” 裸絞め
5月の女子大会COLORSで開幕したインフィニティリーグ女子ストロー級に、パンクラスの元王者の大ベテラン・藤野が参戦した。藤野は修斗初参戦だ。エンゼルは5月のプロデビュー戦でリーグ初戦で宝珠山桃花に1R裸絞めで敗れている。
試合は下馬評通り藤野の実力差を見せつける内容に。1R、開始すぐから藤野がパンチラッシュから右フックでダウンを奪う。金網に押さえつけてから、首を抱えてギロチンを狙う。エンゼルは耐え、スタンドに戻すが、藤野は再び首を抱えつつ倒すと、上からパウンドラッシュで追い詰め、最後はバックから裸絞めを極めてタップを奪った。
完勝で1R勝利の勝ち点4を獲得した藤野は「リーグ戦、藤野には誰も勝てないというのを見せて圧勝します」とマイクアピールした。9月24日の後楽園大会のリーグ首位の宝珠山との2戦目に向けては「私の方が強いんで仕留めます」と宣言した。
第3試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 女子ストロー級 5分2R
○宝珠山[ほうしゅやま]桃花(赤崎道場A-SPIRIT/勝ち点4→6)
×吉成はるか(シューティング宇留野道場/勝ち点0)
判定2-0 (柴田20-18/渡辺19-19/小島20-18)
1R、宝珠山がプレッシャーをかけて右ストレートを当て、金網に吉成を押し込み、テイクダウンを狙い続け、主導権を維持する。
2Rも1R同様の構図で、中盤まで宝珠山がパンチを当て優勢。だが吉成も打ち合いでパンチを返すようになると、終盤には右ストレートを当ててから、前に出て首投げを決め、袈裟固めで押さえる。宝珠山はすぐ立ったが、最後も吉成がテイクダウンを奪って、やや優位で終える。記者採点は1R宝珠山、2R吉成で合計19-19のイーブン。ジャッジは2者が20-18で打撃で上回った宝珠山を支持し、宝珠山が判定勝ちした。判定勝ちの勝ち点2を獲得し、勝ち点は合計6に。9月大会ではリーグ戦最大の山場となる藤野戦を迎える。
第2試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 フェザー級 5分2R
○浜松ヤマト(T・GRIP TOKYO/勝ち点4→6)
×磯部鉄心(パラエストラ松戸/勝ち点0)
判定2-0 (豊島20-18/豊永19-19/片岡20-18)
環太平洋フェザー級王座を争うリーグ戦。浜松は中盤の段階で首位に立つ。
1R、磯部がテイクダウンを先に奪うが、浜松は立ち、テイクダウンを奪い返す。だが磯部も最後はアナコンダチョークを狙う。記者採点は磯部。
2R、パンチの打ち合いの後、浜松がテイクダウンを奪うと、終盤はバックキープし、パウンドを当てつつ裸絞めを狙い、主導権を維持して終える。記者採点は浜松。合計19-19でイーブン。浜松がジャッジ3者から支持されて判定勝ちし、勝ち点2を獲得し、首位をキープした。
第1試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2023 フェザー級 5分2R
○上原 平(リバーサルジム横浜グランドスラム/勝ち点2→5)
×CHAN-龍(MMA Zジム/世界7位、環太平洋6位、2022年度同級新人王&新人王MVP/勝ち点0)
不戦勝 (CHAN-龍が計量を欠席)
パラエストラ千葉の17歳・根井博登が勝利
オープニングファイト第2試合 ストロー級 5分2R
○根井博登(パラエストラ千葉)
×里見拓磨(MMAZジム)
判定3-0 (豊永20-18/片岡20-18/渡辺20-18)
1R、17歳の根井が序盤からジャーマンを狙い、テイクダウンを繰り返す。中盤には足関の取り合いで、下から肘を当てる場面も。最後は倒して上からパウンドを当て終える。
2R、里見がサウスポーの根井に右インローを当てると、根井はバランスを少し崩す。それでも根井はタックルで倒し、マウントを奪いパウンドを当てる場面も作って好印象を残し判定勝ちした。
オープニングファイト第1試合 2023年度新人王決定トーナメント フライ級 一回戦 5分2R
△大石航輔(トライデントジム)
△木下皓介(GROUND CORE)
判定1-0 (豊永20-18/小島○19-19/豊島○19-19)
※マスト判定の優勢ポイント3-0で大石がトーナメント勝ち上がり