Kunlun Fight 5.13 中国:大雅、61.5kgトーナメント一回戦で中国人選手に惜敗。セクサン、スペトゥクも初戦で消える
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Kunlun Fight 74
2018年5月13日(日) 中国・章丘体育館
記事提供:Kunlun Fight
第2試合 2018 Kunlun Fight 61.5kg World Championship一回戦 3分3R(延長1R)
○リン・シャンバン [Lin Qiangbang/林强邦](中国)
×大雅(TRY HARD GYM/元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者)
判定3-1 (30-29/30-29/30-29/29-29/28-30)
61.5kgトーナメントに出場した大雅は一回戦で昨年のこのトーナメントの優勝者・リンに判定負け。準決勝には進めなかった。
試合開始からサウスポーの大雅が先に前に出てプレッシャーをかける。対するリンは下がりながらローを蹴り、大雅のパンチに大振りの左フックでカウンターを狙う。対する大雅は終始プレッシャーをかけながらパンチで攻撃をする。
2Rに入りと、リンはフェイントやステップを使い始める。蹴りからパンチにつなぐリンに大雅は左ストレートを合わせる。
3R、激しくパンチのコンビネーションを放つ両者。蹴りからパンチへつなぐリン、対する大雅はパンチから回し蹴りや膝の攻撃を放つ。終始動きを止めない両者。スタミナが切れ始めた様に見えたリンも最後まで攻撃を止めることは無かった。
勝敗は判定に。Kunlunではトーナメントはジャッジ5人で採点を行う。結果は3人が30-29でリン。1人が29-29のドロー。1人が28-30で大雅につけ、林の勝利。準決勝に進んだ。
素晴らしい戦いをした両者の試合を多くの関係者が絶賛。Kunlunのジャン・ファ(Jiang Hua)会長も「大雅は非常に良い」と称えていた。
試合のハイライトはKunlunの公式フェイスブックページにも掲載されている。
#KLF74 So far the biggest championship upset!!! Taiga would probably not remain silent about this but hell, what a fight!!!! KLF 61.5 kg World Championship "Madman" Lin Qiangbang def Taiga via R3 split decision. pic.twitter.com/JIz57gCeJv
— Kunlun Fight (@kunlun_fight) 2018年5月13日
負けました。。
すみません。— 大雅 (@taiga_0814) 2018年5月13日
無事帰国しました!
今回大雅は1回戦目の中国人選手に判定負けをしてしましました。
身体が硬くなって全然動けてなかったので、結果どうこうよりも見直す点がたくさん見えた試合でした。
必ず一緒に壁ぶち破って強くなった姿をお見せします。
ご視聴、応援してくださった皆様ありがとうございました!— HIROYA (@Hiroya_TRYHARD) 2018年5月14日
その他の61.5kgトーナメントの試合結果
第3試合
セクサン・ソーマイ(タイ)対 ジャオ・チョンヤン [Zhao Chongyang/赵崇阳](中国)
3-0 (29-27、28-28、28-28、29-27、29-27)
1R、パンチから膝、ミドルの攻撃で前に出て攻撃するセクサン。2R、終了12秒でコーナーに追い込まれパンチのラッシュを浴びたセクサンはダウンを取られる。3R、パンチで前に攻めるジャオに対し、下がりながらミドルを蹴るセクサン。
4月29日にWBCムエタイスーパーライト級世界王者となったセクサンも準決勝に進めず。
#KLF74 That ultra combo alone is worth a title. KLF 61.5kg World Championship Quarterfinals: shocking upset, Zhao Chongyang def reigning champion Seksan Somai via R3 Decision.
WATCH KLF 74 MAY 13 LIVE NOW ON:
EB TV: https://t.co/w2wha5bM8C
FITE TV: https://t.co/2m4UI11whj pic.twitter.com/DeQl9UV03p— Kunlun Fight (@kunlun_fight) 2018年5月13日
第4試合
ダニエル・ピュエルタス・ガラード [Daniel Puertas Gallardo] (スペイン)対 ジャオ・ダオボ [Jiao Daobo/焦道博](中国)
終始ローとパンチで攻めたダニエルが判定で勝利。
3-0 (30-30、29-29、29-30、29-30、28-30)
第5試合
クリスチャン・スペトゥク(ルーマニア) 対 ワン・ウェンフェン [Wang Wenfeng/王文峰] (中国)
長身を活かした膝とヘリで攻めたワンが判定で勝利。
4-1 (30-29、29-28、30-28、29-30、29-28)
<準決勝>
第11試合
リン・シャンバン(中国) 対 ジャン・フェン [Jiang Feng/姜峰](中国)
ジャオは怪我の為次戦に進めず。リザーブで勝利したジャンが参戦。
リンが、開始早々50秒バックブローでダウンを奪うと、1R1分10秒左フックでKO勝ち。
第12試合
ダニエル・ピュエルタス・ガラード 対 ワン・ウェンフェン
判定 5-0 (29-28、30-29、30-29、30-28、29-28) で王が勝利
決勝
リン・シャンバン 対 ワン・ウェンフェン
昨年の優勝者で大雅に判定勝利したリンとワンの中国人対決。
気持ちの強い両者は、お互い前に出て打ち合いを繰り返す。長身を活かし組んでからの膝の攻撃をするワンに“ノークリンチ”の指導が出たが、減点までには至らず。額から流血しているリンもドクターチェックを受けるが、試合は続行。
3R、開始早々の26秒で林から一度目のダウンを奪うワン。リンは立ち上がったが、1分にまたダウンを奪われる。しかし、立ち上がるリン。
結果は5者とも30-26でワンが新王者に輝いた。
その他の試合結果
第1試合 2018 KUNUN -61.5kg トーナメント リザーブファイト
姜峰 (Jiang Feng) 対 张金虎(Zhang Jinhu)
姜峰 (Jiang Feng) 判定勝ち 5-0 (29-28、29-28、29-28、29-28、30-28)
第6試合 Super Fight 80Kg
薄福凡 (Bo Fufan) 対 Jente Nnamadim(ベルギー)
Jente Nnamadim 2R 2’59” 左フックで KO勝ち
第7試合 Super Fight 76Kg
郑召玉 (Zheng Zhaoyu) 対 Fernando Nonato(ブラジル)
郑召玉 (Zheng Zhaoyu) 1R 2’45” 一度目のダウン、2R 1’55” TKO勝ち
第8試合 Super Fight 75Kg
李壮壮 (Li Zhuangzhuang) 対 アルバート・クラウス(オランダ)
李壮壮 (Li Zhuangzhuang) 判定勝ち 2-1 (30-29、29-30、30-29)
第9試合 Super Fight 85Kg
アルトゥール・キシェンコ (ウクライナ) 対 Timur Aylyarov(ロシア)
アルトゥール・キシェンコ (ウクライナ) 3R 2’20” KO勝ち
https://www.facebook.com/kunlunfc/videos/1609997135786305/
第10試合 Super Fight +100 Kg
阿斯哈提(Asihati) 対 Artur Gorlov (ラトビア)
阿斯哈提(Asihati)判定勝ち 2-0 (30-29、29-30、29-29)
第13試合 Super Fight 76Kg
黄凯 (Huang Kai) 対 Danil Vinnik(ロシア)
黄凯 (Huang Kai) 1R 1’50” KO勝ち
第14試合 女子Super Fight 63 Kg
汪柯菡 (Wang Kehan) 対 Auriele Froment (フランス)
判定勝ち 3-0 (30-27、30-27、30-27)