修斗 5.15 よしもと福岡劇場(レポ):田村ヒビキ、ソーキにKOリベンジし41歳で環太平洋王座奪取。ROAD TO UFC出場前の野瀬翔平が1R一本勝ち
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TORAO NATION STATE主催「プロフェッショナル修斗公式戦福岡大会 TORAO GIG 04 & TORAO 27
2022年5月15日(日)よしもと福岡 大和証券/CONNECT劇場
レポート:井原芳徳 写真提供:TORAO NATION STATE 中継 ツイキャス(TORAO GIG 3500円)(TORAO 4000円)
TORAO 27(夜開催)
第6試合 メインイベント 修斗環太平洋ウェルター級チャンピオンシップ 5分3R
×ソーキ(NASCER DO SOL/環太平洋王者、世界1位)※初防衛戦
○田村ヒビキ(カルペディエム福岡/環太平洋1位、世界2位)
2R 3’15” KO
※田村が王者に
両者は19年6月の福岡大会のメインイベントでの同王座決定戦で戦い、ソーキが判定2-1で勝利している。昨年6月の福岡大会でベルトを懸けての再戦が組まれていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期となっていた。両者ともMMAの試合は前回の試合以来3年ぶりだ。
1R、しばらく見合った後、ソーキが田村を金網に押し込む。しばらくして、長身の田村が右膝を高く上げ、ソーキの顔面に当てるが、同時にソーキはテイクダウンを奪うことに成功する。ソーキはダメージは小さい様子で、そのままトップポジションをキープする。中盤、田村が金網を背にして立ち上がるが、ソーキは反り投げて倒し、そのまま両腕で組んで金網に押し込んでコントロールを続ける。残り30秒、田村が脱出し、ソーキの背後からしがみつくと、ソーキは右足を田村の足にかけて倒す。田村はマットに寝つつ、背後からしがみついたまま試合を終える。記者採点はソーキでジャッジ3者も同様だ。
2R、組もうと前に出るサウスポーのソーキに対し、田村は突き放しながら右のストレートを当てる。すると田村は離れた状態から右ストレートをクリーンヒットする。お互いスイッチを繰り返した後、田村は右ストレート、フックを引き続き当てる。しばらくお見合いが続くと、中盤、ソーキのタックルを田村が切ってから前に出て、右ストレートをヒットする。これでソーキが後ろにフラつくと、田村は追いかけて左右のパンチを連打。棒立ちのソーキが倒れたところで福田レフェリーがストップした。
田村は完璧なKO勝ちでのリベンジと王座奪取に成功。マイクを受け取ると「ソーキ選手、前回もですけど、アウェーの中で戦ってくださってありがとうございました。前に負けた時に辞めようと思いました。41歳になったんですけど、この年齢になっても、あきらめなければチャンピオンになれるし、きっと誰かが見てくれているし、格闘技をやってて良かったと思いました。福岡から若い選手が育ってきているし、今度野瀬選手もROAD TO UFCに出るし、九州・福岡の若い選手たちを応援してあげてください」とアピールした。
第5試合 セミファイナル 70.3kg契約 5分3R
×結城大樹(マスタージャパン福岡/フェザー級世界8位、環太平洋7位)
○田中半蔵(FUN’S)
判定0-3 (安芸27-30/小島27-30/赤崎28-29)
第4試合 65.8kg契約 5分3R
○野瀬翔平(マスタージャパン福岡)
×藤川智史(ARMS)
1R 1’15” フロントチョーク
野瀬はHEATでの1試合含めMMA 3連勝。RISE福岡大会でのキックルールの試合も並行し、3月の試合ではKO勝ちしている。今回の試合の2日前、UFCとの契約を争うROAD TO UFCトーナメント(6月9日・10日にシンガポールで一回戦)へのエントリーが発表されたばかりだ。
1R、野瀬はサウスポーで構え、片足タックルのフェイントから、右のバックハンドブローを放つという、トリッキーなコンビネーションを披露する。続けて胴タックルから金網に押し込むと、崩してからがぶると、すぐさまギロチンを仕掛ける。そのまま飛びついて藤川の胴に両足を絡める。藤川はしばらく耐えたが、野瀬がグラウンドに引き込むと、深く極まったか?藤川がタップした。野瀬は昨年12月の奇天烈戦に続く1R一本勝ちだ。
無傷で完勝の野瀬は「ROAD TO UFCに参戦できることになって、福岡から世界相手に戦える選手になるんで、僕とマスタージャパンの選手に注目してください」とマイクアピールした。
第3試合 83.9kg契約 5分2R
○加藤正憲(総合格闘技近田道場)
×墨吉涼太(誠流会館)
判定2-0 (福田19-19/小島20-18/宮崎20-18)
第2試合 76kg契約 5分2R
○山下康一朗(CARPE DIEM福岡)
×麻植裕太(MMA Zジム)
1R 3’55” 腕ひしぎ十字固め
第1試合 65.8kg契約 5分3R
△野尻定由(赤崎道場A-SPIRIT/バンタム級世界9位、環太平洋8位)
△奇天烈(修斗GYMS直心会)
判定1-0 (福田29-28/小島28-28/宮崎28-28)
TORAO GIG 04(昼開催)
第5試合 メインイベント 女子ストロー級 5分2R
○宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)
×檜山美樹子(ナゴヤファイトクラブ)
1R 3’03” 裸絞め
第4試合 セミファイナル 2022年度新人王決定トーナメント・フライ級(当日計量61.2kg) 5分2R
○打威致(有永道場Team Resolve)※水田大智 改め
×KJ Tyler(T-REX JIUJTSU ACADEMY)
1R 2’15” KO
第3試合 61.2kg契約 5分2R
×若山達也(Theパラエストラ沖縄)
○若宮龍斗(Personal Styles)
1R 2’38” KO
第2試合 2022年度新人王決定トーナメント・ライト級(当日計量77.1kg) 5分2R
○深見弦汰(赤崎道場A-SPIRIT)
×スモーキー(TKエスペランサ)
1R 1’28” KO
第1試合 61.2kg契約 5分2R
○永留惇平(MMA Rangers Gym)
×わっしょい内田(Personal Styles)
判定3-0 (安芸20-18/小島20-18/弘中20-18)
オープニングマッチ キッズ4 -32kg級 3分1R
×江頭明賢(赤崎道場A-SPIRIT)
○小山丈太郎(有永道場TeamResolve)
1’39” 腕ひしぎ十字固め