UFC 5.17 ラスベガス(レポ):ウェルター級の新鋭・マイケル・モラレス、ギルバート・バーンズを1Rで粉砕しUFC 6連勝・18戦全勝
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UFC Fight Night: Burns vs. Morales
2025年5月17日(土/現地時間)米国ネバダ州ラスベガス:UFC APEX
レポート:井原芳徳
第11試合 メインイベント ウェルター級 5分5R
×ギルバート・バーンズ(8位)
○マイケル・モラレス(12位)
1R 3’39” TKO (レフェリーストップ:スタンドパンチ連打)
先週の10日(現地時間)のモントリオール大会で新王者ジャック・デラ・マダレナが誕生したウェルター級で、また一人楽しみな選手が台頭してきた。
モラレスはエクアドル出身、メキシコ在住の25歳。MMA 17戦全勝(12KO/1一本)で、22年からUFCに上がり5連勝中で、最近では昨年8月にニール・マグニーに1R TKO勝ちしている。
バーンズは38歳。21年にはウェルター級王座挑戦の実績があるが、23年5月から昨年9月まで、ベラル・ムハマッド、ジャック・デラ・マダレナ、ショーン・ブレイディ相手に3連敗中だ。

LAS VEGAS, NEVADA – MAY 17: (L-R) Michael Morales of Ecuador punches Gilbert Burns of Brazil in a welterweight fight during the UFC Fight Night event at UFC APEX on May 17, 2025 in Las Vegas, Nevada. (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)
下馬評でもモラレスが上だったが、試合でも期待通りの強さを見せる。1R、バーンズは右回りで距離を取り、右カーフを強打する。モラレスは中央で構え、時折伸びのある左ジャブを放つ。中盤、モラレスは左ジャブの頻度を上げる。するとモラレスは左ジャブから右ボディの連打をきっかけに、左右のストレートを立て続けに放って前に出る。バーンズは打撃を嫌うように片足タックルを仕掛けて倒すが、モラレスは金網を背にしてすぐ立つ。モラレスは落ち着いた様子で、しばらくしてから突き放す。すると終盤、モラレスはワンツーからの右フックをガードの隙間からクリーンヒット。ひるんだバーンズにパンチを当て続け、左アッパーで倒すと、パウンドの連打で追い詰める。なんとかバーンズは立ったが、金網を背に亀の状態で、モラレスがパンチの連打で倒したところで、ハーブ・ディーン・レフェリーがようやくストップした。
第10試合 コーメインイベント ライト級 5分3R
×ソディック・ユサフ
○マイロン・サントス
判定0-3 (27-30/27-30/28-29)
第9試合 ミドル級 5分3R
×ダスティン・ストルツフス
○ヌルスルトン・ルジボエフ
判定0-3 (27-30/28-29/28-29)
第8試合 フェザー級 5分3R
×ジュリアン・エローサ
○メルキザエル・コスタ
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)
第7試合 ライト級 5分3R
○ゲイブ・グリーン
×マテウス・カミヨ
2R 3’43” 裸絞め
第6試合 ライト級 5分3R
○ジャレッド・ゴードン
×チアゴ・モイゼス
1R 3’37” KO (右フック)
第5試合 フェザー級 5分3R
○ヤーディエ・デル・ヴァイエ
×コナー・マシュース
1R 2’54” 裸絞め
第4試合 女子バンタム級 5分3R
○ルアナ・サントス
×タイナラ・リズボア
2R 4’59” アームロック
第3試合 女子ストロー級 5分3R
×エリース・リード
○デニージ・ゴミス
2R 0’30” TKO
第2試合 フライ級 5分3R
○パク・ヒャンソン
×カルロス・ヘルナンデス
1R 2’26” 裸絞め
第1試合 女子ストロー級 5分3R
○ティーシャ・ペニントン(13位)
×ルアナ・ピニェーロ(15位)
判定3-0 (29–28/29–28/29–28)