ONE Championship 10.26 ミャンマー:今成正和、腕十字で快勝。阿部大治、ONE初戦は左ミドルで秒殺KO負け
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ONE: PURSUIT OF GREATNESS
2018年10月26日(金) ミャンマー・ヤンゴン・トゥウンナ体育館
レポート:井原芳徳 photos by ONE Championship
MMA 67kg契約 5分3R
○今成正和(今成柔術/元DEEPフェザー級&バンタム級王者)
×ラディーム・ラーマン[Radeem Rahman](シンガポール/プーケット・トップチーム)
1R 1’23” 腕ひしぎ十字固め
https://www.facebook.com/ONEChampionship/videos/354852888584634/
今成は現在42歳のベテラン。近年はDEEPを主戦場にしていたが、今年1月、ONEに約6年ぶりに出場し、DREAMにも参戦していたユサップ・サーデュラエフに判定負け。4月のマニラ大会ではキム・デフォン(韓国)に判定負けし2連敗。得意な足関節技をはじめとしたサブミッションを封じられ続けている。
ラーマンはMMA戦績4戦3勝(2KO/1一本)1敗の31歳。MMAは4試合ともONEで、今年5月に約4年ぶりに試合出場し、Tang De Pan(中国)に1R裸絞めで一本勝ちしている。
試合は大会4日前に発表され、契約体重は通常のONEバンタム級(65.8kg)よりも少し重い67kgとなっている。
1R、20秒ほどで今成がタックルを仕掛け、足元に潜り込んで下になると、ラーマンの腕に足を絡めオモプラッタを仕掛ける。しばらくラーマンがて防御していたが、今成は動いて腕十字に切り替えて極めタップを奪取。緊急出場の今成が、ONE復帰後初の白星をもぎ取った。
MMA ウェルター級(83.9kg) 5分3R
×阿部大治(HMC JAPAN/元パンクラス・ウェルター級王者、元J-NETWORKライトヘビー級王者)
○ルイス・サントス(ブラジル)
1R 0’33” KO (左ミドル)
https://www.facebook.com/ONEChampionship/videos/267052420819108/
阿部は昨年6月に三浦広光にTKO勝ちしてパンクラスのタイトルを獲得。9月のさいたま大会でUFCに初参戦し、イム・ヒョンギュに勝利したものの、以降はルーク・ジュモー、リー・ジンリャン相手に持ち味の打撃を封じられ2連続で判定負けし、UFCとの契約が終了していた。
ONE初戦の相手・サントスは、2000年にデビューし、約80戦のキャリアのある38歳のベテランで、08年にWEC、11~12年にベラトールにも上がっていた。ONEには14年から上がり4勝2敗1無効試合。最近では7月のクアラルンプール大会でタイラー・マクガイヤーに判定負けしている。
1R、サントスがサウスポーに構え、開始すぐからオーソドックスに構える阿部に左ミドルをクリーンヒット。一発で阿部は嫌そうな表情を浮かべる。サントスはじわじわ圧力をかけ、さらに左ミドルを当て続けると、3発目がクリーンヒットしたところで阿部は崩れ落ち試合終了。1分足らずで阿部は何もできないまま完敗した。
メインイベント ONEミドル級(93kg)チャンピオンシップ 5分5R
○アウン・ラ・エヌサン(ミャンマー/ONEミドル級&ライトヘビー級王者)
×モハマド・カラキ[Mohammad Karaki](レバノン/挑戦者、中東Desert Force元2階級王者)
1R 2’21” TKO (レフェリーストップ:右ストレート→グラウンドパンチ)
※エヌサンが2度目の防衛
https://www.facebook.com/ONEChampionship/videos/318246212320562/