Kunlun Fight 5.6 中国:健太、2016年トーナメント優勝の中国の強豪に判定1-2の惜敗。潘隆成、持ち味出せず判定負け
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格闘技医学会
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KUNLUN Fight 73
2018年5月6日(日) 中国海南島三亜市:マングローブ・ツリー・リゾート
情報協力:山根千抄
第9試合 メインベント 66kg級 3分3R
○ウェイ・ニンハイ [位宇輝(Wei Ninghui)] (中国/2016 KUNLUN 65kgトーナメント優勝)
×健太(E.S.G/WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者)
判定2-1 (30-28/29-30/30-28)
健太は4度目のKUNLUN参戦。ウェイは過去3度宮越慶二郎と対戦し、一昨年のKUNLUN日本大会では水落洋祐を2R KOし、65kgトーナメントで優勝した中国のスター選手だ。
試合開始からジャブからインローで攻める健太。対するウェイはプレッシャーをかけながら、早いワンツーとパンチを放つ。終盤に健太のハイキックが当たるが、惜しくもクリーンヒットにはならず。
2R、両者とも回りながらパンチからローへの展開だが、プレッシャーをかけるのは健太。中盤、ウェイがパンチのフェイントからハイキックを放つが、健太はこれをガードする。
3Rは早いパンチからローへとコンパクトに攻撃する健太に対し、オーバー気味にパンチを放つウェイの構図。ウェイはインローが効き始めたのか、効いていないとアピールしつつ、前へ出ながら右ボディーと右フックを振るう。
判定は2-1でウェイの勝利。3人のうちの唯一外国人ジャッジが健太選手につけていた。
◆健太「自分としては相手の強打をうまく抑えて完封出来たと思いましたが、Kunlun Fightのジャッジの印象としてはインパクトが弱かったかなと反省しています。しかしウェイ選手は強い選手なので、強豪相手に自分の試合を貫けたのは自信になりましたし、いい経験となりました。また66kg級世界トーナメントに出場させて頂けるなら、修正してチャイニーズドリーム掴むべく頑張ります!
なお、健太は大会後にヒールの折れたラウンドガールを控室まで背負って運んであげたことでKUNLUNの公式サイトのニュースでも絶賛されたという。ラウンドガールは感激のあまり涙したとのことだ。
第6試合 64kg級 3分3R
○スン・ジーシャン [孙志祥(Sun Zhixiang)](中国)
×潘 隆成(クロスポイント吉祥寺 REBELS/元WPMF日本スーパーライト級王者)
判定3-0 (30-28/30-29/30-28)
潘は試合開始後すぐにリーチを活かし、ジャブからロー、前蹴りで距離を取る。対するスンは何とか距離を縮めようと前に前に出ながら右フックを放ち、潘の顔面をとらえる。2R中盤に潘の膝が入るも、スンもパンチで反撃。大振りの右から左のフックで、潘はコーナーに追いやられる。3Rは潘がペースをつかみ、ローから膝を当てると、スンに疲れも見え始め、下がることも多くなったが、判定負けに終わった。
◆潘「今回の試合は自分の良いところが出ず、悪いところがモロに出た試合でした。すでに6月6日のREBELSで試合が決まっているので(久保政哉戦)、次の試合で活かしたいです。クンルンファイトにもまたリベンジしに行きたいです」
<今後のKUNLUNの予定>
5/13 61.5kg Tournament(8人:One day)
6/1
7/22
8/5
9/2 Female 52.5kg. Tournament(8人:One day) Super Heavy Weight Tournament(8人→4人)
10/7
11/4 75.0kg Tournament(8人:One day)
12/2 66.0kg Tournamen(8人:One day)
1/6 70.0Kg Tournament final