静岡キック 4.7 アクトシティ浜松(レポ):RISEランカー石川泰市、ウェズリー・ペレイラに判定勝ちも「こんな試合ではRISEでは勝てない」。竹内賢一、大澤匡弘に判定勝ちしS-BATTLEフェザー級王座防衛
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静岡KICK vol.10
2024年4月7日(日) 静岡・アクトシティ浜松 展示イベントホール
記事提供:静岡KICK事務局
第8試合 メインイベント 67.5kg契約 3分3R(延長1R)
○石川泰市(TenCloverGym/RISEウェルター級4位、Stand Up King of Rookie 2022 -67.5kg級優勝)
×ウェズリー・ペレイラ(ブラジル/ブラジリアン・タイ)
判定3-0(30-26/30-25/30-25)
1R序盤は互いに距離を取り合う展開になるが、中盤より石川が何度か詰めパンチを当てだす。
2R石川がパンチで攻め立てると、ウェズリーもそれに応じバックハンドや胴回し回転蹴りの大技で応戦。スリリングな展開となったが、石川がウェズリーの攻撃をかわし顔面を捉え出すと、1分過ぎに右ストレートで1度目のダウンを奪取。ウェズリーは立ち上がるもダメージが残る。石川は一気に畳み掛けると再度右ストレートにて2度目のダウンを奪取する。今度もなんとか立ち上がるウェズリーであったが、石川も攻め疲れが見え、倒しきれず2Rが終了。
3R、ウェズリーがポイントを取り返そうと前に出るも、石川のディフェンスが固い。ウェズリーが攻めあぐねると石川が反撃し、最後まで石川が優位に試合を進めるも、倒すまでには至らず試合終了。
試合後の勝利者マイクで石川は「こんな試合ではとてもRISEでは勝てない。チャンピオン戦線に返り咲き何年かかるか分かりませんが、RISEのベルトを必ず巻くので、皆さん応援を宜しくお願いします。」と大会を締めた。
第7試合 セミファイナル S-BATTLEフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
○竹内賢一(TenCloverGym世田谷/王者、元Bigbangフェザー級王者)
×大澤匡弘(STRIKEs GYM/挑戦者)
判定3-0(30-26/30-26/30-27)
※竹内が防衛
昨年11月の次期挑戦者決定戦を勝ち上がってきた大澤がチャンピオン竹内に挑む。序盤しっかりと距離を取り左ミドルを狙う大澤、竹内はこれをしっかりとかわしコツコツと攻撃を当てていく。途中竹内が動きを見せ右ストレート右ボディーと攻撃を散らし展開を作り出すと返しの左フックが大澤を捉えダウンを奪取。
2R追い上げを図る大澤が詰め左ストレートを当てるシーンもあったが直撃とはならず。
3Rは竹内が距離を完全に掌握。タイトルマッチのためか竹内は無理に倒しにいかず静かに試合終了となった。
第6試合 57kg契約 3分3R(延長1R)
○戸塚昌司(C’rush)
×石井拓也(フォレストプラス)
2R TKO
戸塚はこの試合が引退試合となる。戸塚が開始よりアグレッシブに前に出る。それに対しローを返していく石井。鍔迫り合いが続いたが戸塚が更に距離を詰めるパンチからの左ミドルが石井の脇腹を捉え出す。
2Rも戸塚が攻めるシーンが目立ちパンチから蹴りまでのコンビネーションが冴える。最後は戸塚がパンチで攻め立て石井からダウンを奪取。石井は立ち上がるもレフェリーがストップ。戸塚のTKO勝利となった。
試合後に戸塚の引退式が行われた。「自分はデビュー戦も静岡KICKでほぼ全大会に出場させて頂きました。選手として東京で派手な結果は残せませんでしたし、また色々と会長やジムのみんなに迷惑をかけてしまいましたが皆さんのお陰でここまでやってこられました・・・最後に自分は鈴木会長の一番弟子だと思っています。会長、今までありがとうございました。」と最後に関係者と鈴木会長にお礼を伝え現役生活に幕を閉じた。
引退試合には100人を超える応援団が集まり現役時代の戸塚の人柄が伺えた。
第5試合 62.5kg契約 3分3R(延長1R)
○市川一輝(MtF MUGEN GYM)
×長谷川裕也(フォレストプラス)
1R KO
勝者ダブルノックダウンという衝撃的な試合となった。開始1分こそ静かな立ち上がりであったが、市川が徐々に詰めるとジャブからのストレートが冴え出す。2分長谷川が市川のパンチを被弾し腰が落ちると市川がラッシュを仕掛ける。長谷川はダウン寸前であったがここで長谷川が奮起し猛然と反撃。両者ノーガードでのパンチの打ち合いが始まった。パンチのリズムがシンクロし出しどちらのパンチが先に当たるかといった展開の中、両者の右フックが両者の左顔面を捉え両者ノックダウン。河邉レフェリーのカウントが始まるも両名動かず、ダブルノックアウトかと思われる中、市川が動き出し執念のスタンディング。いつまでも会場に余韻が残る劇的な試合となった。
第4試合 70.0kg契約
×時田大地(OISHI GYM)
○小河快士(TEAM TMT)
判定2-0(30-28/30-29/30-30)
第3試合 58.0kg契約
×三澤文康(MtF MUGEN GYM)
○YOSHITO(BFA-SEED)
判定3-0(30-28/30-28/30-29)
第2試合 57.0kg契約
○海野嘉偉(アブレイズキックジム)
×川口裕矢(TEAM O’URA)
判定2-1(30-28/30-29/29-30)
第1試合 54.0kg契約
○深澤波琉(KGFC)
×佐藤力也(T-KIX GYM)
2R KO
オープニングファイト第3試合 56.0kg契約
○藤森豊(TenCloverGym)
×西田凌(BFA-SEED)
3-0
オープニングファイト第2試合 65.0kg契約
×小林直貴(TenCloverGym)
○片桐滉晴(フォレストプラス)
0-3
オープニングファイト第1試合 38.0kg契約
×大川怜輝(TenCloverGym)
○山崎拳慎(MEIBUKAI)
1-2