NJKF 5.29 堺市産業振興センター(レポ):甲斐元太郎、ジョムラウィーを1Rで粉砕。泉丈成改めJyosei、田淵神太を肘で切りTKO勝ち
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誠至会主催「NJKF 2022 west 3rd」
2022年5月29日(日)大阪・堺市産業振興センター イベントホール
記事提供:NJKF誠至会
第11試合 メインイベント 55kg契約 3分3R ※ヒジあり
○甲斐元太郎(理心塾/元NJKFバンタム級王者)
×ジョムラウィー・K CRONY GYM(タイ/元タイ9ch&パタヤスタジアム認定バンタム級王者)
1R 1’31” TKO (パンチ連打)
暫定から正王者となったものの、2月の誠至会主催大会で志賀将大に敗れ王座を失った甲斐にとってはこれが再起戦。相手のジョムラウィーは過去に駿太、石川直樹らとも対戦経験のある元9ch&パタヤ・スタジアム認定バンタム級王者だ。
1R、開始早々から甲斐がパンチで仕掛ける。ジョムラウィーは組み付くと抱え上げて頭から落とそうとしていくなど、(反則ながら)気合いは十分。だが甲斐の左フックが入ると動きが止まり、甲斐はコーナーに詰めてパンチラッシュしダウンを奪う。これは何とかクリアしたジョムラウィーだったが、甲斐が速攻で再びコーナーに詰めてラッシュするとレフェリーが試合をストップ。わずか91秒での復活劇となった。
勝利した甲斐は「自分のスタイルを貫き通せました。タイ人は待つ人が多いので、自分から一方的にいこうと思ってました。最初、パンチはけっこう入るなと思ったんですけど、蹴ったらヒジがメッチャ固くて、パンチで終わらせたいなと思ってたので、一発目のフックがしっかり入ってよかったです。これからは世界を目指してどんどん上にいくので、応援よろしくお願いします」とコメントした。
第10試合 セミファイナル スーパーバンタム級 3分3R ※ヒジあり
○Jyosei(誠至会/NJKFスーパーバンタム級2位)※泉丈成 改め
×田淵神太(拳聖塾/MA バンタム級王者・第2代アクセルバンタム級王者・ABW初代バンタム級王者)
3R 0’24” TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる左まぶたのカット)
Jyoseiは前戦まで本名の「泉丈成」で戦っていたが、今回から改名。昨年6月にはRIZIN大阪大会に出場するも植山征紀に黒星を喫している。対するはMA日本バンタム級王者・田渕神太。過去にACCEL、ABWの王座も獲得している実力者が、誠至会興行初出場となった。
Jyoseiの蹴りにパンチを合わせたい田渕だが、前蹴りやミドルなどの蹴りにパンチも交えてペースを掴ませないJyoseiは、タテヒジも繰り出していく。3Rに入るとすぐにJyoseiの右タテヒジがヒットし、田渕は左目周辺をカット。ドクターチェックが入り、試合はストップ。Jyoseiが実績でもキャリアでも上回る田渕に快勝し、希望するNJKF王座の獲得、RIZINでのリベンジなど、これからの活躍に弾みをつけた。
第9試合 スーパーバンタム級 3分3R ※ヒジあり
×雄一(TRASH/NJKFスーパーバンタム級4位)
○真琴(誠輪ジム)
判定0-2 (30-30/28-29/29-30)
第8試合 58kg契約 3分3R
○笹木一磨(理心塾/NJKFフェザー級3位)
×郁弥(山口道場)
2R 1’42” TKO
第7試合 フライ級 3分3R
○寺西大輝(田頭道場)
×小寺雄太(谷山ジム)
判定2-0 (29-29/30-29/29-28)
第6試合 ライト級 3分3R
○上野コウキ(直心会)
×内本 築(team Bonds)
1R 0’45” TKO
第5試合 フェザー級 3分3R
×岩KING(心将塾)
○坂本直樹(道場373)
判定1-2 (29-30/29-28/29-30)
第4試合 69kg契約 3分3R
×祖父江泰司(理心塾)
○田邊雅弥(Blaze)
1R 2’07” TKO
第3試合 61kg契約 3分3R
×光太郎(誠至会)
○松崎亮磨(T.B.NATION)
判定0-2 (29-30/29-30/29-29)
第2試合 フライ級 3分3R
×髙木雅己(誠至会)
○水流添正太(道場373)
判定0-3 (27-28/27-29/27-28)
第1試合 スーパーライト級 3分3R
△龍聖(健心塾)
△寛弥(BOSS GYM)
判定1-1 (30-29/29-29/29-30)
オープニングファイト NEXT☆LEVELタイトルマッチ
この日のオープニングファイトでは、「NEXT☆LEVEL関西ジュニア王座決定戦」が6階級で開催。30kg級の森 蒼空翔は小西谷 琉に蹴り、パンチでも上回って勝利。35kg級では林功太郎が鶴山凌汰とのリーチ差に負けず蹴り、ヒザを入れて判定勝利。40kg級では上窪聖の出入りを制した高木礼司が勝利して7冠目を獲得。45kg級は海渡一慶がローブローで減点3となり、3R、山中涼惺が反則勝ち。どちらにも後味の悪い結末となった。50kg級では距離を取っても組んでも主導権を握った山田貴紀が山崎海來に勝利。55kg級では1Rにパンチでダウンを奪った新井真惺がそのまま優勢をキープ、大田龍弥に勝利して王座を獲得した。ジュニアキックが盛んな関西らしいハイレベルな戦いを繰り広げた6人の王者たちは、6月12日のDEEP☆KICKテクスピア大阪大会でNEXT☆LEVEL中四国王者と統一王座戦を争う。
NEXT☆LEVEL関西ジュニア-30Kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R
×小西谷琉 (ROYAL KINGS)
○森蒼空翔 (真門team sol)
判定0-3(29-30/28-30/27-30)
※森が30kg第22代王者に
NEXT☆LEVEL関西ジュニア-35Kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R
○林功太郎(山口道場)
×鶴山凌汰 (ROYAL KINGS)
判定3-0(30-28/30-28/30-28)
※林が35kg第22代王者に
NEXT☆LEVEL関西ジュニア-40Kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R
×上窪聖 (昇龍會)
○高木礼司 (楠誠会館)
判定0-2(28-29/29-29/28-30)
※高木が40kg第21代王者に
NEXT☆LEVEL関西ジュニア-45kgタイトルマッチ 1分30秒3R
×海渡一慶(VIGOR KICKBOXING GYM)
○山中涼惺 (T.B.NATION)
TKO 3R 1分10秒
※度重なる偶発的なローブローにより海渡の失格/山中のTKO勝利
※山中が45kg第20代王者に
NEXT☆LEVEL関西ジュニア-50Kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R
○山田貴紀 (山口道場)
×山崎海來 (真門team sol)
判定3-0(30-27/30-27/30-27)
※山田が50kg第22代王者に
NEXT☆LEVEL関西ジュニア-55kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R
○新井真惺 (T.B.NATION)
×大田龍弥(VIGOR KICKBOXING GYM)
判定3-0(30-28/30-27/30-26)
※新井が55kg第20代王者に