Fighting NEXUS 11.28 後楽園ホール(レポ):佐藤龍汰朗、将斗に判定勝ちし初代ミドル級王者に。村田純也、ミックスルールのMMAラウンドでキックボクサーの齊藤淳に一本勝ち
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Fighting NEXUS vol.37
2024年11月28日(木)後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳
第9試合 MMA Fighting NEXUS初代ミドル級王座決定トーナメント決勝戦 5分3R
○佐藤龍汰朗(坂口道場一族)
×将斗[ゆきと](AACC)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
※佐藤が王者に
前回8月大会で準決勝の行われた初代ミドル級王座決定トーナメントの決勝戦・佐藤龍汰朗 vs. 将斗が今回行われた。
1R、佐藤がサウスポーで構え、序盤からタックルを仕掛けて、金網際に詰めて倒して上になって押さえる。将斗に立たれても押し込み続ける。終盤、離れると、佐藤が右ストレートを当てる。将斗は背後から組み付いて倒し、サイドバックからパウンドを当て挽回し、バックを取って裸絞めを狙うが、最後、佐藤は脱出してすぐにバックマウントを取り、パウンドを当て返して終える。記者採点は僅差だが佐藤。将斗につけるか迷ったが、打撃は互角をみなし、支配時間の長さも含めて佐藤を評価した。
2R、佐藤は組み付いて膝を当て、一旦離れた後もすぐに押し込み、倒しながらバックマウントを奪う。将斗は下から腕を取ろうとするが、佐藤はハーフで押さえて肘を当てる。終盤、佐藤はトップに移り、将斗が下から腕十字を狙っても防御し、パウンドを当てて印象を作る。記者採点は佐藤。
3R、佐藤が背後からしがみつき、後ろに投げて倒し、立たれてもすぐ倒してマウントを奪う。将斗は下から腕を取り続けるが、背中を向けてしまい、佐藤は取られた腕を外しつつバックを奪い、パウンドを当てて追い詰める。終盤、スタンドに戻り、将斗がタックルで倒すが、佐藤はすぐ立つ。残り1分を切り、佐藤が組んだ状態から膝を出すとローブローとなり、一時中断する。当たりは軽く見えたが、将斗は体力の消耗もあってか、ダメージが大きそうな様子で座り込み、3分近く休んでから再開する。その間に佐藤も体力が回復しており、最後は佐藤がテイクダウンを奪って終了する。記者採点は佐藤。合計30-27で佐藤。ジャッジ3者とも同じ採点で佐藤を支持し、佐藤が判定勝ちでFighting NEXUS初代ミドル級王者となった。
第8試合 NEXUS CRAZY RULE 60kg契約 3分3R(1Rキックボクシング、2R MMA、3R ベアナックルボクシング/インターバル2分)
×齊藤 淳(ReBORN経堂)※テープジュン・サイチャーン 改め
○村田純也(リベルダージ)
2R 2’10” 腕ひしぎ十字固め
今大会では「NEXUS CRAZY RULE」と題し、ラウンドごとにルールの変わる試合が初めて行われ、キックボクサーの齊藤とグラップラーの村田が対戦した。
キックルールでの1R、齊藤が前に出て右ストレートやミドルを放ち、サウスポーの村田が回って距離を取る構図が続く。村田は2RのMMAルールでの勝負に備えようとしているようにも見える。村田は足を掛けて齊藤を倒し、小池レフェリーからイエローカードを出される場面も。インターバル中にオープンフィンガーグローブに付け替える。
MMAルールでの2Rに入ると、今度は村田がプレッシャーをかけ、齊藤が回って距離を取る構図に逆転する。村田が追いかけ続け、中盤に入りタックルを仕掛け、一発でテイクダウンに成功すると、すぐにマウントポジションを奪う。村田がパウンドを当ててから腕十字を極めてタップを奪い、あっさりと勝利した。
第7試合 MMA Fighting NEXUSバンタム級王座挑戦者決定戦 5分2R(延長1R)
○中桐涼輔(トイカツ道場/13GYM)
×神部篤坊(ABLAZE八王子)
判定3-0 (20-18/20-18/20-18)
※中桐が王者・河村泰博への挑戦権を獲得
第6試合 MMA フライ級(ノンタイトル戦) 5分2R(延長1R)
×荻窪祐輔(K-PLACE/Fighting NEXUSフライ級王者)
○北野一声(SONIC SQUAD)
判定0-3 (18-20/18-20/18-20)
第5試合 MMA ミドル級 5分2R(延長1R)
×一慶(ALLIANCE)
○マシン(池袋BLUE DOG GYM)
3R 判定0-3 (28-29/28-29/28-29)
2R 判定0-0 (19-19/19-19/19-19)
第4試合 MMA ライト級 5分2R(延長1R)
×涌井 忍(和術慧舟會HEARTS)
○小川健晴(ゴッドサイドジム)
1R 4’58” 腕ひしぎ十字固め
第3試合 MMA フェザー級 5分2R(延長1R)
○千春(FREEDOM@OZ)
×嵐士(K-PLACE)
1R 1’56” TKO (レフェリーストップ:右ストレート→グラウンドパンチ)
第2試合 MMA バンタム級 5分2R(延長1R)
×小牧竜也(パンクラスイズム横浜)
○アポロ中山(ゴッドサイドジム)
判定0-3
第1試合 MMA フェザー級 3分2R
○山崎 陸(坂口道場)
×麻生空良(AACC)
判定3-0