BOM 10.4 横浜 エイワスポーツジム:竜哉・エイワスポーツジム、名高・エイワスポーツジム、カイト・ウォーワンチャイが揃って勝利
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2020年10月4日(日)神奈川・エイワスポーツジム
レポート:井原芳徳
※ルールはムエタイ
第11試合 メインイベント 50kg契約 3分5R
○竜哉・エイワスポーツジム[奥脇竜哉](エイワスポーツジム/ラジャダムナン&WPMF世界ミニフライ級王者)
×リュウノスケ・ウォーワンチャイ[今村竜之助](ウォーワンチャイ・プロモーション)
判定3-0 (49-47/49-47/50-47)
※前日計量でリュウノスケが700gオーバーし、本来減点1となるが、竜哉が拒否し、通常通り行われた
タイ・バンコクのムエタイの2大会場・ルンピニースタジアム、ラジャダムナンスタジアムのトップ戦線で活躍する竜哉・エイワスポーツジム、名高・エイワスポーツジム、カイト・ウォーワンチャイが揃い踏みした今大会。
1R、お互い蹴りを出し、竜哉がややローの蹴り数が多いが、まだ慎重。2R、竜哉が序盤から左フックを当て、右ローの蹴り数を増やすと、リュウノスケの足が流れ出す。
3Rも竜哉が右ローを当て続けると、リュウノスケはローを嫌ってサウスポーに切り替えるように。だが竜哉が右ミドル、奥足狙いのローを当て続ける。リュウノスケはオーソドックスに戻すが、右ローをもらった直後、右ミドルを放とうとすると、ローをもらった軸足の左足に力が入らず、転んでしまう。
4Rも竜哉が右ロー、ミドルを当て続け、主導権を維持。5R、後の無いリュウノスケは序盤から前に出て、組み付くと崩しを決める。ミドルの応酬でも蹴り返すが、長くは続かない。竜哉は随所で右ミドルを当て、終盤にはミドルの蹴り合いの後に右ストレートもクリーンヒット。最後は竜哉が組んで崩し、差を印象付け完勝した。
マイクを持った竜哉は「メインイベントなのにつまらない試合をしてしまってすみません。リュウノスケ選手強かったです。ベストコンディションの時にやりましょう。年末、名高と一緒にRIZINに出て、ムエタイの強さを名高と証明したいです」とアピールした。
第10試合 ダブルセミファイナル2 49kg契約 3分5R
○名高・エイワスポーツジム[吉成名高](エイワスポーツジム/元ルンピニー&ラジャダムナン認定ミニフライ級王者、BOMフライ級王者)
×阿部秀虎(鷹虎ジム)
2R 2’39” KO (3ダウン:右肘打ち)
名高は6月のBOMの生配信大会に続く出場で、前回はタクト・ウォーワンチャイに判定勝ち。8月9日には地元横浜で行われたRIZINに初出場し、キックルールで優心に2R TKO勝ちし、新たなファンを獲得した。対する阿部はNKB、新日本キック、RISE等様々な大会に上がっている選手で、昨年10月のBOM大森ゴールドジム大会ではフライ級で石渡悠真と対戦し判定2-0で敗れている。
1R、名高がサウスポーに構え、左ミドル、ローを的確に当て続ける。体格で劣る阿部も右ミドル、ローを返すが、中盤には右ミドルを名高がつかんでこかす。
2R、名高が序盤から組み付くと、左肘を阿部のこめかみに当ててダウンを奪う。終盤には左テンカオの2連打で再びダウンを奪う。最後は左テンカオと右肘の連打でマットに沈めた。
完勝の名高は「8月のRIZINでKO勝ちしましたが、僕の目標はムエタイの強さを世間に広げることで、これからも関心を持ってもらえる試合をしていきたいです」とマイクでアピールした。
第9試合 ダブルセミファイナル1 BOMバンタム級王座決定トーナメント1回戦 3分5R
○カイト・ウォーワンチャイ [福田海斗](ウォーワンチャイ・プロモーション/True4Uバンタム級王者、元WPMF世界フライ級王者)
×ユットZERO(タイ/ZERO/元S1フライ級王者)
3R 1’16” TKO (ドクターストップ:右肘打ちによる左まぶたのカット)
1R、カイトが左ジャブ、左前蹴りを放ちながらプレッシャーをかけつつ、右のミドルとローを随所で当てて主導権。
2R、お互い攻撃を増やし、ユットも右ミドルを当て、カイトの左ローをすくってコカそうとするが、ユットが右ミドルを放つと、カイトは蹴り足をつかんで倒す。カイトは中盤、右ボディ、右テンカオ、右肘の3連打を成功。しかしユットも右フックを返し、終盤には右と左の肘を立て続けに当て、高いレベルで応戦する。
だが3R、序盤からカイトは前に出て、首相撲でガッチリ捕まえて膝を連打した後、右肘打ちでユットの左まぶた切り裂き、ドクターチェックが入る。再開後、カイトはパンチ、前蹴り等を当てていると、ユットの出血が激しくなり、大成レフェリーがストップした。
第8試合 ムエサイアム・ミドル級王座決定戦 3分5R
△柿沼 慶(ポゴナ・クラブジム/WMCインターコンチネンタル&BOMスーパーウェルター級王者)
△プーパンレック(タイ)
判定1-0 (49-49/50-49/49-49)
※王座は空位
第7試合 ウェルター級 3分5R
○栄基(エイワスポーツジム/元NKB・J-NETWORK・WMC日本ウェルター級王者、元WMC日本スーパーライト級王者)
×KAZU(蒼天塾/GTジム)
4R 1’47” KO (右ミドルキック)
第6試合 ミドル級 3分5R
×J(TSK japan)
○バス・レンジャージム(タイ/レンジャージム)
判定0-3 (48-49/48-49/47-50)
第5試合 WMC日本フライ級王座決定トーナメント一回戦 3分5R
○士門・PKセンチャイジム[吉成士門](PKセンチャイジム)
×誓(ZERO)
判定3-0 (50-44/50-44/50-45)
※5R誓が右ストレートで1ダウン
第4試合 WMC日本フライ級王座決定トーナメント一回戦 3分5R
○天馬(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
×タクト・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイ・プロモーション)
判定3-0 (49-48/49-48/49-48)
第3試合 スーパーバンタム級 3分3R
×中村 空(尚武会)
○森岡悠樹(北流会君津ジム)
1R 1’41” KO (右フック)
第2試合 フェザー級 3分3R
○瀬島 渉(エイワスポーツジム)
×古山和樹(北流会君津ジム)
1R 2’49” KO (右ストレート)
第1試合 48kg契約 3分3R
×甲斐駿斗(エイワスポーツジム)
○シンイチ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイ・プロモーション)
判定1-2 (29-30/30-29/28-29)