Krush 2.24 後楽園ホール:タイ勢が公開練習。スリヤンレック「軍司は武居ほどスピードはない」&パヤーフォン「このルールで戦うにはパンチに注意することが必要」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
大阪梅田中津 キックボクシング ジョウジム
キックボクシングで楽しく運動!燃焼!ストレス発散!初心者でも経験者でもしっかり指導。見学・体験大歓迎!
2月21日(金)東京・ウィラサクレックフェアテックスムエタイジム三ノ輪にて、2月24日(月・休)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.111」の[Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R]で軍司泰斗と対戦するスリヤンレック・オーボートー.ガムピー、[Krush女子アトム級/3分3R・延長1R]でMOEと対戦するパヤーフォン・アユタヤファイトジムが公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)K-1)
前回10月のKrush後楽園大会で高梨knuckle美穂の持つKrush女子アトム級王座に挑み、延長までもつれる接戦の末に敗れて涙を呑んだパヤーフォン。試合後に悔し涙を流した姿も印象的だったが「また日本に帰ってきて試合が出来ることになって嬉しい」とKrush再参戦を喜ぶ。
前回の敗戦を踏まえ、パヤーフォンは「このルールで戦うにはパンチに注意することが必要だと分かりました」。アユタヤファイトジムには元ボクシング世界王者のアムナットもトレーナーとして在籍しており「アムナットは私のコーチもしてくれて、彼とはいつも練習しています。前回の試合よりパンチの技術は向上しています」とボクシングテクニックに磨きをかけている。
公開練習として行った2分2Rのミット打ちでも積極的にパンチを繰り出し、ミドル、前蹴り、ヒザ蹴りと流れるようにムエタイのテクニックを披露。最後は左右のミドルキックを連打し「今は99%仕上がっている状態です」と笑顔を見せた。
対戦相手のMOEについては「私より背が高いのでより注意が必要だと思います」とパヤーフォン。今回は日泰女子高生対決という形で注目を集め、MOEも「日本とタイの女子高生対決なんで、女子高生は凄い!ってところもアピールしたい」と話しているが、当のパヤーフォンは「普段は自分より年上の対戦相手とやることの方が多いのですが、特に同じ高校生として意識することは全くないです」と自然体。
この試合に勝利すればKrush王座再挑戦も含め、K-1・Krushで戦うチャンスにもつながる。パヤーフォン自身も「今回はぜひともKO勝ちしてまた日本で試合がしたいです」とKO勝利でインパクトを残すと意気込み「私もタイのムエタイの芸術性をもっと世界中に広げ、世界の人に見てもらいたいと思っています。最終的にはK-1のチャンピオンになって、女子版のブアカーオのような存在になりたい」と野望を語った。
そして昨年12月のK-1名古屋大会以来の日本登場となるスリヤンレック。名古屋では驚異的な打たれ強さと突進力で武居由樹を苦しめ、敗れてもなおビッグインパクトを残した。スリヤンレックは武居との一戦を振り返り「実は武居戦の1Rにパンチが目に入ってしまい、目が見えない状態になってしまった。その状態が3Rまで続いて、ずっと相手が見えにくいまま戦っていたんだ」。
K-1とムエタイの違いについて「テンポの違いを感じて、K-1ルールの戦いはすごく動きが速いということが分かった」としつつ「今はもうK-1ルールに順応出来ると思うので、そうすれば自分の技術をK-1ルールの中で活かせると思う」とファイトスタイルをモデルチェンジ。公開練習ではパンチ主体のミットから強烈なミドルで炸裂音を響かせ「もう既に100%準備は整っている」と臨戦態勢だ。
武居戦で見せた超攻撃的なファイトスタイルで、日本のファンから再来日を望む声も多かったスリヤンレック。「日本のファンが自分の試合を見たいと言ってくれているのは知っているし、すごく嬉しい。今回は100%の自分を見せたい」と今回の試合で本領発揮を目指す。
対戦相手の軍司は「ド突き合って勝つ」と真っ向勝負を宣言しているが、スリヤンレックは「軍司は自分には敵わないだろう。タイミングが合えばKO出来ると思っている」と断言。「軍司はパンチも蹴りも技術的にはすごく良いものを持っている選手だと思う」と軍司の実力を認めつつ「武居は動きが速かったが、軍司は武居ほどスピードはない」と切り捨てた。
「KrushとK-1、両方のチャンピオンになりたい」と、K-1だけでなくKrushでのタイトル奪取にも意欲を示したスリヤンレック。最後に「日本のファンのみなさん、タイのファンのみなさん、応援よろしくお願いします。今回はぜひともタイに勝利を持ち帰りたいと思っています」とファンに勝利を約束した。スリヤンレックとパヤーフォンはKrushのリングにムエタイ旋風を起こすか?
対戦カード
第8試合 メインイベント Krushスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/王者)※2度目の防衛戦
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、元ライト級(62.5kg)王者)
第7試合 セミファイナル スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/元バンタム級(53kg)王者)
スリヤンレック・オーボートーガムピー(タイ/オーボートーガムピージム/ラジャダムナン認定フェザー級5位、ワンソンチャイ同級王者、元ルンピニー認定スーパーバンタム級4位)
第6試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
横山朋哉(リーブルロア)
中島千博(POWER OF DREAM/極真会館2017年全日本軽重量級優勝)
~休憩~
第5試合 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
パヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ/アユタヤファイトジム/元WPMF世界女子ピン級(45.36kg)王者)
MOE(若獅子会館)
第4試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM/元NJKFスーパーフェザー級王者)
久保一馬(FIGHT CLUB 428)
第3試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
林 京平(湘南格闘クラブ/Bigbangライト級王者)
スーパーアンジ(KUNISNIPE旭)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
倉崎昌史(GET OVER)
岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第1試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
清水卓馬(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)
プレリミナリーファイト第3試合 バンタム級(53kg) 3分3R
橋本裕也(K-1ジム五反田チームキングス)
高橋享祐(戦-IKUSA-GYM)
プレリミナリーファイト第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
八木正樹(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
石田龍大(拳心會館/K-1甲子園2019 -60kg優勝)
プレリミナリーファイト第1試合 バンタム級(53kg) 3分3R
倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
大空[つばさ](KINGCRAFT)
概要
大会名 Krush.111
日時 2020年2月24日(月/祝) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:10 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV(全試合生中継)、GAORA(2月28日(金)17:30~21:57)
チケット料金 SRS席20,000円 RS席11,000円(完売) S席9,000円 A席7,000円 スタンディング(立見券) 4,000円 ※当日座席券は各500円アップ ※当日券は16時より各券種若干枚ずつ販売 ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット 後楽園ホール5F事務所 グッドルーザー(電話予約) K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/