修斗 1.31 ニューピアホール 第1部:藤井伸樹、加藤ケンジに判定勝ち。山田崇太郎、秒殺一本勝ち。西川大和、マックス・ザ・ボディを粉砕。石井逸人、リーグ戦首位に
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PROFESSIONAL SHOOTO 2021 開幕戦 Supported by ONE Championship 第1部
2021年1月31日(日)東京・ニューピアホール
レポート&写真:井原芳徳
第8試合 メインイベント 65.8kg契約 5分3R
○藤井伸樹(ALLIANCE/バンタム級世界8位、環太平洋7位)
×加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM)
判定3-0 (小島30-27/豊永30-26/田澤30-26)
昨年9月の後藤丈治戦での逆転勝ちで印象を残した藤井伸樹が昼の第1部メインに登場。昨年8月のRIZINで山本アーセンを右フックでKOした加藤ケンジと対戦した。
1R、加藤は右足首をテープとサポーターで固め、やや足取りがぎこちない。藤井が素早い動きでパンチを出し続けタックルのフェイントも織り交ぜ、じわじわと詰める。押し込んで倒すと、金網際でトップキープしてアームロックを狙う。その後も上をキープし、最後はスタンドに戻るが反撃を許さない。
2R、金網際のスクランブルの展開を制し、中盤に藤井がまたもトップキープする。マウントを奪いかけるが、加藤は立ち上がる。押し込まれながらも加藤は肘を頭に当て、離れればパンチで藤井を脅かすが、終了間際にも藤井が倒して上になって終える。
3R、藤井が右ストレートを当ててから追いかけて組み付いて倒す。藤井はハーフで押さえ続け、中盤にはマウントを奪い、キープして時折パウンドをまとめる。終盤、右のパウンドを当ててからバックを奪い、裸絞めを狙って終了。最後はフィニッシュ直前まで追い詰めて点差を広げ、藤井が判定勝ちした。
第7試合 セミファイナル 83.9kg契約 5分3R
○山田崇太郎(THE PANDEMONIUM/ZSTウェルター級王者)※カルペディエム三田から所属変更
×グンター・カルンダ(コンゴ民主共和国/Tri.H studio/元南アフリカEFCウェルター級王者)※タップアウト・アカデミーから所属変更
1R 1’08” ヒールホールド
セミではZSTウェルター級王者の寝業師・山田崇太郎が、3年ぶりにMMAに復帰し、元南アフリカEFC同級王者のグンター・カルンダと激突した。
1R、両者サウスポーに構え、山田が圧力をかけて左ミドルを当てると、カルンダもお返しとばかり左ミドルを放つ。だが山田は蹴り足つかんで倒すと、足関を仕掛け、そのまま倒してヒールを極めてタップを奪った。
山田は「これから修斗に出てベルトを目指して頑張ります。怒られない程度に行きたいので、This is Shooto」と、修斗のカリスマ・佐藤ルミナの決め台詞をパクってアピールした。
第6試合 76.5kg契約 5分3R
○西川大和(西川道場)
×マックス・ザ・ボディ(カメルーン/BRAVE)
2R 3’23” KO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
西川は昨年7月の修斗デビューから破竹の3連勝の18歳。1R、西川は右ローを主体に、水面蹴りも放ち、多彩な動きで観客を沸かせるが、マックスに金網際で倒されて下になる展開が続く。西川は猪木アリ状態でも、マックスのスネへの蹴りを狙う。終盤にはマックスがタックルを切られるも、突き放してから右ハイを当て、西川をひるませ好印象を残す。
2Rも序盤からマックスにテイクダウンを許すものの、スタンドに戻すと、1Rからコツコツ当ててきた右ローが少し効いてきた様子。すると西川が組み付いてテイクダウンを奪い返すと、素早くマウントを奪いパウンドラッシュで見事逆転勝ちを果たした。
西川は「マックス選手、パワーが凄かったです」と苦戦を認めつつも「UFCライト級チャンピオンになります。次、世界ランカーとやらせてください。かかってこいや」と叫びアピールした。
第5試合 インフィニティリーグ2020バンタム級 65.8kg契約 5分2R
×よしずみ(HAGANE GYM/勝ち点4)
○石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A/勝ち点3→7/バンタム級世界10位、環太平洋9位)
1R 4’20” 腕ひしぎ十字固め
1R、スタンドで石井が圧力をかけ続け、中盤から右のカーフキックが立て続けにヒットする。よしずみも右ストレートを当てるが、終盤、よしずみが前に出たところで、石井がタックルで倒し、テイクダウンに成功。マウントをうかがいつつ、素早い動きで腕十字を極めるとよしずみがタップ。1R一本勝ちにより、リーグ戦勝ち点4を奪い、他の選手を突き放し1位に浮上した。
第4試合 インフィニティリーグ2020バンタム級 65.8kg契約 5分2R
△小野島恒太(Combat Workout Diamonds/勝ち点3→4/バンタム級環太平洋10位)
△野尻定由(赤崎道場A-SPIRIT/勝ち点0→1)
判定1-1 (片岡20-18/小島18-20/福田19-19)
1R、小野島が右フックを当てつつ、終盤には金網際で倒し押さえ込み主導権。2R、小野島は途中で出血しながらも、同様に右フック、テイクダウンで上回り主導権を維持。だが意外にもジャッジは三者三様でドローとなった。
第3試合 70.3kg契約 5分2R
○木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)
×大瀬良康平(リバーサルジム横浜グランドスラム)
1R 2’56” TKO (コーナーストップ:グラウンドパンチ)
第2試合 77.1kg契約 5分2R
△ヨシ・イノウエ(パラエストラTB)
△上原 平(リバーサルジム 横浜グランドスラム)
判定1-1 (田澤20-18/豊永18-20/福田19-19)
第1試合 61.2kg契約 5分2R
○恐山陸奥太郎(パラエストラ松戸)
×一杉芳樹(駿東修闘クラブ)
1R 3’32” 裸絞め
オープニングマッチ アマチュア ウェルター級 3分2R
×萩生田真(トライデントジム)
○阿部光太(パンクラスイズム横浜)
判定0-3