KHAOS 9.4 新宿フェイス：鵜澤悠也、2連続KO勝ちでバンタム級T優勝。KHAOSガールズと食事会の“夢”獲得。女子アトム級Tは森川侑凜が制す
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KHAOS.11
2020年9月5日(土) 新宿フェイス
レポート：井原芳徳
DREAM KAHOS バンタム級（53kg）
第3試合 準決勝(1) 3分3R（延長1R）
○鵜澤悠也（K-1ジム五反田チームキングス）
×小島卓也（優弥道場）
1R 1’20” KO (2ダウン：左ストレート)
第4試合 準決勝(2) 3分3R（延長1R）
×高橋享祐（IKUSA-GYM）
○大石和希（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）
判定0-2 (29-29/28-29/29-30)
第9試合 決勝 3分3R（延長1R）
○鵜澤悠也（K-1ジム五反田チームキングス）
×大石和希（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）
2R 1’59” KO (3ダウン：左ストレート)
優勝者が事前に掲げた“夢”をかなえることができるというテーマで行われた2階級各4選手1DAYトーナメント「DREAM KAHOS」。男子バンタム級決勝は、準決勝で左ストレートで2ダウンを奪ってわずか80秒で勝利した鵜澤（うざわ）と、高橋との接戦を制し今日がプロデビューの大石で争われた。
1R、鵜澤ばサウスポーに構え、右足で前蹴りを関節蹴りの形で度々出しつつ、左ミドル、ストレートを放つ。大石は細かく動く鵜澤を攻めにくそうだが、時折右インローを返す。
2R、鵜澤の関節蹴りが効いてきたか？ローの相打ちの後、大石が少しバランスを崩して後退すると、その隙を逃さず、鵜澤が左ストレートを当ててダウンを奪う。その後も鵜澤が左ストレートを当て続け、2ダウンを重ねてKO勝ちした。
鵜澤はボクシングの名門校・習志野高校と東洋大学でアマボクシングを50戦経験。キックに転向し、昨年7月の第27回K-1アマチュア・チャレンジAクラスで優勝し、プロ2勝の後、4月のKHAOSで山脇飛翼にKO負けしたが、今夜はボクシングで磨いた左ストレートで2連続KO勝ちし優勝した。
閉会式では「（10月17日のKrush.116から）Krushのバンタム級王座決定トーナメントが決まって、萎えていたんですけど、勝てて良かったです。俺の“夢”はKHAOSガールズ（ラウンドガール）と食事することで、食事で終わるかわからないんですけど、ちょっと気分転換して、もっと練習して、みなさんにまた試合を見てもらえたらと思います」とコメントした。
DREAM KAHOS 女子アトム級（45kg）
第1試合 準決勝(1) 2分3R（延長1R）
×加藤りこ（K-1ジム五反田チームキングス）
○森川侑凜（サポートスクールグレス）
4R 判定0-3 (9-10/9-10/9-10)
3R 判定1-0 (29-28/28-28/28-28)
※1R左ストレートで森川に1ダウン
第2試合 準決勝(2) 2分3R（延長1R）
○豊嶋里美（TEAM OJ）
×谷田美穂（K-1ジム大宮チームレオン）
4R 判定3-0 (10-9/10-9/10-9)
3R 判定0-1 (29-30/29-29/29-29)
第8試合 決勝 2分3R（延長1R）
○森川侑凜（サポートスクールグレス）
×豊嶋里美（TEAM OJ）
判定3-0 (30-28/30-28/30-26)
女子アトム級は両者とも延長戦を制し決勝へ進出。1R、前に出てパンチを振るう森川に対し、豊嶋は前蹴りで突き放しながらパンチを返し続ける。終盤、豊嶋がパンチを振り回しガードが甘くなったところで、森川が右ストレートでダウンを奪う。
2R、豊嶋が必死に前に出てパンチを振るい続けるが、森川も応じつつ、もらわず自分の右フックを着実に当て続ける。
3Rもお互いガムシャラにパンチを振るう展開。どちらも今日7R目で動きが遅くなるが、必死に動き続け終了。ダウンを奪った森川が判定勝ちしトーナメントを制した。
森川は「今日は殴られ過ぎてブサイクな顔ですけど、私の“夢”は1日ラウンドガールになりたいです」と笑顔で語った。
その他ワンマッチ
第7試合 ライト級（62.5kg） 3分3R（延長1R）
○鈴木孝司（K-1ジム蒲田チームキングス）
×山下和希（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）
判定3-0 (30-29/30-28/30-28)
第6試合 スーパー・ライト級（65kg） 3分3R（延長1R）
×川越亮彦（K-1ジム総本部チームペガサス）
○齋藤紘也（ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪）
2R 2’46” KO (右フック)
第5試合 スーパー・フェザー級（60kg） 3分3R（延長1R）
×鈴木一晴（キックボクシングアカデミーROOTS）
○新井優騎（Y’ZD GYM）
判定0-3 (27-30/27-30/28-30)
