静岡キック 3.17 浜松市総合産業展示館:MASATO、鈴木翔也にKO勝ち
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
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静岡キック vol.5
2019年3月17日(日) 静岡・浜松市総合産業展示館
10試合中5試合がKO決着、静岡県出身のMASATOがメインイベントにてNJKFライト級チャンピオン鈴木にKO勝ちし大会を締める。
記事提供:静岡キック(TenCloverGym)
ダブルメインイベント第10試合
62kg契約3分3RD(延長1RD)
○MASATO(STRIKEsGYM/静岡県浜松市)
×鈴木翔也(OGUNI-GYM/東京都)
2RD、MASATOのKO勝利
開始のゴングと同時にプレッシャーをかける鈴木、それに対してステップを使うMASATO。鈴木が早い詰めからパンチを出すと、MASATOがそれ受け返すといった展開が続く。2RD、MASATOが打ち合いにいくとこれに鈴木が応じ足を止めての打ち合いが始まる。途中MASATOの右フックが鈴木を捉えると流れは一気にMASATOへ、鈴木も粘ったがパンチの連打をまとめたMASATOが最後は右フックで鈴木をなぎ倒し、見事なKO勝利を飾った。
試合後MASATOは自らの進退をかけて試合に挑んでいたことを発表。この試合を機に東京進出を狙う。本会のサブタイトルにもなっていた「その先へ」を見事に体現してみせたMASATOが会場を狂喜乱舞させメインイベンターとして「静岡キックvol.5」を見事に締めた。
ダブルメインイベント第9試合
57.5kg契約3分3RD(延長1RD)
◯雅也(T-KIX/静岡県三島市)
×田渕神太(拳聖塾/大阪府)
2-0で雅也の判定勝ち
戦前の予想とおり序盤は雅也が蹴りで距離を計り、田渕がそれを交わしパンチを狙うという展開からのスタート。2RDになると雅也が田淵の土俵に上がりパンチで仕留めにかかり雅也の右ストレートがヒットするシーンもあったが、田淵もそれを交わし、左フックを合わせる場面を作る。その後も一進一退の攻防が続き、3RDも両者引かず加えて両者がKOを狙うスリリングな展開が終始続いたが、双方腰が落ちることなく戦い続け試合終了となった。延長も十分に考えられる中、2-0の判定にて雅也が勝利をおさめた。
第8試合
ヘビー級3分3RD(延長1RD)
×マウンテンRYUGO(TenCloverGym/静岡県浜松市)
○JOHN VATISTA(TEAM HAMBOLT/ブラジル)
3ラウンド、バチスタのKO勝ち
1RD、2RD共にキックボクサーであるマウンテンが終始試合をコントロールしバチスタを完封しにかかる。3RDになると判定では不利なバチスタが圧力をあげマウンテンの蹴りを受け潰しにかかる。マウンテンも更に右ミドルを蹴るが、徐々にバチスタの圧力に押され下がり出す。バチスタが更に距離を潰すとマウンテンはパンチを引き出され、そこにバチスタの左ストレーからの右フックが炸裂、バチスタが起死回生のダウンを奪取するとその後も猛攻をしかけ、スリーノックダウンにてバチスタの大逆転勝利となった。
第7試合女子マッチ
46kg契約2分3RD
△MIREY(HIDE GYM/静岡県磐田市)
△TOMOMI(GSB豊橋/愛知県)
ドロー
序盤よりTOMOMIがパンチにて一方的に攻める展開が続き、要所では膝も出し、試合を支配する。3ラウンドTOMOMIは倒すことを意識しすぎたのか、突っ込みすぎたところにパンチをもらい盛り返され結果ドローとなった。
第6試合
55kg契約3分3RD
×大澤匡弘(STRIKEsGYM/静岡県浜松市)
○浅岡竜大(BFA-SEED/三重県)
1ラウンド、浅岡のKO勝ち
互いにサウスポーの中、様子見の展開でスタート。1ラウンド中盤、ファーストコンタクトともとれるタイミングで浅岡が見事に左フックを炸裂させデビュー戦を派手なKO勝ちでおさめた
第5試合
56kg契約3分3RD(延長1RD)
◯戸塚昌司(C’rush/静岡県掛川市)
×淳士(OGUNI-GYM/東京)
判定3-0
静岡キックの顔とも言うべき戸塚が入場前より大声援で地元ファンに迎えられ試合がスタート。1ラウンドから積極的に仕掛ける戸塚ではあるが、淳士はこれを冷静に処理。2ラウンド、3ラウンドも戸塚が終始攻め続けるも淳士がこれを捌き、膝を合わしにかかる。戸塚陣営にはストレスの溜まる試合展開が続くが、淳士も決定打がでない中、戸塚の積極性が採られ戸塚の判定勝ちとなる。
第4試合
58kg契約2分3RD
○仲川広汰(TenCloverGym助信/静岡県浜松市)
×瀧野亮介(C’rush/静岡県藤枝市)
2ラウンド、中川のKO勝ち
1ラウンド、早い動きを見せる瀧野に対して、仲川が見て合わせるという展開。2ラウンド、仲川が積極的にしかけ瀧野がロープを背負ったところで、中川の飛び膝が瀧野の顔面にヒット。瀧野はこれを耐えるも鼻からの出血止まらずドクターチェック。結果ドクターストップとなり仲川のTKO勝利となる。
第3試合女子マッチ
49kg契約2分3RD
×黒川薫(STRIKEs GYM/静岡県浜松市)
○渡邉奈央(キングムエ/愛知県)
2ラウンド、渡邉のKO勝ち
序盤より渡辺がローを効かせ、体が折れる黒川。2ラウンド黒川の意識が下に下がったところに渡辺の右ストレートが炸裂し黒川がダウン、黒川はそのまま立てず、渡辺のKO勝利となった。
第2試合
63kg契約2分3RD
×青島政史(TenCloverGym入野/静岡県磐田市)
◯板倉拓海(STRIKEsGYM/静岡県浜松市)
判定3-0
互いに距離を取り合う静かな立ち上がりとなった。2ラウンド、板倉が前に出だすと青島も応戦するが、青島が下がっている印象が見てとれるようになる。3ラウンドも板倉が攻め、青島が守るという展開が続き板倉の判定勝利となる。
第1試合
70kg契約2分3RD
◯石川泰市(TenCloverGym掛川/静岡県袋井市)
×森川康輝(キングムエ/愛知県)
判定3-0
愛知の名門キングムエの期待の新人森川が第一試合に登場。森川は身長183cm、体格もよく長いリーチを活かして攻撃を組み立てる。対する静岡TenCloverGymの石川もRISEのアマチュア部門でチャンピオンになるなどの実績を積み今大会に挑む。序盤、森川のリーチに攻めあぐねる石川であったが、中盤より要所で友好的にボディーにパンチを集め、森川の動きを封じる。森川はローキックで流れを引き戻そうとするも石川がこれをキャッチして森川を転かすシーンが目立つ。後半は石川が距離を詰め森川を追いつめるが倒すまでには至らず、結果石川の判定勝ちとなる。