UFC 7.12 アブダビ:イリー・プロハースカのUFC初戦をYouTubeで無料生配信。3階級王座戦はWOWOWが生中継|21年4月からVENUMがアパレル・パートナーに
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「UFC 251: Usman vs. Masvidal」(7月12日(日)アラブ首長国連邦・アブダビ・ヤス島:UFCファイトアイランド)では、元RIZINライトヘビー級王者・イリー・プロハースカが、UFCライトヘビー級7位のヴォルカン・オーズデミアを相手にUFC初戦を行うが、その模様が日本からでも、UFC JapanのYouTubeを通じ無料視聴できることになった。
UFC JapanのYouTubeは12日午前7時から11時のアーリープレリムとプレリムを無料生配信する。プレリムのトリとなるプロハースカの試合は、10時30分ごろから放送予定だ。11時からのメインカードはWOWOWで生放送され、大会全体はUFCファイトパスでも全世界に生配信される。
UFCは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で通常の大会が開催できないことから、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビにあるヤス島で、UFC 251を皮切りに、15日(水)、18日(土)、25日(土)のUFCファイトナイト3大会を合わせて4大会を無観客で開催する(いずれも現地時間)。UAEの観光振興策の一環で、UFCはヤス島を「UFCファイトアイランド」と銘打ち、関係者以外の入島をシャットダウンし、感染予防を行う。
今回のUFC 251は、毎年この時期にUFCが開催している半年に1回のビッグイベントに該当し、3階級のチャンピオンシップが目玉となる。
メインイベントではウェルター級王者のカマル・ウスマンが、1位のギルバート・バーンズを相手に2度目の防衛戦を行う予定だった。しかしバーンズが新型コロナウイルスの陽性反応が出たため欠場。大会1週間前に3位のホルヘ・マスヴィダルが新たな挑戦者に決まったと発表された。マスヴィダルは昨年11月のネイト・ディアス戦で3R TKO勝ちして以来の試合。その試合ではUFCのデイナ・ホワイト代表がアウトロー対決を煽るため「BMF(Baddest Mother Fucker)」というベルトを用意したことでも話題を呼んだが、今回はマスヴィダルが正規のベルトに挑む形となる。
セミメインイベントではフェザー級王者のアレクサンダー・ボルカノフスキーが、昨年12月に下した前王者・マックス・ホロウェイを相手にリターンマッチを行う。ヘンリー・セフードが引退に伴い王座返上したバンタム級では、UFC 6戦全勝のピョートル・ヤンと、元フェザー級絶対王者・ジョゼ・アルドの間で、新王座が争われる。
なお、UFCは来年2021年3月でリーボックとのアパレル・パートナーシップを終了し、同年4月からVENUM(ヴェナム)と提携し、選手たちも試合でVENUM用品を着用すると発表した。VENUMは2005年にフランスで誕生し、ウェア、オープンフィンガーグローブ等は世界中に普及し、DEEPも公式グローブに採用しており、世界の多くのトップ選手のスポンサーにもなっている。
対戦カード
【メインカード】
メインイベント UFCウェルター級タイトルマッチ 5分5R
カマル・ウスマン ※2度目の防衛戦
ホルヘ・マスヴィダル
セミメインイベント UFCフェザー級タイトルマッチ 5分5R
アレックス・ボルカノフスキー ※初防衛戦
マックス・ホロウェイ
UFCバンタム級王座決定戦 5分5R
ピョートル・ヤン
ジョゼ・アルド
女子ストロー級 5分3R
ジェシカ・アンドラージ
ローズ・ナマユナス
女子フライ級 5分3R
アマンダ・ヒバス
ペイジ・ヴァンザント
【プレリム】
ライトヘビー級 5分3R
ヴォルカン・オーズデミア
イリー・プロハースカ
ウェルター級 5分3R
エリゼウ・ドス・サントス
ムスリム・サリコフ
フェザー級 5分3R
マクワン・アミルカーニ
ダニー・ヘンリー
ライト級 5分3R
レオナルド・サントス
ロマン・ボガトフ
【アーリープレリム】
ヘビー級 5分3R
マルチン・ティブラ
アレクサンドル・ロマノフ
フライ級 5分3R
ハウリアン・パイバ(129lbs/58.51kg)
ジャルガス・ジュマグロフ(126lbs/57.15kg)
※パイバが計量3ポンドオーバー
女子バンタム級 5分3R
カロル・ロサ(136lbs/61.69kg)
バネッサ・メロ(141lbs/63.96kg)
※メロが計量5ポンドオーバー
バンタム級 5分3R
マーティン・デイ
デイビー・グラント