UFC 12.14 ラスベガス:ウスマン&ヌネスが王座防衛。ボルカノフスキーがフェザー級王者に
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UFC 245: Usman vs. Covington
2019年12月14日(土/現地時間)米国ネバダ州ラスベガス:T-Mobileアリーナ
記事提供:UFC日本広報
第13試合 メインイベント UFCウェルター級タイトルマッチ 5分5R
○カマル・ウスマン
×コルビー・コビントン
5R 4’10” TKO
※ウスマンが防衛
王者の貫禄を見せるウスマンに、手数でまさったコビントンが要所で猛攻を仕掛けるなど好パフォーマンスを見せたものの、勝負どころとなった第5Rでウスマンの強打を受けたコビントンがダウンを喫し、フィニッシュのチャンスを見いだしたウスマンがギアをひと段階上げてプレッシャーを与えました。2度目にダウンを取ったウスマンがマウントポジションを確保してパウンドの嵐を見舞い、コビントンが抵抗できずに防戦一方となったため、レフェリーが間に入って試合終了、ウスマンがウェルター級王座防衛を成功させています。なお、コビントンの容態に関しては転位なしの下顎正中骨折と診断されました。
◆ウスマン「オクタゴンに向かう入場では、とにかく自分のグルーブをつかんで、それ以外のことは考えないようにする。入場曲はあまり理解されないけど、ゼン(禅)のような形で俺らしくいることがすべてだと思っている。平静さを持って、オクタゴンに入るときにはナイジェリアのナイトメアになる。試合はRごとにしっかりと行った。向こうが俺とはレスリングできないと分かっていたし、こっちには世界最高のコーチ陣がいるから、俺には何もできないと思っていた。もしそういうヤツらが俺にレスリングを仕掛けてこようものなら、それがいかに最悪のことかを思い知るだろう。みんなに、俺はスタンディングでいってあいつをノックアウトすると言っていたし、その通りになった。向こうはシュートを狙わなかったけど、俺はやりたいようにやった。ボディにハードに打ち込んでいたし、ソフトだからあいつに打っていくのが良かった。特定の場所に打ち込むことは特に心配していなかったし、できるタイミングで何度も何度も打ち込んで行きたかった。この試合に向けてあいつがいろいろと言っていたから、これが敬意を払うべきことだと分かっただろう。俺には試合に出て、あいつに学ばせてやる責任があった」
第12試合 セミメインイベント UFCフェザー級タイトルマッチ 5分5R
×マックス・ホロウェイ
○アレックス・ボルカノフスキー
判定0-3(47-48/45-50/47-48)
※ボルカノフスキーが王者に
序盤から積極的に攻撃を仕掛けていくボルカノフスキーに対し、ホロウェイはこれまでと違って動きが鈍く、Rを重ねても有効打は圧倒的にボルカノフスキーが多い展開が続きました。何度か鋭いパンチを当てていったホロウェイでしたが、ボルカノフスキーを倒すほどのパワフルさはなく、5Rにもつれ込んだ一戦はユナニマス判定でボルカノフスキーに軍配が上がっています。結果、ホロウェイのフェザー級連勝は14で途切れ、ボルカノフスキーが新たにフェザー級チャンピオンに輝きました。
◆ボルカノフスキー「まだしっかりと理解していないような気がするけど、新フェザー級チャンピオンだ! 時々、起きてさえいないんじゃないかと思うことがあったから、仕事を果たせるように冷静さを保つようにしている。攻防戦だったと思うけど、自分のセコンドがちゃんとやれているぞと教えてくれたから、しっかりやれた。50-45だと聞いてすぐに、自分が満点だと思った。最高だ。家族と離れて、家には2人の子供がいる。すべては家族のため。家族と離れて過ごす時間は死ぬほどつらいけど、彼らのための、ちょっと早いクリスマスプレゼントだ。フェザー級は常に最高かつ尊敬に値するチャンピオンがいて、いつも次の挑戦者がすぐ後ろに控えている状態だ。それはすごいことだと思う。挑戦権を得ても実現させられなかった人がたくさんいるから、俺はチャンスを得たら実現できるようにしたいと思っている。もしUFCが本当にマネーファイトを望むならやるよ。ウソはつかない。でも、俺はそれにふさわしい人に与えてほしい。そして俺が勝つ。オーストラリアはスゴイだろ。最高のことをやっていると思っている。これでベルトが2本。UFCで俺たちがただの数字としてしか見られていなかった日々はそう遠くない昔だ。これで俺たちは頂点に立つ。その手助けに一役買えてうれしいよ。みんな、パーティーで大騒ぎしているだろうから、俺も騒ぐぜ」
第11試合 UFC女子バンタム級タイトルマッチ 5分5R
○アマンダ・ヌネス
×ジャーメイン・デ・ランダミー
判定3-0(49-44/49-46/49-45)
女子バンタム級タイトルをかけてヌネスとデ・ランダミーが拳を合わせた試合は第1Rにヌネスがフィニッシュまであと一歩と迫るも決着つかず、フルRを戦い抜いた末にユナニマス判定でヌネスが王座防衛を果たしています。
◆ヌネス「ゲームプランは5Rを戦ってテイクダウンを仕掛けることだった。2回、サブミッションを決められそうだったけど、ミスしてしまったから直さないと。ちょっとテクニックがダメだったけど、必ず直して次は決めてみせる。正直、今日はちょっとうまくできなかったけど、私はチャンピオンだから、常にプランはAもBもCも、それ以上を考えている。最初のプランでうまくいかなければ次のプランに行くだけ。今日はストライキングのタイミングが合わなくて、テイクダウンでいこうと思った。ジムではすべてのトレーニングに取り組んでいるし、特に悪い位置の練習は力を入れているから、彼女がサブミッションでサプライズを仕掛けてきた時も問題なかったわ。あれは悪くなかったと思う。ジャーメインのタイミングがとても良かったけど、向こうの攻撃は何もかもがかなり重くて、だからテイクダウンで攻めるのは楽だった。トレーニングを積んできたことだったから、満足しているわ」
第10試合 バンタム級 5分3R
○マルロン・モラエス
×ジョゼ・アルド
判定2-1(29-28/28-29/29-28)
第9試合 バンタム級 5分3R
○ピョートル・ヤン
×ユライア・フェイバー
3R 0’43” KO
第8試合 ウェルター級 5分3R
○ジェフ・ニール
×マイク・ペリー
1R 1’30” TKO
第7試合 女子バンタム級 5分3R
×ケトレン・ヴィエラ
○アイリーン・アルダナ
1R 4’51” KO
第6試合 ミドル級 5分3R
×イアン・ハイニッシュ
○オマリ・アフメドフ
判定0-3(28-29/28-29/28-29)
第5試合 ウェルター級 5分3R
○マット・ブラウン
×ベン・サンダース
2R 4’55” KO
第4試合 フェザー級 5分3R
○チェイス・フーパー
×ダニエル・テイムル
1R 4’34” TKO
第3試合 フライ級 5分3R
○ブランドン・モレノ
×カイ・カラ・フランス
判定3-0(30-27/29-28/29-28)
第2試合 女子フライ級 5分3R
○ジェシカ・アイ
×ビビアン・アラウジョ
判定3-0(29-28/29-28/29-28)
第1試合 ミドル級 5分3R
○プナヘレ・ソリアーノ
×オスカル・ピエホタ
1R 3’17” KO