DEEP 12.11(夜)ニューピアホール(レポ):フライ級GP二回戦、伊藤裕樹、ビョン・ジェウンを粉砕し「俺滅茶苦茶強え」、宇田悠斗は2連続1R KO勝ち、福田龍彌・本田良介は判定勝ちで2月の準決勝へ
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2022年12月11日(日)東京・ニューピアホール
レポート&写真:井原芳徳
フライ級GP二回戦、伊藤裕樹、ビョン・ジェウンを2Rで粉砕
第10試合 メインイベント 宗明建設 Presents DEEPフライ級GP 2回戦(5ジャッジ制) 5分3R
×ビョン・ジェウン(韓国/フリー)
○伊藤裕樹(ネックスイチムエ/元THE OUTSIDER 50-55kg級王者)
2R 3’52” TKO (レフェリーストップ:左ストレート)
DEEPフライ級GPは16選手参加のトーナメント。8月の後楽園ホール大会と9月のニューピアホール大会で一回戦の4試合ずつが行われ、12月のニューピア大会で二回戦を行い、来年2月の後楽園ホール大会で準決勝、4月に決勝を予定している。各ラウンドとも組合せは抽選で決まる。優勝者には賞金300万円が冠スポンサーの宗明建設から贈呈される。試合はタイトルマッチ同様5ジャッジ制だが、前日計量では通常のワンマッチ同様に0.5kgオーバーまで認められる。GP期間中に同級王者の神龍誠がUFCと契約し王座を返上した場合、GP決勝が王者決定戦となる。
ジェウンは16年のDEEP初戦で今成正和に判定勝ちし、18年の2戦目で元谷友貴に判定負け。怪我の手術と新型コロナウイルスの感染拡大の影響でブランクが続き、今年5月の4年ぶりの試合では福田龍彌に判定負けしたが、8月のGP一回戦で渋谷カズキに1Rフロントチョークで一本勝ちした。海外からのGP参加はジェウンただ一人だ。対する伊藤は8月の一回戦で原虎徹に判定勝ち。最近6戦では元フライ級暫定王者の藤田大和と福田に敗れているが、中村優作、関原翔、宮城友一、原に勝利している。8月大会に続きメインイベントに登場した。
1R、ジェウンがガードを固めてプレッシャーをかけるが、伊藤は左右のボディを的確に当て、中盤には左フックでダウンを奪い、右のサッカーボールキックも首元に当てる。ジェウンはすぐ持ち直すとタックルで組み付いて倒し、ハーフで押さえながら休む。終盤には細かいパウンドを増やすと、伊藤のブリッジに合わせてバックを奪い、少しパウンドを当てて攻勢の印象を残して終える。記者採点はジェウン。
2R、伊藤が左ボディと顔面へのアッパー、ストレートを的確に当てると、ジェウンは左まぶたから出血しドクターチェックを受ける。ジェウンはタックルから押し込んで倒し、すぐにバックを奪い、コントロールを続ける。だが、伊藤は防御し脱出して上になってからスタンドに戻す。
すると伊藤が左右のパンチを何発もヒット。ジェウンは血だるまになり、金網際に下がりながらも耐え続ける。だが最後は左ストレートを浴びて横倒れでダウンしたところでレフェリーがストップした。
マイクを持った伊藤は「終電とかあると思うので、一言だけ言わせてください。俺滅茶苦茶強え」とシンプルなアピールで退場。時間が夜8時32分のため、地元の愛知の応援団に気遣いつつ、印象に残るアピールを繰り広げた。バックステージでのインタビューで伊藤は「準決勝でラブコールを受けた宇田選手に勝って、決勝で福田選手に借りを返したいです」と話した。
宇田悠斗、フライ級GPは2連続1R KO勝ち
第9試合 セミファイナル 宗明建設 Presents DEEPフライ級GP 2回戦(5ジャッジ制) 5分3R
○宇田悠斗(HOPE/修斗フライ級世界2位)
×村元友太郎(ALIVE)
1R 2’26” TKO (レフェリーストップ:右サッカーボールキック)
宇田は8戦6勝1敗1分の25歳。19年に修斗でプロデビューし同年のフライ級新人王に。昨年5月に元パンクラス王者の清水清隆に判定勝ち。今年3月にRIZIN大阪大会に出場し、ZSTフライ級王者の竿本樹生と接戦の末に判定負けしている。愛媛出身で現在は上京し石渡伸太郎代表のCAVEで練習している。9月のGP一回戦でDEEPに初参戦。1R、島袋チカラに金網に押し込まれるが、右肘打ちの連打でKO勝ちし、大きなインパクトを残した。
対する村元はRIZINで山本聖悟、BJに勝利し、北方大地には敗れていたが、今回のGPで2年ぶりにDEEPに上がり、一回戦で伊澤星花の弟・風我に判定勝ちしている。
1R、宇田が長い手で左ジャブを突きつつ、右のカーフキックを強打。プレッシャーをかけやや優位になる。村元も距離が詰まると左右のストレート、右カーフを返し、少し流れが変わりかけたが、すぐに宇田が左フックをお返しする。さらにパンチが交錯すると、宇田の左フックがクリーンヒット。
村元が真後ろに倒れてダウンすると、立とうとした村元に対し、すぐさま宇田は右のサッカーボールキックをヒット。倒れた村元にパウンドで追い打ちをかけたところでレフェリーがストップした。
宇田は一回戦に続き1R KO勝ち。マイクを持った宇田は「これで浮かれている場合じゃないです。最強の4人が交じりあうので、もう一度引き締めて次戦向けて頑張りますが、今日だけは喜ばせてください。メインでビョン選手と伊藤選手がやりますけど、伊藤選手とやりたいんで、伊藤選手、勝ってください」とアピールした。
本田良介、松場貴志をレスリングで圧倒しフライ級GP準決勝へ
第8試合 宗明建設 Presents DEEPフライ級GP 2回戦(5ジャッジ制) 5分3R
○本田良介(CAVE/修斗2017年フライ級新人王)
×松場貴志(パラエストラ加古川/GRACHANフライ級王者、元GRAND同級王者)
判定5-0 (柴田29-28/内田29-28/石川29-28/福田29-28/豊永29-28)
本田は修斗の2017年フライ級新人王。修斗で3試合、DEEPで2試合を合わせ5連勝の後、7月のTDCホール大会で杉山廣平に判定負けしたが、8月のGP一回戦では元DEEPストロー級王者の越智晴雄に判定勝ちした。松場はGRACHANで活躍し、昨年11月のRIZIN TRIGGERでは竿本樹生に判定負け。9月のGP一回戦の対戦相手の駒杵嵩大が減量中の体調不良により欠場し、不戦勝で二回戦に進んでいた。
1R、本田が開始すぐから前に出て松場を金網に詰めて押し込み、再三タックルで倒すなどコントロールを続ける。松場は防戦一方な状態が続く中で、金網を度々つかみ、植松レフェリーから警告を受ける。終盤に松場が返してバックを取り、サイドで押さえる場面もあるが、その先に持ち込めない。記者採点は主導権を握り続けた時間の長い本田。松場への警告もマイナス判断材料とした。
2R、攻め疲れた様子の本田に対し、松場が右フックを当ててひるませると、倒して上になり、ハーフガードで押さえる。松場は鉄槌を当て肩固めを狙う。本田が脱出してバックを取りそうになる場面もあるが、松場は動いて上をキープし挽回する。だが本田は脱出すると、中盤以降は1Rのように金網際で押し込みコントロールを続け、最後はバックキープして裸絞めを狙い、いい形で終える。記者採点は僅差で本田だが、ジャッジは中盤まで優位だった松場を支持した模様だ。
3R、サウスポー同士でパンチを振るい、どちらも当てるが、お互い息が荒い状態で力が入りきらず、その先に持ち込めない。中盤、本田が組み付くと、レスリング勝負ではやはり一枚上手。またもしぶとく押し込み、終盤には倒して上をキープすることに成功する。松場も下からギロチンを狙うが極まりは浅く、最後はほどかれて終了する。記者採点は本田。合計30-27で本田。ジャッジは5者とも29-28で本田を支持し、本田の判定勝ちとなった。
福田龍彌、安谷屋智弘にリベンジしフライ級GP準決勝へ
第7試合 宗明建設 Presents DEEPフライ級GP 2回戦(5ジャッジ制) 5分3R
○福田龍彌(MIBURO/元修斗フライ級世界王者)
×安谷屋智弘(氷ヲ刻メ/池田道場)
判定4-1 (内田28-29/石川29-28/植松29-28/柴田30-27/豊永29-28)
両者は19年4月のDEEP大阪大会で対戦し、安谷屋が判定勝ちしている。その後、福田は修斗世界王者に。昨年、平良達郎に敗れ王座陥落し、DEEP初戦でも神龍誠に敗れ、国内フライ級トップ勢に連敗したが、今年に入ってからは伊藤裕樹、NavE、ビョン・ジェウン相手に3連勝し、9月のDEEPフライ級GP一回戦では杉山廣平に判定勝ちしている。安谷屋は昨年2月、松場貴志に判定勝ちし、以降は伊藤と宮城友一に連敗したが、8月のGP一回戦では元パンクラス王者の小川徹に1Rアームロックで勝利した。
1R、福田がサウスポーでプレッシャーをかけ、左ボディも当てつつ、度々安谷屋をコーナーに押し込み、肩パンチを当てる。安谷屋は負ったダメージは小さく、離れればパンチを当て返す場面はあるものの、主導権を奪うほどにはならない。記者採点は福田。
2R、安谷屋が開始すぐに左右のパンチを当てる。福田はすぐ組み付いて倒し、立たれても金網に押し込む。安谷屋は背後の福田の腕をつかんでアームロックを狙うが、福田は引き抜いて離れる。すると安谷屋はまたもパンチを当て福田をひるませるが、タックルにつなげると、福田に潰されてしまい、チャンスを逃す。福田は金網際で押さえ、パウンドを落とすが、安谷屋も足を登らせたりギロチンを狙い、思うように攻めさせない。終盤、福田は振りほどき、パウンドを落とし、終了間際には立って踏みつけを放つが、これが裏目となり、すぐ立った安谷屋が右フックを当てて福田をひるませたところで終了する。記者採点は安谷屋。
3Rも安谷屋がパンチを先に当てるが、その後のタックルを切られ、福田にテイクダウンを許す。福田は立たれた後もしぶとく背後からしがみついてコントロールする。安谷屋は離れ、またもパンチを連打し福田を苦しめるが、またもタックルに行くと潰されるパターンを繰り返す。それでも安谷屋はタックルを仕掛けて抱えて倒すが、福田はギロチンで迎撃。極まらないがグラウンドコントロールを続け、マウントやバックでパウンドを当て、裸絞めも狙い挽回する。終盤、安谷屋は脱出すると、またも右フックをヒット。福田を下がらせ、最後までわからない展開を作るが、最後は福田が金網に押し込んで潰し、サッカーボールキックを当てかけたところで終了となる。記者採点は僅差だが主導権を握る時間の長かった福田。合計29-28で福田。ジャッジは1者が安谷屋を支持したが、4者は福田を支持し、福田の判定勝ちとなった。福田は一進一退の激しい攻防を潜り抜け、安谷屋へのリベンジと準決勝進出を果たした。
マイクを持った福田は「またヒヤヒヤさせちゃいました。ごめんなさい。3年前みたいになりそうでした。打撃しかできなかった時もあったけど、組み勝つこともできると。僕の中では苦手なところで勝って進歩を感じた試合でした。安谷屋選手、改めてありがとうございました」と話し、場内は暖かい拍手に包まれた。
これで2月の後楽園大会での準決勝に残ったのは伊藤裕樹、宇田悠斗、本田良介、福田龍彌の4選手となった。神龍誠、藤田大和の2強不在とはいえ、16人の参加者のうち残ったのは修斗出身者(宇田・本田・福田)3人、THE OUTSIDER出身者(伊藤)1人という、近年の国内MMAシーンを象徴するような構図となった。
越智晴雄、ストロー級王座奪還ロード初戦は快勝
第6試合 55kg契約 5分3R
○越智晴雄(パラエストラ愛媛/元DEEPストロー級王者)
×中村真人(レンジャーGYM)
1R 2’31” フロントチョーク
フライ級GP一回戦で本田良介に敗れた越智晴雄が出場し、中村真人と対戦した。元DEEPストロー級王者の越智は試合発表後に「もう一度DEEPストロー級のベルトを巻く」とツイートしており、今回はフライ級とストロー級の間の55kg契約での試合が組まれた。中村は8月の林豊とのストロー級戦での計量で1.8kgオーバーし減点2となり判定負けして以来の試合。
試合は越智のワンサイドゲームに。1R、越智が右ボディを当てるが、すぐ中村は胴タックルから組み付き押し込む。中村の膝蹴りがローブローとなり、警告が入り、ブレイクで再開する。すぐに越智は左右のフックを当てて中村をひるませると、倒して金網際で上から押さえる。しばらくして越智は押さえ込みを少し緩めて中村を動かしてスペースを作ると、首元に腕を回してギロチンを極め、そのまま絞め上げタップを奪った。
完勝の越智は「必ずチャンピオンになるので応援お願いします」とマイクアピールした。
水野竜也、病気からの復帰戦で秒殺KO勝ち
第5試合 メガトン級(体重無差別) 5分3R
○水野竜也(フリー/元DEEPミドル級王者)
×稲田 将(ISHITSUNA MMA)
1R 0’19” TKO (レフェリーストップ:右膝蹴り→パンチ連打)
プロキャリア16年、41歳のベテラン・水野が1年ぶりの試合。1R、開始すぐから組んで来た稲田に対し、水野が逆に首相撲で捕まえ、右の膝蹴りを腹にヒット。すると稲田は苦しそうな表情で後退し、水野が金網に詰めて、背後から押さえつつパンチをまとめたところでレフェリーがストップした。
マイクを持った水野は「1月に病気しまして、戦線離脱しても信じていてくれた人のために今日はやりました。僕の晴れ舞台はここです。これからも戦っていきます」とアピールした。
上迫博仁、終盤のサッカーボールキックで逆転フィニッシュ
第4試合 ライト級 5分3R
○上迫博仁(NICE BAD GYM/元DEEPフェザー級王者)
×石塚雄馬(AACC)
3R 4’43” TKO (レフェリーストップ:サッカーボールキック)
7月のTDC大会で2年ぶりに復帰した上迫博仁が、同大会で大原樹理のライト級王座に挑戦し敗れた石塚雄馬と対戦した。
1R、スタンドの攻防が続き、上迫がプレッシャーをかける時間が長いが、石塚も金網を背負うほど詰められる場面は無く、時折前に出てパンチをまとめる。上迫もローを当てるが、お互いヒットは少ない。記者採点は積極性で上迫としたが、パンチが少し目立つ石塚につけるジャッジがいても不思議ではないほどの僅差だ。
2Rもスタンドの打撃戦が続く中で、石塚はタイミングをつかんだ様子で、1Rよりもパンチ、ミドル、ローのヒットをわずかずつだが増加させる。逆に上迫はパンチの空振りやローをカットされる頻度が上がる。負ったダメージは乏しいものの、攻撃の的確さで差をつけられている感はぬぐえない。記者採点は上迫。
3Rもスタンドの打撃戦が続く中で、石塚は攻撃を当てるが、次第に上迫のパンチも当たり出すようになり、石塚は少し鼻血を出す。石塚は組もうとしても、上迫は突き放し、少し流れが変わったか?すると終盤、上迫がパンチをコツコツ当てた後、タックルを仕掛け、石塚を押し倒すと、すぐさまDEEP 3Rルールで認められるサッカーボールキックを石塚の顔面にクリーンヒット。伸びた石塚に、追い打ちのパウンドを当てたところで、すぐさまレフェリーがストップした。元々サッカーボールキックは上迫の得意技だが、3年前のベラトール日本大会で矢地祐介に試合終了間際にやられたのと似たような形で逆転TKO勝ちした。
第3試合 メガトン級(体重無差別) 5分2R
○誠悟(AACC)
×アンディコング(レンジャージム)
2R 4’46” TKO (レフェリーストップ:右足の負傷)
1R、べた足で詰めて来る巨漢の誠悟に対し、アンディコングが距離を取って回りながら、サウスポーからの左ミドル、左右のロー、左ストレートを度々当て優勢。誠悟の左フックが当たる場面もあるが、アンディコングはひるまない。記者採点はアンディコング。
2R、アンディコングが執拗に左ローを度々当てる。だが元々痛めていた可能性もあるが、右足を引きずり気味のステップとなり、攻撃が続かない。すると誠悟も時折詰めて随所でパンチを当て、アンディコングは鼻血を出し、中盤にドクターチェックが入る。再開後、アンディコングはローを当てるが足を引きずり気味で、終盤、スリップしてしまうと、誠悟は上からパウンドを連打しフィニッシュ寸前まで追い詰める。アンディコングはなんとか脱出して立ち上がったものの、ケンケン立ちで逃げるような状態のため、長瀬レフェリーがストップ。誠悟が苦しみながらも逆転KO勝ちした。
第2試合 DEEP JEWELS アトム級(肘有り) 5分2R
×にっせー(チームにっせー/アローズエンタテインメント)
○村上 彩(フリー)
判定0-3 (福田17-20/橋本16-20/長瀬18-20)
1R、柔術家の村上が開始すぐから組み付いて押し込んで倒すと、あっさりバックマウントを奪う。長時間裸絞めを狙い続け、終盤に腕十字に切り替える。クラッチを切って伸ばしかける場面もあったが、にっせーは耐える。記者採点は村上。
2R、村上が右ロー、左ミドルを当てつつ、にっせーの蹴り足をつかんでから倒し、金網際で上になる。ハーフ、マウントと移行して腕十字を狙い、バックを取れば裸絞めを狙い、鉄槌も絡め、最後は腕十字、足関を狙い、主導権を維持する。記者採点は8-10で村上。合計17-20で村上。一本は奪えなかったが大差をつけ判定勝ちした。
第1試合 バンタム級 5分2R
×平松 翔(パラエストラ松戸)
○RYUKI(フリー)
1R 3’39” TKO (レフェリーストップ:左ストレート→グラウンドパンチ)
1R、RYUKIは体格で劣るものの、サウスポーでプレッシャーをかけ、左ミドル、ハイ、右ローを当てつつ、左フックもヒット。多彩なコンビネーションを駆使し、じわじわ平松を追い詰める。中盤過ぎ、パンチの打ち合いで少し被弾しつつも、左ストレートを当ててダウンさせると、パウンドラッシュでフィニッシュした。