Kunlun Fight 4.15 中国:TOMOYUKI、-70kgトーナメント予選初戦突破も決勝でKO負け。UMAは判定勝ち。森田崇文は判定負け
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Kunlun Fight(KLF:クンルンファイト)72
2018年4月15日(日) 中国・北京:KLFコンバットセンター
記事提供:山根千抄 写真提供:Kunlun Fight
第2試合 66kg契約 3分3R
×バイ・リーシャイ [Bai Lishuai/白 立帅](中国/66.3kg)
○UMA(K&K BOXING CLUB/元REBELS 65kg級王者/66.0kg)
判定0-3 (26-30/26-30/27-30)
今回は3名の日本人選手が参戦。まずは先陣を切り、REBELSから推薦のUMAが登場した。昨年は残念ながら判定で負けたが、2度目の参加。中国の主力選手、バイ・リーシャイと対戦した。
序盤から積極的に攻撃したUMA。開始早々22秒で飛び膝によりダウンを奪う。その後も膝攻撃が炸裂。2分38秒に再び膝でダウンを奪い相手選手の左目横をカットし、ドクターチェックを受けたが試合続行。
2R、3Rもハイキックや膝での攻撃で攻めるUMA。結果は全ラウンド圧勝で判定結果は3-0と文句ない勝利。(Kunlun Fight公式フェイスブックの試合動画)
第3試合 2018 KLF -70kg世界選手権 リザーブファイト 3分3R
○シュー・バオトン [Zhu Baotong/祝 宝通](中国/70.0kg)
×森田崇文(フリー/元RISEミドル級王者/69.8kg)
判定5-0 (30-28/30-28/30-27/30-28/30-27)
RISEから森田崇文がKUNLUN初参戦。若手イケメンの中国人選手、シュー・バオトンと対戦。森田は試合開始からパンチ、ローで積極的に攻める。前にプレッシャーを与えながら、パンチの連打で相手選手を下がらせる。2R、3Rと左ローを蹴りながら前に出てプレッシャーをかける森田だが、攻めきれず、時より失速し、逆に相手に攻められてしまう場面も目立つ。
結果は判定負け。試合後、本人は1Rに右の手が下がったところに手に相手の蹴りが当たり、その瞬間に腕が折れたと確信したと明かした。しかし、周りに気づかれることなく最後まで戦い続け試合後病院へ直行。その選手としての姿勢に大会後の食事会で他の選手より称賛を浴びていた。(Kunlun Fight公式フェイスブックの試合動画)
第4試合 2018 KLF -70kg世界選手権 予選グループ5・一回戦 3分3R
×ウー・シェーソン [Wu Xuesong/吴 雪松](中国/70.8kg→69.85kg)
○TOMOYUKI(レジェンドドラゴンジム/元NJKFスーパーウェルター級王者/70.00kg)
4R 判定0-5 (9-10/9-10/9-10/9-10/9-10)
3R 判定1-0 (29-29/29-29/29-29/29-29/30-29)
KUNLUNの目玉である70キロトーナメントに出場したTOMOYUKI。一回戦の相手は中国の2014年の散打のチャンピオン、ウー・シェーソン。
1R開始からTOMOYUKIはローで攻め、相手はパンチ主体。2Rに入るとパンチの連打からロー、ボディーへのパンチで攻めるTOMOYUKI。終盤相手の飛び膝で頬を軽くカット。3RもTOMOYUKIはローを蹴り、相手はパンチで応戦するが、双方ともスタミナが切れてきた様子。判定は1-0と一人は相手につけたが、残り4人はドロー。勝負は延長に。
1Rの延長は必ずどちらかに付けることになる。延長では前に攻め、ローからボディー、パンチで積極的に攻撃したTOMOYUKIに全ジャッジがつけ、次戦に駒を進めた。(Kunlun Fight公式フェイスブックの試合動画)
第8試合 2018 KLF -70kg世界選手権 予選グループ5・決勝 3分3R
○ウラッド・トゥイノフ [Vlad Tuinov](ロシア)
×TOMOYUKI(レジェンドドラゴンジム/元NJKFスーパーウェルター級王者)
1R 2’40” TKO (3ダウン)
同じ予選グループのもう片方の試合は、プロ23戦中22勝のロシアのウラッド・トゥイノフ 対 ベルギーのYassin Baitar。積極的に攻めてトゥイノフが5-0(29-30、29-30、27-30、28-30、28-30)で勝利。
ベスト16(本戦トーナメント開幕戦)進出をかけてTOMOYUKIとトゥイノフが対戦。前にプレッシャーをかけるTOMOYUKIだが、1R 1’12″ハイキックでダウンを取られる。立ち上がり戦い続けるも、1’40” に飛び膝により2度目のダウン。 再度立ち上がり攻撃を続行するも、2’40″にパンチにより3度目のダウンを奪われ、立ち上がれないTOMOYUKI。トゥイノフがTKOでベスト16へ駒を進めた。インタビューでトゥイノフは倒れても起きて戦うTOMOYUKIに対し「侍だ」と称えた。(Kunlun Fight公式フェイスブックの試合動画)
5月6日に海南島・三亜で開催されるKUNLUN 73にはKUNLUNに何度も参戦している健太が参戦する。ワンマッチで宮越慶二郎と何度も試合をし、一昨年のKUNLUN東京大会にも参戦している中国のメイン級の選手・Wei Ninghuiと66キロで対戦。REBELSから初めて潘隆成も参戦。64キロワンマッチで中国の孙志祥(Sun Zhixiang)で対戦する。
今後毎月開催されるKUNLUNファイトには毎回日本人選手が参戦する予定だ。
今後のKUNLUNのスケジュール
5/6
5/13 61.5kg Tournament(8人:ワンディ)
6/1
7/22
8/5
9/2 Female 52.5kg. Tournamenty(8人:One day)
Super Heavy Weight Tournament(8人→4人)
10/7
11/4 75.0kg Tournament(8人:One day)
12/2 66.0kg Tournamen(8人:ワンディ)
1/6 70.0Kg tournament final
KLF72の全試合結果
1) Super Fight -65kg Kickboxing :罗杰Luo Jie (中国) vs. Bakhodirjon Shoabdukodirov (ロシア)
罗杰Luo Jie 3-0(30-29、30-29、30-29) 判定勝ち
2) Super Fight -65kg Kickboxing :白立帅Bai Lishuai (中国) vs. Yuma Matsui (日本)
Yuma Matsui (日本) 3-0(30-29、30-29、30-29) 判定勝ち
3) -70Kg トーナメントリザーブファイト :白立帅Bai Lishuai (中国) vs. Yuma Matsui (日本)
Yuma Matsui (日本) 3-0(30-29、30-29、30-29) 判定勝ち
4) -70kg トーナメントグループE – 1組Kickboxing:吴雪松Wu Xuesong (中国) vs. Tomoyuki(日本)
Tomoyuki 延長5-0 (All 10-9) 本戦は引き分け(29-29、29-29、29-29、29-29、30-29)
5) -70kg トーナメントグループE – 2組Kickboxing: Vlad Tuinov (ロシア) vs. “Yassin Baitar (ベルギー)
Vlad Tuinov 5-0(29-30、29-30、27-30、28-30、28-30)判定勝ち
6) Super Fight : MMA フェザー級: 万建平Wan Jianping(中国)対 Hudson Rocha (ブラジル)
Hudson Rocha 1Rサブミッション勝ち
7) Super Fight 52.5kg 女子: 关阿翠Guan Acui (China) 対 Silvia La Notte (Italy)
Guan Acui 3-0 (30-27、30-27、30-27) 判定勝ち
8) -70kg トーナメントグループE組決勝:Vlad Tuinov (ロシア) vs. Tomoyuki(日本)
Victor Nagbe 1R 2’40” 3度目のダウンKO勝ち
9) -70kg トーナメントグループF – 1組Kickboxing:张德政Zhang Dezheng(中国) vs. Milan Pales(スロバキア)
Milan Pales 2R 0’04” ボディーでKO
10) -70kg トーナメントグループF-2組Kickboxing: Marouan Toutouh (オランダ) vs Nayanesh Ayman (Congo)
判定は4人が29-29 1人が29-28で1-0のドローだったが、Nayaneshが計量オーバーで減点1の為Marouan Toutouhが勝利。
11) Super Fight : MMA フェザー級: 班玛夺基Banmaduoji(中国)対 Umidjon Musayev (タジキスタン)
Banmaduoji 1R KO勝ち
12) Super Fight -61.5kg Kickboxing :林强邦Vladimir Litkyn (中国) vs. Vladimir Litkyn (ロシア)
Vladimir Litkyn 2R 2’30” KO勝ち
13) Super Fight -75.0kg Kickboxing :张扬Zhang Yang (中国) vs. Mergen Bilyalov (カザフスタン)
Mergen Bilyalov 1R 2’37” KO勝ち
14) -70kg トーナメントグループA組決勝:Victor Nagbe (オーストラリア) vs. 胡亚非Hu Yafei (中国)
Victor Nagbe 3R 3度のローキックによるダウンでレフェリーストップによりTKO勝ち