UFC 10.26 シンガポール:デミアン・マイア、ベン・アスクレンを柔術で翻弄し一本
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UFC Fight Night 162 : Maia vs. Askren
2019年10月26日(土) シンガポール・インドアスタジアム
レポート:井原芳徳 Photos by Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC
第11試合 メインイベント ウェルター級 5分5R
○デミアン・マイア
×ベン・アスクレン
3R 3’54” 裸絞め
UFCでウェルター級、ミドル級の王座挑戦経験のあるマイアと、ベラトールとONE Championshipでウェルター級王座を獲得したアスクレンの一戦。アスクレンにとってシンガポールはONE時代のホームだったが、UFCで12年以上戦って来たマイアの柔術黒帯のスキルに翻弄されることに。
1R、マイアはサウスポーに構え、右の手を細かく出して左のパンチを当てようとする。アスクレンは隙を突いて組もうとするが、マイアは膝を当てつつ突き放す。中盤、マイアの左のストレートが当たると、アスクレンは少しひるむ。その後もマイアは左ミドルも当てつつ突き放し続ける。残り1分にアスクレンがテイクダウンに成功するが、マイアは下からアームロック、足関を狙いつつ、時間いっぱいまでしのぐ。記者採点はマイア。
2Rも執拗に組もうとするアスクレンを、マイアが突き放し続ける構図。アスクレンも手数が少ないがパンチを当て、マイアは鼻血を出し、目の下を腫らす。中盤、アスクレンのパンチが連続でヒットするが、マイアはしのぎ、細かくパンチを返す。残り1分のタイミングで、またもアスクレンがテイクダウンを奪う。だがマイアは下から三角絞めを狙いつつ、すぐさまオモプラッタに切り替えてリバーサルに成功する。マイアはトップ、ハーフ、マウントと素早く動きパウンドをヒットする。返されてもすぐアームロックを狙い、下になってもすぐ足元へタックルに行き、アスクレンの反撃を封じる。記者採点はマイア。
3R、アスクレンは最初から前に詰め、1分足らずでテイクダウンに成功し、サイドを奪うが、マイアはもがいてすぐ脱出する。マイアは右手を振って突き放し、左テンカオもヒット。中盤、アスクレンが組んで足を掛けて倒そうとし、片足タックルに切り替えてから、右手で足を抱えつつ、左手を肩にかけてからテイクダウンに成功する。華麗な動きに場内が沸くが、またしてもマイアはすぐさまリバーサルに成功。下から足を効かせつつアスクレンの上体を引き寄せて引っ繰り返すと、疲れた様子のアスクレンに対し、一気に勝負に出る。マイアはハーフ、マウント、バックと素早く動き、両足でガッチリとアスクレンを捕獲してから、裸絞めを極めタップを奪った。
第10試合 ライト級 5分3R
×マイケル・ジョンソン
○スティービー・レイ
判定0-2(28-28/28-29/28-29)
第9試合 ライト級 5分3R
×フランク・カマチョ
○ベニール・ダリウシュ
1R 2’02” 裸絞め
第8試合 ヘビー級 5分3R
○シリル・ガーヌ
×ドンテイル・メイエス
3R 4’46” ヒールホールド
第7試合 ウェルター級 5分3R
○ムスリム・サリコフ
×ラウレアノ・スタロポリ
判定3-0(30-26/30-26/29-28)
第6試合 女子ストロー級 5分3R
○ランダ・マルコス
×アシュリー・ヨーダー
判定2-1(29-28/28-29/29-28)
第5試合 ライト級 5分3R
×アレックス・ホワイト
○ラファエル・フィジエフ
判定0-3(28-29/27-30/27-30)
第4試合 フェザー級 5分3R
×エンリケ・バルソラ
○モフサル・エフロエフ
判定0-3(28-29/28-29/27-30)
第3試合 ヘビー級 5分3R
×モーリス・グリーン
○セルゲイ・パブロビッチ
1R 2’11” TKO
第2試合 女子ストロー級 5分3R
○ローマ・ルックブーンミー
×アレクサンドラ・アルブ
判定2-1(30-27/28-29/30-27)
第1試合 ヘビー級 5分3R
○ハファエル・ペソア・ヌネス
×ジェフ・ヒューズ
判定3-0(30-27/30-27/30-27)