ムエタイオープン 4.30 新宿フェイス:大崎一貴、KNOCK OUTフライ級トーナメントにつなぐKO勝ち。貴・センチャイジム&小嶋勇貴が王座戦で勝利。蔵満誠は判定負け
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センチャイムエタイジム主催「Muay Thai Open 41」
2018年4月30日(月/祝)新宿フェイス
レポート&写真:井原芳徳
第12試合 MuayThaiOpenバンタム級タイトルマッチ 3分5R
×44 [シーシップシー]・ユウ・リバイバル(リバイバルジム/王者)※初防衛戦
○貴 [たかゆき]・センチャイジム(センチャイムエタイジム/挑戦者、WMC世界&LPNJ(ルンピニージャパン)スーパーフライ級王者)
2R 2’59” KO (右膝蹴り)
※貴が王者に
ユウは昨年7月大会で獲得したMuayThaiOpenバンタム級王座を賭け、階級アップしてきた貴を相手に初防衛戦。
1R、ユウが中央に構え、貴は距離を取って回り、お互いまだほとんど攻めない状態。2Rもゆったりしたリズムでスタートしたが、30秒程経ち、ユウが左フックで貴を下がらせてから右フックを当ててダウンを奪取。ユウはパンチラッシュでKOを狙う。
だが貴は首相撲でユウを捕まえると、膝蹴りを連打。ユウがふらつくと、貴は膝、肘の猛ラッシュで反撃する。多数詰め掛けた応援団の声援にも後押しされ、右膝で逆転のダウンを奪取。ユウは立ち上がったものの10カウント以内にポーズが取れず、大澤レフェリーがストップした。
第11試合 LPNJフライ級王座決定戦 3分5R
○大崎一貴(OISHI GYM/WMC日本王者)
×日畑達也(FKD/J-NETWORKスーパーフライ級1位)
2R 2’45” KO (パンチと膝の連打)
※大崎が王者に
本場のルンピニースタジアムで8連続KO勝利をあげ、4月8日のBOMでWMC日本フライ級王座を初防衛したばかりの大崎一貴は、22日間隔でルンピニーの日本タイトルを新たに狙う戦い。
1R、日畑はサウスポーだが、大崎は序盤からうまく圧力をかけ続け、左ジャブを突きつつ右ミドルを当て続ける。終盤には左ボディ、バックスピンキックも当て、攻勢をしっかり印象付ける。
2Rも大崎が圧力をかけ続け、左ボディを随所でヒット。そして中盤過ぎ、ロープに詰めて左ボディを効かせて動きを止めてから、パンチの連打でダウンを奪取。右ミドル、パンチと膝の連打で2ダウン目を奪うと、日畑は立ち上がったものの10カウント内にポーズを取れず、大崎のKO勝ちとなった。大崎は6月から始まる「KNOCK OUT初代フライ級王座決定トーナメント」にもエントリーしており、この連勝は弾みとなりそうだ。
第10試合 LPNJバンタム級王座決定戦 3分5R
○小嶋勇貴(NFG/WPMF日本王者、元J-NETWORK王者)
×ポンチャン・OZジム(タイ/OZジム)
判定3-0 (大澤48-47/川原48-47/秋谷48-47)
※小嶋が王者に
3月4日のJ-NETで貴相手に判定1-2で惜敗しプロ初黒星を喫した小嶋が、LPNJ王座を狙い、経験豊富なポンチャンと対戦。
1R、ポンチャンがサウスポー、小嶋がオードソックスに構え、蹴りの応酬はあるがまだお互い慎重。2Rはお互い蹴り数は増えるが、まだ大差は無い。
3Rも基本的に大差は無いが、小嶋はしつこく右ロー、ミドルを返し続け、ポンチャンとの蹴り合いに対応。ポンチャンは終盤に組み付いて小嶋を倒すが、小嶋は蹴りを当て続けて挽回する。
すると4R、小嶋が右のストレートでダウンを奪取。その後も右の前蹴りでポンチャンを吹き飛ばす等して、優勢を印象付ける。
5R、ポンチャンは逆転を狙ってパンチを振るい、崩しも多用するが、小嶋は決定打を与えず終了。4Rのダウンが決め手となり、小嶋の判定勝ちとなった。
- 小嶋勇貴
- 小嶋勇貴
第9試合 MuayThaiOpenフェザー級次期挑戦者決定戦 3分3R
○NOWAY(NEXT LEVEL渋谷/MuayThaiOpen 2位、LPNJ 1位)
×マコトーンKMG [蔵満誠](クラミツムエタイジム/元J-NETWORKスーパーライト級王者)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)
丸吉伴幸(クラミツムエタイジム)が練習中の左腕靭帯損傷により欠場し、代わって同ジムの蔵満誠会長が急きょ現役復帰し、NOWAYと対戦することになった。
蔵満は1972年10月18日生まれの45歳。J-NETWORKと全日本キックのフェザー級ランカー時代には現K-1ジム・シルバーウルフ代表の大宮司進と99年と02年の2度対戦し1敗1分。01年には性転換ファイターのパリンヤーとの試合でも話題を呼ぶ。02年5月の全日本キックとの対抗戦では大将を務め、金沢久幸と引き分け。02年10月に黒田英雄に判定勝ちし、J-NETWORK初代スーパーライト級王座を獲得した。引退後は08年に神楽坂にクラミツムエタイジムをオープン。3年前に非公式の試合に出場して以来の試合となる。
- 写真左がNOWAY
1R、NOWAYがサウスポーに構えて圧力をかけ、首相撲で捕まえて左膝を連打。終盤には左ストレート、左肘も当てて蔵満を下がらせる。
2R、蔵満も下がりながら右ミドル、ローを返すが、現役選手とのパワー差は埋められず。NOWAYの勢いは止まらず、左ミドル、左膝、左肘を当て続け、蔵満は鼻柱を切られドクターチェックが入る。その後もNOWAYが左右のボディ、左ミドル等を当て続け優勢を維持。
3RもNOWAYは少し手数は減ったが反撃を封じ判定勝ち。敗れはしたが蔵満も拍手を浴びた。
第8試合 61.5kg契約 3分3R
△MOD-X [モッドエックス]・センチャイジム(タイ/センチャイムエタイジム)
△シャックシャックMASAYAN(T-KIX GYM)
判定1-0 (秋谷30-29/谷本29-29/少29-29)
第7試合 80kg契約 3分3R
○ナンファーCHU(ANT Gym)
×マニー・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
1R 1’39” TKO (タオル投入:左ストレートで2ダウン後)
第6試合 62kg契約 3分3R
×亜努(新宿スポーツジム)
○恭介(インスパイヤードモーション/RISE RISING ROOKIES CUP ’17ライト級優勝)
1R 2’35” KO (3ダウン:左膝蹴り)
第5試合 55kg契約 3分3R
○壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
×伊豆川雄之佑(インスパイヤードモーション)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
第4試合 LPNJ U-15 50kg契約 3分3R
○花岡 竜(橋本道場)
×白幡裕星(フリー)
判定
第3試合 LPNJ U-15 47kg契約 3分3R
×近藤流玖(橋本道場)
○松田虎之介(ストライフキックボクシングジム)
判定
第2試合 58.5kg契約 3分3R
×MAUA(HIDEGYM)
○角谷祐介(NEXT LEVEL渋谷)
第1試合 女子45kg契約 2分3R
○MIREY(HIDE GYM)
×ピーポー梨乃(ストライフキックボクシングジム)