ROAD TO UFC 8.22 上海(レポ):中村京一郎、地元中国の選手を打撃で圧倒し判定勝ちしフェザー級決勝進出
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ROAD TO UFC Season 4 episode 5&6
2025年8月22日(金)中国・上海:上海体育館
レポート:井原芳徳 (U-NEXTで生中継)
UFCのアジア・オセアニア地域の選手のトライアウト・トーナメント「ROAD TO UFC シーズン4」が、今年も開催されている。過去3回で日本勢では中村倫也、風間敏臣、鶴屋怜がUFCとの契約を勝ち取った。今回は男子4階級・各階級8選手ずつが参加し、日本からは4階級に2選手ずつ、全8人がエントリーした。5月22日・23日の2日間に渡って一回戦が行われたが、日本勢8人のうちフェザー級の中村京一郎の1人だけ、8月22日の準決勝に勝ち残った。
エピソード6

SHANGHAI, CHINA – AUGUST 21: poses on the scale during the Road to UFC 4 weigh-in at Hengshan Garden Hotel Shanghai on August 21, 2025 in Shanghai, China. (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)
第4試合 フェザー級準決勝 5分3R
×リー・カイウェン(中国)
○中村京一郎[けいいちろう](EXFIGHT/GRACHANフェザー級1位、ABEMA格闘技代理戦争フェザー級トーナメント2024優勝)5勝1敗
判定0-3 (28-29/28-29/27-29)
中村は26歳。22年にMMAデビューし初戦は敗れたが以降は6連勝し7戦6勝(6KO)1敗。昨年3月から5月に行われたABEMA「格闘代理戦争 THE MAX」のフェザー級トーナメントに岡見勇信&中村倫也推薦で出場し優勝する。今年5月のROAD TO UFCフェザー級トーナメント一回戦でパク・オジン(韓国)と対戦し、2R、オジンのタックルのカウンターの左膝蹴りをアゴに当ててKO勝ちしており、この日のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトに選ばれた。
カイウェンは元ONEの選手で、昨年のRTUで決勝まで進むも体重超過し、イー・ジャーに1R腕十字で一本負け。今年も参戦し一回戦ではソ・ドンヒョン(韓国)を2R右アッパーからのパウンドで仕留めている。
場内は地元のカイウェンへの大声援で包まれる中、試合がスタートする。1R、中村はサウスポーで構え、カイウェンがオーソドックスで構える。お互い見合う状況が続き、中盤、中村が左ストレート、ミドルを立て続けに当ててチャンスを作るが、パンチが交錯すると、カイウェンが右フックを当て、中村はひるむ。カイウェンは片足タックルで倒すが、中村はすぐ立ち、左ストレートを当て返す。終盤、カイウェンはパンチのフェイントから片足タックルですぐ倒し、そのまま上から押さえる。中村は金網を背にして立つが、カイウェンはしがみついて倒そうとする。時折、中村が金網をつかみそうになると、場内はブーイングで包まれる。残り30秒、離れると、中村が左ハイを当てるが、カイウェンは蹴り足をつかんで倒し、パウンドを当てる。最後はスタンドに戻って終わる。記者採点はカイウェン。パンチを的確に当ててひるませ、テイクダウンを繰り返したことを評価した。

SHANGHAI, CHINA – AUGUST 22: (L-R) Keiichiro Nakamura of Japan punches Kaiwen of China in a featherweight fight during the Road to UFC event at Shanghai Indoor Stadium on August 22, 2025 in Shanghai, China. (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)
2R、カイウェンは右ストレート、中村も左ストレートを当てるが、お互いヒットが減る。中村は鼻血を出す。中盤過ぎ、カイウェンがタックルを仕掛けるが、すぐ中村は突き放す。すると中村は左テンカオを効かせ、さらに左ハイを当てる。カイウェンは口が開き少ししんどそうだ。終盤、カイウェンはタックルを仕掛けるが、これも中村はすぐ切る。中村は左の縦肘、ストレートをヒット。カイウェンもタックルを仕掛け倒すが、すぐスタンドに戻す。中村は左アッパー、ストレートを当て何発も当て、次第にヒットを増やし、カイウェンを追い詰めるが、カイウェンは耐えきって終える。記者採点は中村。カイウェンはかなりダメージを負ったため、ジャッジ1者は8-10とつける。
3R、中村は左の回転肘をヒット。カイウェンがタックルを仕掛けるが、中村は切って突き放す。中村も疲れており、カイウェンもステップを止めず、中村は2R終盤のようにパンチを当てることができない。それでも中村は随所で左ストレートを当てるが、カイウェンもパンチを返す。カイウェンは1Rから右まぶたが腫れていたが、かなり腫れが大きくなる。終盤、中村は前に出続け、左ミドル、フックをガードの上ながらも当て、積極的な攻めで主導権を握っている印象を作る。記者採点は中村。合計28-29で中村。ジャッジ3者も中村を支持し、中村が判定勝ちした。
決勝は来年初頭を予定し、中村は中村同様「格闘代理戦争」出身のユン・チャンミンを47秒でKOしたセバスチャン・サレイ(オーストラリア)と対戦する。他の階級の決勝はライト級・キム・サンウク(韓国)vs. ドム・マー・ファン(オーストラリア)、バンタム級・スーランランボ(中国)vs. ローレンス・ルイ(ニュージーランド)、フライ級・ナムスライ・バトバヤル(モンゴル)vs. アーロン・タウ(ニュージーランド)となった。今年のROAD TO UFCからアジア勢に加えオセアニア勢が参加し、全階級でオセアニア勢が1人ずつ勝ち残り、アジアの日本・韓国・中国・モンゴルの選手が対抗する構図となった。
第6試合 女子ストロー級 5分3R
×シー・ミン(中国)
○ブルーナ・ブラジル(ブラジル)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)
第5試合 フライ級 5分3R
○ニャムジャルガル・トウメンデムベレル(モンゴル)
×テランス・セイターン(米国)
1R 2’53” アナコンダチョーク
※セイターンが0.5ポンドオーバー
第3試合 ライト級トーナメント準決勝 5分3R
×レン・ヤーウェイ(中国)
○キム・サンウク(韓国)
3R 3’42” 裸絞め
第2試合 バンタム級トーナメント準決勝 5分3R
○スーランランボ(中国)
×シン・カイ・シオン(シンガポール)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
第1試合 ライト級トーナメント準決勝 5分3R
○ドム・マー・ファン(オーストラリア)
×パク・ジェヒョン(韓国)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
エピソード5
第5試合 フライ級トーナメント準決勝 5分3R
×アグラリ(中国)
○ナムスライ・バトバヤル(モンゴル)
1R 4’45” 裸絞め
第4試合 フェザー級トーナメント準決勝 5分3R
×ユン・チャンミン(韓国)
○セバスチャン・サレイ(オーストラリア)
1R 0’47” TKO (レフェリーストップ:左フック→グラウンドパンチ)
第3試合 バンタム級トーナメント準決勝 5分3R
×ギエム・ヴァン・イ(ベトナム)
○ローレンス・ルイ(ニュージーランド)
2R 1’48” KO (右ストレート→グラウンドパンチ)
第2試合 フライ級トーナメント準決勝 5分3R
×イン・シュアイ(中国)
○アーロン・タウ(ニュージーランド)
判定0-3 (27-30/28-29/28-29)
第1試合 非トーナメント ウェルター級 5分3R
○キット・キャンベル(オーストラリア)
×チャン・ユンソン(韓国)
判定2-1 (29-28/29-28/28-29)
