AbemaTV「格闘代理戦争2ndシーズン」一回戦レポート 山本“KID”徳郁推薦選手の辻本拳也と秋山成勲推薦選手のユン・チャンミンが決勝進出
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
大阪梅田中津 キックボクシング ジョウジム
キックボクシングで楽しく運動!燃焼!ストレス発散!初心者でも経験者でもしっかり指導。見学・体験大歓迎!
AbemaTV「格闘代理戦争2ndシーズン トーナメント一回戦」
2018年6月23日(土) 東京都内スタジオ
レポート&写真:井原芳徳
AbemaTVで毎週土曜22時から放送中の「格闘代理戦争2ndシーズン」のトーナメント一回戦2試合が行われた。決勝戦は7月14日(土)に行われる。優勝者にはOne Championshipとの最高1千万円のプロ契約と優勝賞金300万円が贈呈される。各選手の詳細と前日会見のコメントはこちらの記事参照。
一回戦 65.8kg契約(フェザー級相当) 5分2R(延長1R)
×葛西和希(桜井“マッハ”速人 推薦)
○辻本拳也(山本“KID”徳郁 推薦)
1R 0’32” KO (左ストレート)
試合場はケージ。ラウンドマスト判定。肘無しで、蹴り上げもあらゆる場面で反則となる。初戦は柔道がベースの葛西、少林寺拳法と日本拳法がベースの辻本の顔合わせだ。
1R、辻本がサウスポーに構え、左ミドルを効かせ序盤から先手。葛西は組み付いて足を掛けて倒そうとするが、葛西は踏ん張って突き放す。葛西は強引にパンチを振り回すが、まだ技術が拙く、辻本が余裕でかわすと、葛西の右ミドルの直後に左ストレートをクリーンヒット。葛西がダウンすると、豊永レフェリーがストップした。
一回戦 65.8kg契約(フェザー級相当) 5分2R(延長1R)
○ユン・チャンミン(秋山成勲 推薦)
×前田浩平(那須川天心 推薦)
判定3-0 (高本20-18/豊永19-18/片岡20-17)
ユンはボクシングベースで長身のストライカー。前田はGRABAKA所属で柔道がベースで、今年行われたアマチュアMMAの国際大会「IMMAFオセアニア選手権」で優勝している。
1R、前田はサウスポーに構え、左ミドルをヒット。胴タックルを仕掛け、1分足らずでテイクダウンに成功する。いったんユンは立つが、前田はしつこく組み付く。2分経過で離れるが、前田が右フックを当て、再びタックルで倒す。これもスタンドに戻るが、前田はユンの前進をかわし続け、残り1分にもテイクダウン。これも立たれるが、ユンの追撃を封じる。記者採点は前田10-9だが、前に出続け、中盤以降少しずつパンチのヒットを増やしたユンが評価されても不思議ではない。
2Rもしつこくユンが前に出続けると、前田は少しダメージと疲れが溜まって来たか?組み付いても倒せなくなる。ユンの右ストレートで前田の頭がのけぞるように。すると前田もパンチ勝負に切り替え、時折当てるが、ユンのパンチのほうが目立つ状況が続く。残り30秒、前田はタックルで倒そうとするが、ユンが潰して上になり、マウントからパウンドを連打し、レフェリーストップ寸前まで追い込む。記者採点は10-8でユン。合計19-18でユン。ジャッジ3者もユンを支持し、ユンの勝利となった。
◆Abemaビデオ:格闘代理戦争2ndシーズン#9:ついに原石達が戦う!第一回戦! (6月23日放送分)
https://abema.tv/video/episode/90-1012_s2_p9