NEXUS 8.3 後楽園ホール(レポ):ジェイク・ウィルキンス、小川健晴に2R TKO勝ちしMMAライト級王者に。堀本祐惺、彪司に判定勝ちしSTRIKEスーパーバンタム級王者に。CRAZY RULEで北野一声が齊藤淳に判定勝ち
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NEXUS MANIA 2025
2025年8月3日(日)後楽園ホール
レポート:井原芳徳 写真提供:Fighting NEXUS
堀本祐惺、彪司に判定勝ちしSTRIKEスーパーバンタム級王者に
第10試合 ダブルメインイベント(2) キック STRIKE NEXUS初代スーパーバンタム級(55kg)王座決定トーナメント決勝戦 3分3R
○堀本祐惺[ゆうせい](TRY HARD GYM)
×彪司[ひゅうが](TEAM TEPPEN/RISEバンタム級(55kg)11位)
判定3-0 (都甲○30-30/小池○30-30/金子○30-30)
※堀本が王者に
昨年11月以来となる「Fighting NEXUS」の後楽園ホール大会で、今回はキックボクシングイベント「STRIKE NEXUS」と合体する形に。双方のルール、および、前回後楽園大会で実施されたNEXUS CRAZY RULE(1R:ムエタイ 2R:MMA 3R:ベアナックルボクシング)の試合も組まれ、多様なルールの戦いが楽しめる大会となった。
肘無し・ワンキャッチワンアタックルール採用のキックボクシングでは、3月に一回戦、5月に準決勝の行われた初代スーパーバンタム級(55kg)王座決定トーナメントの決勝・堀本祐惺 vs. 彪司が行われた。
試合は堀本が手数差で印象を作る展開に。1R、堀本が序盤、左ミドル、右ローを随所で当て、積極性で上回る。中盤、堀本は左ボディ、フックも絡めるように。終盤、堀本は左ジャブ、右ストレートを当てる。彪司はここまで攻撃が少なかったが、まだひるまず、ようやく最後に詰めてブロックの上からとはいえパンチを連打し、組めば右膝を当てる。だが終了間際、堀本が右のバックスピンキックで彪司を吹き飛ばし、いい形で終える。記者採点は堀本だが、彪司の正味のダメージは小さい様子のため、まだイーブンでも不思議ではない。
2R、堀本は変わらず、左ミドル、右ローを積極的に出すが、彪司も左ボディを随所で返すようになる。これで距離が詰まり、堀本もパンチの比重を上げる。終盤、離れる展開に戻ると、堀本が左ミドルを当てつつ、クリーンヒットではないが右ストレート等のパンチも出し、手数で差をつけて終える。記者採点は堀本だが、1R同様、まだイーブンでも不思議ではない。
3R、堀本が左ジャブ、右ストレート、ボディ、左ミドル等で積極的に攻める。頭を付けた展開で彪司も左ボディを当てるが、堀本はひるまず、右と左のボディを返し、奥足狙いの右インローも絡める。だが堀本は組んで膝を2連打し、梅木レフェリーから口頭注意を受ける。終盤、接近戦で堀本は奥足狙いの右インロー、さらに左インローも絡め、左右のボディフック、左膝も当て、手数で差を広げる。フルコンタクト空手のベースが活きる試合運びに。最後、彪司もパンチを振うが、堀本に押され下がりながらで、しっかり当てられずに終わる。記者採点は堀本。ジャッジ3者とも明確に手数差のあった3Rにも堀本につけず、合計30-30としたが、規定により、トータルマスト判定で堀本を3者とも支持し、堀本の判定勝ちとなった。
ジェイク・ウィルキンス、小川健晴に2R TKO勝ちしMMAライト級王者に
第9試合 ダブルメインイベント(1) MMA Fighting NEXUSライト級王座決定戦 5分3R
○ジェイク・ウィルキンス[Jake Wilkins](リバーサルジム新宿Me,We)※フリーから所属変更
×小川健晴(GOD SIDE GYM/元Bigbangウェルター級(66.68kg)王者)
2R 3’29” フロントチョーク
※ウィルキンスが王者に
※小川は計量0.65kgオーバーのため勝った場合はノーコンテストに
岸野Justice紘樹が返上したライト級王座を懸けた一戦。
ウィルキンスは23年8月の後楽園大会での初代王座決定戦で岸野に判定負けし、昨年8月のニューピア大会ではソン・ヒョンソクに判定負けしている。
小川は元Bigbangウェルター級(66.68kg)王者の元キックボクサー。昨年MMAデビューしFighting NEXUSで3勝。3月のONE日本大会ではエイドリアン・リーの相手に抜てきされ、1R一本負けしている。
試合はウィルキンスの完勝に。1R、両者サウスポーで構え、お互い蹴りを当てあった後、柔道経験者のウィルキンスが首を捕まえに足を掛けて倒そうとする。ムエタイベースの小川は首相撲でコントロールして左膝を当てるが。すぐにウィルキンスは両足タックルに切り替え、すぐにテイクダウンに成功する。ウィルキンスは金網際で押さえ、体を起こしてパウンドを連打する。中盤過ぎ、スタンドに戻り、ウィルキンスが左ローを当てつつ、またもタックルを仕掛けて倒す。小川はタックルに反応できていない。終盤、ウィルキンスは金網際でトップキープして終える。
2Rもウィルキンスが左ローを当て、タックルで倒してあっさりと上になる。ウィルキンスは随所でパウンドを当て、立たれてもすぐタックルで倒す。するとまたも小川が腰を上げるが、ウィルキンスはがぶった状態で首を抱え、後ろに倒れギロチンチョークを極める。小川が落ちて脱力したところで、梅木レフェリーはストップした。
チャンピオンベルトを肩にかけてマイクを持ったウィルキンスは、2か月前に加入したリバーサルジム新宿Me,We勢とパートナーに感謝の言葉を述べた。
CRAZY RULEで北野一声が齊藤淳に判定勝ち
第8試合 NEXUS CRAZY RULE(1R:ムエタイ 2R:MMA 3R:ベアナックルボクシング) 59kg契約 3分3R(インターバル2分)
×齊藤 淳(ReBORN経堂/元WMC日本スーパーフェザー級王者、元UKFインターナショナル&日本フェザー級王者)
○北野一声(SONIC SQUAD)
判定0-3 (梅木=北野/梅田=北野/出口=北野)
ラウンドごとにルールの変わるNEXUS CRAZY RULEの試合は、キックボクシング対MMAの構図で2試合が組まれた。
齊藤は43歳。以前のリングネームはテープジュン・サイチャーン。5月のK-1で王者の金子晃大に判定勝ちした池田幸司の指導者として知られる。CRAZY RULEのプロデューサーでもあり、昨年11月大会での初のCRAZY RULEの試合で村田純也と対戦し、MMAルールの2R目に腕十字で一本負けしている。北野はNEXUSのMMAの主力で、3月のGEN大会でフライ級王者の荻窪祐輔に挑戦し判定1-2で敗れている。
キックルールでの1R、北野がサウスポーからの左右のフックを当てるが、齊藤は首相撲で捕まえ、膝と肘を当て返す。齊藤率いるReBORN経堂の会員や関係者が齊藤陣営サイドの客席を埋め尽くしており、場内は齊藤に対する大きな声援で包まれる。終盤、齊藤が前に出続けるが、北野は2R目に備えてか、ステップで距離を取りつつ、左フックも当てて逃げ切る。
MMAの2R、北野はタックルを仕掛けて押し込むと、後ろに倒れながら足関節技の奇襲を仕掛け、齊藤のヒールフックを極めるが、齊藤はもう片方の足で齊藤の胴体や腕を蹴り続けて脱出する。北野が立ち、猪木アリ状態となったところで小池レフェリーがブレイクする。立った齊藤は左足の動きが少しぎこちないが、自ら動いて積極的に攻撃を出して北野に攻めさせない。北野はあまり攻めなかったが、最後は左フックを当てて終える。
ベアナックルボクシングの3R、齊藤は2分のインターバルをまたいだこともあってか、ステップは元に戻り、軽快に動きつつ、積極的にパンチを振い、左ジャブを的確に当てる。北野は右目尻から出血するが、下がりつつ左フックをお返しする。両者攻撃を出すがほぼ均衡状態で終わる。
判定はトータルマスト形式が採用され、北野がジャッジ3者から支持され勝利した。2Rのヒールフックで追い詰めた場面が評価されたか?試合後、北野は「齊藤選手、打たれ強くてびっくりしました」と称えつつ、MMAに戻ってのタイトルマッチを希望した。すると第2試合のCRAZY RULEの試合で勝利した竹内“クレイジーバスター”悠がケージに登場し、北野に対戦を要求した。
第7試合 MMA Fighting NEXUS初代ウェルター級王座決定トーナメント準決勝 5分2R(延長1R)
×たまよせゆきと(AACC/KAMISU GANG)
○悠太(ALLIANCE/元DEEP王者)
2R 3’10” 裸絞め
ウェルター級では5月のGENスポーツパレス大会で8選手参加で開幕した初代王座決定トーナメントの準決勝2試合が行われた。
1R、前に出る悠太に対し、たまよせがステップして距離を取り、右カーフキックを立て続けに当てる。たまよせはタックルは切られるが、離れると、左ジャブ、右フックを当て続ける。終盤、たまよせが右フックを連打すると、悠太はマウスピースを吐き出し、金子レフェリーは一時中断する。レフェリーはマウスピースをセコンドに洗わせ、リングサイドの副審と話し合い、中断から30秒ほど経過してから再開したため、悠太はある程度ダメージが回復する。たまよせはパンチを当てるが、悠太がまたもマウスピースを吐きだし、レフェリーは再びセコンドに洗わせてから再開する。悠太に注意は入らない。その後もたまよせがパンチを随所で当て、主導権を維持する。たまよせはせっかくのKOに向けての流れが寸断されてしまうラウンドに。
2R、たまよせはタックルを仕掛け、切られてもバックに回り込み、足を絡めてバックマウントを奪う。たまよせはパウンドを時折当て、裸絞めを狙い続ける。悠太が脱出しそうになっても、たまよせはバックマウントを取り直すが、悠太は返して上になる。すると悠太は、やや疲れ気味のたまよせに対し、ハーフ、マウント、バックと素早くポジションチェンジすると、裸絞めを極めタップを奪った。
第6試合 MMA Fighting NEXUS初代ウェルター級王座決定トーナメント準決勝 5分2R(延長1R)
×趙 大貴(フリー)
○森 昴星(THE BLACKBELT JAPAN)
1R 1’52” 裸絞め
※その後、ノーコンテストに裁定変更
1R、森が首相撲で趙を捕まえ、飛び上がって顔面に膝蹴りを当て、そのまま倒す。金網際で倒れた趙の顔面に、森は膝蹴りを当てる。グラウンド状態での反則のため、一旦ブレイクして回復の時間を設けるのが一般的な対応だが、金子レフェリーは気づかなかった様子で、試合は続行する。すると森はそのままマウントポジションを奪い、パウンドを連打する。趙が背中を向けると、森はバックマウントから左のパウンドを連打する。森は右手で金網をつかみながらパウンドを打っているが、ここでも金子レフェリーは気づかず注意しない。最後は森が両手でパウンドを連打した後、裸絞めを極めタップを奪った。
(追記:その後、趙陣営から裁定について主催者に対して異議申し立があり、検証の結果、上記の2つの反則が認められ、ノーコンテストに裁定が変更となっている。詳細はNEXUS公式サイト参照)
第5試合 キック スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
○藤井重綺(Team +1/STRIKE NEXUSスーパーフェザー級王者)
×高岩 拓(TRY HARD GYM)
判定2-1 (金子30-30○/梅木○30-30/都甲○30-30)
第4試合 MMA フェザー級 5分2R(延長1R)
○アポロ中山(GOD SIDE GYM)
×嵐士(K-PLACE)
3R 判定3-0 (小池10-9/出口10-9/金子10-9)
2R 判定0-0 (小池19-19/出口19-19/金子19-19)
第3試合 キック 59kg契約 3分3R
×清重真平(北眞舘)
○マ・シンフ(中国/テイコウファイティングクラブ)
判定0-3 (梅木28-30/都甲28-30/金子28-30)
第2試合 NEXUS CRAZY RULE(1R:ムエタイ 2R:MMA 3R:ベアナックルボクシング) 57.5kg契約 3分3R(インターバル2分)
×簗 丈一(TEAM Aimhigh/Stand up King of Rookie 2024 -57.5kg級優勝、RISEフェザー級(57.5kg)23位)
○竹内“クレイジーバスター”悠(トイカツ道場)
2R 1’09” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
第1試合 キック スーパーバンタム級(55kg) 3分3R
×湯本剣二郎(レアリゼ新宿team Neo)
○所 風雅(TRY HARD GYM)
判定0-3 (小池28-30/金子28-30/都甲27-30)
















