修斗 5.17 アクロス福岡(レポ):宝珠山桃花、杉本恵に3R一本でリベンジ。インド出身デイネッシュ、韓国のキム・シウォンとの接戦制す。結城大樹が1R一本勝ちし「もうちょっと頑張ってみようかな」

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TORAO NATION STATE主催「プロフェッショナル修斗公式戦福岡大会 TORAO 38」
2026年5月17日(日)福岡・アクロス福岡
レポート:井原芳徳 写真提供:TORAO NATION STATE 中継:ツイキャス
第12試合 メインイベント TORAO/colors 女子ストロー級(52.2kg) 5分3R
○宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT/世界2位、LION ROCK Championship女子アトム級王者)
×杉本 恵(AACC/女子アトム級(47.6kg)世界3位)
3R 2’08” 裸絞め
宝珠山は31歳。23年から24年のインフィニティリーグの終盤戦では藤野恵実、杉本恵といった上位勢に連敗したが、24年5月、地元福岡大会で吉成はるかに判定勝ち。昨年8月の高本千代戦は2Rドロー。6月の新宿大会ではAACCの2戦目の17歳・高田暖妃に判定勝ち。7月、世界女子ストロー級王者・藤野恵実の欠場により、急きょ出場しパク・ボヒョンと暫定王座を争ったが、パンチをもらい続け4R KO負けした。
杉本は35歳。24年1月に宝珠山に判定勝ちしたが、同年は藤野恵実にKO負け、高本千代と引き分け。昨年は6月にマイアミでのCombate Globalに参戦して1R TKO負け。10月に香港で中国の選手に3R裸絞めで一本勝ちしLION ROCK Championship女子アトム級王座を獲得。今年1月の修斗ではアトム級で徳本望愛に判定1-2で惜敗した。今回は2階級上げての戦いとなる。
1R、宝珠山が細かくステップして距離を取り、ガードを低めにして杉本にタックルをさせないよう対処しつつ、右ボディ、左ジャブを随所で当てる。お互い攻撃が少ない状態が続き、残り1分のアナウンスが場内に響くと、杉本はタックルを仕掛けて倒してハーフガードで押さえる。宝珠山は下から杉本の腕をつかんでアームロックを狙う。極まりそうではないが、杉本にパウンドを打たせず終わる。記者採点は宝珠山。
2R、杉本がパンチのフェイントから片足タックルを仕掛けて序盤からテイクダウンに成功する。杉本はサイドに回るが、押さえが不十分で、宝珠山は下から腕をつかみつつ、右肘を顔面に当て、スイープしてから立ち上がる。宝珠山は左ジャブをヒットし、杉本は鼻血を出す。またも杉本がタックルで倒すが、宝珠山は金網を背中にして立ち上がる。終盤、スタンド勝負に戻り、お互い攻撃が少ないまま終わる。記者採点は宝珠山。
3R、杉本が序盤から首投げで倒し、袈裟固めで押さえようとするが、宝珠山は背中を起こし、片足を杉本に絡めた状態で耐える。杉本が袈裟固めを解除し体をひねって向き直そうとすると、宝珠山は対応して背後に回り込み、バックを取ることに成功する。宝珠山は金網際で膝立ちの状態から、座った状態の杉本に裸絞めを仕掛けると、最後はバックマウントで捕獲しながら絞め上げてタップを奪った。試合後に宝珠山は応援団やチームメイトに感謝の言葉を述べた。
インド出身のデイネッシュ、韓国のキム・シウォンとの接戦制す
第11試合 セミファイナル 68kg契約 5分3R
○ネイン・デイネッシュ[Nain Dinesh](インド/MASTER JAPAN FUKUOKA/ライト級環太平洋10位)
×キム・シウォン[Kim Siwon](韓国/コリアンゾンビMMA)
判定3-0 (橋本30-27/大内30-27/松本29-28)
デイネッシュは29歳。2023年フェザー級新人王で、2月の新宿フェイス大会で安海健人に判定負け。同門の磯城嶋一真の欠場による代役出場となる。シウォンはMMA 7戦4勝3敗の24歳で、昨年5月のRIZIN韓国大会では宇佐美正パトリックに判定負けしている。
1R、デイネッシュが左ジャブのフェイントからタックルを仕掛け、背後から金網に押し付けるが、テイクダウンは奪えず離れる。中盤、シウォンが左ハイ、右ミドルをヒット。終盤もシウォンがプレッシャーをかけ、右ローを当てる等主導権を維持する。記者採点はシウォン。ジャッジは3者とも意外にもデイネッシュにつける。
2R、デイネッシュは最初からパンチを振って強気に前に出て、タックルで倒して上になる。シウォンが下から腕十字を狙うと、デイネッシュはスタンドに戻す。デイネッシュはサウスポーに切り替え、左ストレート、ミドルを当てる。終盤、シウォンがパンチを振って詰めて来ると、デイネッシュはスウェーしながら左ストレートを当ててダウンを奪う。デイネッシュはすぐさまバックを奪い、腕十字、三角絞めを狙って終える。記者採点はデイネッシュ。
3R、デイネッシュはサウスポーで固定し、左ミドル、右アッパーを当てるが、シウォンも前に出て右ストレートを返す。中盤、デイネッシュが組み付いて金網に押し込むが、テイクダウンは奪えず、シウォンが離れる。終盤、お互い顔面へのパンチを当てる。デイネッシュはミドルも絡めつつ、またも組み付いて金網際で押し込むが、シウォンは離れる。またもパンチの打合いとなり、デイネッシュが組み付き、最後は離れてシウォンがパンチを振って終える。記者採点はデイネッシュとしたが割れても不思議ではない。合計29-28でデイネッシュ。ジャッジは3者ともデイネッシュを支持し、デイネッシュが接戦を制した。
来日11年のデイネッシュは日本語で「前回、ライト級に上げたんですけど、壁が高かったので、これからフェザー級のチャンピオンを目指して頑張ります」と宣言した。
ソーキが判定勝ち
第10試合 80kg契約 5分2R
○ソーキ(NASCER DO SOL/ウェルター級世界3位)
×SOKO(ジンバブエ/有永道場Team Resolve)
判定3-0 (岡田20-18/大内20-18/松本20-18)
5月7日で40歳になった岐阜出身のソーキが修斗での7年ぶりの勝利を目指す一戦(DEEPでは23年4月に勝利)。SOKOはジンバブエ出身で山口大学の大学院生で、昨年プロデビューし1敗1分。
1R、ソーキが序盤からテイクダウンを奪い、金網際で押さえ、ハーフガードから肘を当てる等優位をキープする。
2R、SOKOが右ミドルを強打するが、ソーキは蹴り足をつかんで抱え上げて倒して、またも上になる。金網際でサイドポジションから押さえ続け、肘やパウンドを当てつつ、アームロックも狙って主導権を維持し、点差を広げ判定勝ちした。
結城大樹が1R一本勝ちし「もうちょっと頑張ってみようかな」
第9試合 ライト級 5分2R
○結城大樹(MASTER JAPAN FUKUOKA/世界8位、環太平洋9位)
×石原海渡(C.K STYLES MMA/2025ライト級新人王)
1R 2’01” 裸絞め
地元福岡の35歳・デビュー14年目のベテラン・結城が、熊本出身の昨年新人王・石原を圧倒する内容に。1R、サウスポーの石原に対し、結城が右ミドルを当てつつ、片足タックルで倒すと、立とうとした石原のバックからしがみつき、金網際で押さえる。石原が立ち上がれば、結城がオンブになり、裸絞めを極めながら倒すと石原がタップした。
マイクを持った結城は「前回(昨年10月に後藤亮に)負けて、兄ちゃんとか母親とか大切な人には、今回で最後にしようと言っていたんですけど、弘中(邦佳)先生や荒牧(誠)さんの顔を見ていると、そう言えず、今日迎えたわけで、もうちょっと頑張ってみようかなあと思っています」と話し、場内は拍手で包まれた。
第8試合 フライ級 5分2R
○若宮龍斗(KAMIKAZE DOJO MMA)
×黒石大資(スカ―フィスト)
2R 2’08” TKO (レフェリーストップ:グラウンドでの左肘打ちによる額のカット)
第7試合 フェザー級 5分2R
○諸石一砂(OMURA FIGHT BASE)
×P助(修斗GYM神戸)
1R 2’09” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
第6試合 2026年プロ修斗新人王トーナメント ライト級 5分2R
○平尾大和(KAMIKAZE DOJO MMA)
×大地(有永道場team resolve)
1R 2’28” KO (スタンドパンチ連打)
第5試合 フライ級 5分2R
○小生隆弘(グランドスラム沖縄A・P・P)
×下田洋介(095BJJ長崎柔術)
2R 4’14” TKO (レフェリーストップ:左まぶたの負傷)
第4試合 2026年プロ修斗新人王トーナメント バンタム級 準決勝 5分2R
○田中滉太郎(MMA Rangers gym)
×森本健介(毛利道場)
2R 0’51” 裸絞め
第3試合 ライト級 5分2R
○深見弦汰(赤崎道場A-SPIRIT)
×ムクロック(SAND MMA)
判定3-0 (大内20-17/宮崎20-18/坂元20-18)
第2試合 2026年プロ修斗新人王トーナメント ストロー級 一回戦 5分2R
×堤 成矢(MASTER JAPAN FUKUOKA)
○松田愛翔(volcano柔術&MMA)
2R 1’42” 腕ひしぎ十字固め
第1試合 2026年プロ修斗新人王トーナメント バンタム級 一回戦 5分2R
×赤木紘平(LIBRE)
○福田侑飛(Lotus福岡古賀道場)
2R 4’52” KO (左フック)












