ONE 8.15 ルンピニー(レポ):KANA、香港の選手をパンチやハイで圧倒して判定勝ちし連敗免れる

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ONE Fight Night 46
2026年8月15日(土)タイ・バンコク:ルンピニースタジアム
レポート:井原芳徳 写真提供:(C)ONE Championship
キックボクシング 女子アトム級(52.2kg) 3分3R
○KANA(Team Aftermath/元K-1&Krush女子フライ級(52kg)王者)
×ユー・ヨウプイ[Yu Yau Pui](香港)
判定3-0
KANAは34歳。19年12月のK-1初代女子フライ級王座決定トーナメントで優勝し王者に。3度防衛したが、23年12月にアントニア・プリフティに判定負けし王座陥落。24年9月にONEと契約。12月のONEで念願のアニッサ・メクセン戦が組まれたが終始翻弄され判定負け。昨年1月の2戦目ではモア・カールソンに判定勝ち。3月の埼玉大会ではONEキックボクシング女子アトム級王者・ペッディージャーに挑戦したが判定負け。11月の有明大会では、2年ぶりに復帰したスタンプ・フェアテックスに判定勝ち。今年5月のルンピニーではミャンマー人のベロニカに判定負けした。
ヨウプイは33歳。23年2月のONEフライデー初期から参戦し9戦7勝(4KO)2敗。24年8月・25年3月と2連敗したが、今年3月、タイのアンナに1R TKO勝ちしている。ただし、これまで全てONEではムエタイルールで、ONEキックルールは今回初となる。
1R、KANAがオーソドックス、ヨウプイがサウスポーで構え、開始すぐからKANAが距離を詰めて近距離でパンチやインローを積極的に放って当てる。KANAは前傾姿勢で詰めてからの左右のオーバーハンドフックを当て、右ストレートで頭をのけぞらせる。初のキックルールのヨウプイは距離が詰まると組んで膝を放つ癖が抜けきらず、何度もその動きをしてしまい、レフェリーからその都度注意される。記者採点はKANA。
2R、開始すぐからヨウプイが組んで膝を当てると、レフェリーはイエローカードを出す(減点ではない)。ヨウプイも接近戦でパンチを打ち合うようになり、少し優位になると、KANAも組んでから膝を当てる反則を繰り返すように。中盤、KANAは右ミドル、テンカオも当て、終盤、パンチ、右ハイを随所で当て、主導権を維持する。ヨウプイは組んで膝を当てる反則をまた犯し、レフェリーからは次にやったら減点と宣告される。記者採点はKANA。
3R、ヨウプイはまたも組んで膝を当て、再びレフェリーはイエローカードを出す。とはいえヨウプイは動き自体は落ちず、細かいパンチと左右のミドルを当て、中盤には手数で上回るように。だが終盤、KANAは残りの力を振り絞り、前に出てパンチを振り続け、左フック、右ストレートを度々当て、主導権を奪い返して終える。記者採点はKANAだがヨウプイにつく可能性もある。ジャッジは割れ、2者がKANA、1者がヨウプイにつける。記者採点合計30-27でKANA。ジャッジ3者もKANAを支持し、KANAが判定勝ちし、連敗を免れた。
試合後、判定勝ちながらKANAにはインタビューの時間が設けられた。KANAは「ユー・ヨウプイ選手、予想はしていましたがタフでした。疲れてしまい、倒すところまで行けませんでしが、勝ちということに感謝したいです」とコメントした。リングアナウンサーは「世界タイトルに向けていいステップになったと思います」と話してやり取りは終了し、今後の展開について具体的なやりとりは無かった。
メインイベント ONEムエタイ・ストロー級(56.7kg)チャンピオンシップ 3分5R
○ステラ・ヘメッツバーガー(王者、同級キック王者)
×ナタリア・ディアチコワ(挑戦者)
3R 1’46” KO (左ミドルキック)
※ヘメッツバーガーが防衛







