GLADIATOR 4.6 大阪 176BOX(レポ):神田T800周一、2年ぶりGLADIATORで4連続1R勝利の16歳の新鋭・ルキヤの猛攻封じ2R肩固めで勝利(試合動画あり)
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
神楽坂 江戸川橋 クラミツムエタイジム
立ち技最強、ムエタイを究める!16周年、選手コース開設。ジュニア、女子クラスも。今ならスタート月会費0円!
BODYMAKER presents GLADIATOR 030
2025年4月6日(日)大阪・176BOX
写真提供:GFスポーツインターナショナル
第18試合 バンタム級 5分3R
×ルキヤ(正道会館 大河道場)
○神田T800周一(パラエストラ広島/元GLADIATORバンタム級王者、修斗同級世界5位)
2R 4’20” 肩固め
神田は34歳。23年6月にテムーレン・アルギルマーに敗れGLADIATORバンタム級のベルトを失って以来約2年ぶりにGLADIATORに参戦する。この間に広島県安芸郡に自身のジム・KTCMMAをオープンしつつ、広島・山口での修斗TORAOで3戦し2勝1敗し、バンタム級ランキングにも名を連ねている。
ルキヤは奈良出身の16歳。小学6年生からフルコンタクト空手とブラジリアン柔術を始め、キックボクシング、ジュニア修斗、GLADIATORアマチュア等の試合経験を経て、昨年5月のプロMMAデビューから今年1月まで4戦4試合連続1Rフィニッシュ勝利中の新鋭。これまでの試合タイムの合計はわずか4分41秒で、今回も最初から飛ばすが、32戦17勝14敗1分と経験豊富な神田が見事はねのける。
前日計量では神田が61.6kgとリミットジャストだったのに対し、ルキヤが60kgと軽めでクリアしている。1R、サウスポーの神田に対し、ルキヤが左の前足でローを当てる。すぐに神田が組んで押し込んで足を掛けるが、そのタイミングでルキヤは左脇を差した状態から崩して上になり、ハーフからバックマウントを狙う。だが神田は足のロックを許さず、上になってタックルを仕掛け、金網際で上になって押さえる。中盤、ルキヤが立つが、引き続き神田は組み付き、立たれても倒す展開を繰り返し、中盤過ぎにはバックマウントを奪い、しっかり両足を絡めてポジションキープする。終盤もルキヤが立った後、神田が倒して金網際で押さえ、パウンドを随所で当て主導権を維持する。記者採点は神田。
2R、ルキヤは右ストレートから左ミドルのスピードのあるコンビネーションを決めると、組んで反り投げで倒し、1R同様にバックを取りに行く。とはいえ今回もすぐに神田が振り落とし、金網際で上四方で押さえる。中盤には神田が金網際で押さえ、バックを奪う。バランスが悪く、ルキヤは振り落として立ち上がるが、すぐに神田は片足タックルを仕掛け、グラウンドに戻す。神田はマウント、バックを行き来し、パウンドを当てて追い詰めると、最後は肩固めを仕掛け、サイドに移って絞め上げてタップを奪った。
マイクを持った神田は「ルキヤ君凄い強くて、これから期待できるんで応援してあげてください。若さとか勢いとかめちゃくちゃ怖いです。でも自分、ここまでやってきたことを信じて頑張りました。日本中のおじさんとおばさんと今日は乾杯したいと思います。ありがとうございました。GLADIATOR最高」とアピールした。勝った神田は大会最多金額のボーナス30万円を獲得している。
第17試合 ライト級 5分3R
○小森真誉(ロータス世田谷/GLADIATORライト級王者)
×ナウエル・ガンドルフィ[Nahuel Gandolfi](アルゼンチン/チーム・ラカイ)
判定3-0
小森は東京のロータス世田谷に在籍し、米国の選手の欠場で急きょ1月にGLADIATORに初参戦し、第5代GLADIATORライト級王者決定戦に田中有に3R TKO勝ちし王者となった。それ以前はフェザー級だったが、引き続きライト級で戦う。国際戦は2度目だ。
ガンドルフィは初来日で24戦20勝4敗。コロナ禍の間に地球の反対側のアルゼンチンからフィリピンの山岳部に移り住みフィリピンの名門チーム・ラカイで練習している。
1R、小森は開始すぐから金網際で首相撲で捕まえて膝蹴りを当て、足を掛けて倒して上になる。立たれてもすぐ倒し、下からの足関等のサブミッションも難なく防御し、上から押さえてパウンドや肘を当て、主導権を維持する。2R以降も同様に小森がグラウンド主体の展開で主導権を維持し判定勝ちした。
一つ前の試合では、フェザー級からライト級に階級をアップした、GLADIATOR常連のモンゴル人選手・ダギースレン・チャグナードルジが岩倉優輝に判定勝ちしており、今後、小森の王座挑戦者候補となる可能性が高そうだ。
第16試合 ライト級 5分3R
×岩倉優輝(NICE BAD GYM)
○ダギースレン・チャグナードルジ[Dagiisuren Chagnaadorj](モンゴル/シャンダスMMA/MGL-1フェザー級王者)
判定0-3
第15試合 ウェルター級 5分3R
―大道翔貴(TEAM TED/初代GLADIATORフェザー級王者)
―マックス・ザ・ボディ(カメルーン/BRAVE GYM)
1R 2’24” 結果保留
1R中盤、大道がスリップして四つん這いになったところで、マックスが右のサッカーボールキックを大道の頭に当てる反則を犯し、一時中断すると、ドクターストップがかかった。レフェリーはマイクを持ち観客に対し「最後のグラウンド状態のサッカーボールキックが当たったか当たっていなか、映像を見直し、後日裁定を発表します」と説明した。
第14試合 ライト級 5分3R
○チハヤフル・ヅッキーニョス(MIBURO)
×八木敬志(猛者連本部)
判定3-0
第13試合 フライ級 5分3R
○久保健太(GSB多治見)
×パク“タンクボーイ”チャンビン(韓国/Geoje Asel Jiu-Jitsu)
判定2-1
第12試合 フライ級 5分3R
○今井健斗(マーシャルアーツクラブ中津川)
×和田教良(ガイオジム)
判定3-0
第11試合 OFG KICKBOXING 70kg契約 3分3R
○荒尾裕太(チーム吉鷹)
×キム・フェグン(韓国/ガンソォン ジム/MAXFCウェルター級6位)
判定3-0
第10試合 バンタム級 5分2R
×宮川日向(SMOKERGYM)
○永留惇平(mma rangers gym)
判定0-3
第9試合 フェザー級 5分2R
×田口翔太(Asura)
○荒井銀二(BRAVEGYM)
1R 1’14” KO
第8試合 バンタム級 5分2R
○しゅんすけ(OSC)
×國頭 武(BURST)
2R 2’12” KO
第7試合 バンタム級 5分2R
×原田康平(SMOKERGYM)
○小林佳純(リバーサルジム東京スタンドアウト)
判定0-3
第6試合 フライ級 5分2R
×古賀珠楠(STYLE)
○坪内一将(コブラ会)
判定0-3
第5試合 ストロー級 5分2R
×塩川玲斗(修武館)
○カーヴィ(BURST)
判定0-3
第4試合 フライ級 5分2R
○岩崎圭吾(SMOKERGYM)
×テム(BRAVEGYM)
1R 3’54” アームロック
第3試合 フライ級 5分2R
○藤原浩太(KING GYM KOBE)
×蒔田伸吾(TKエスペランサ)
2R 4’56” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
第2試合 ライト級 5分2R
○キンコンカンコンケンチャンマン(U.B.F)
×KENZO(BURST)
判定3-0
第1試合 68kg契約 5分2R
×中尾天圓(中尾受太郎総合格闘技スクール)
○都市弦介(TKエスペランサ)
判定3-0
オープニングファイト第3試合 57.5kg契約 5分1R
○小嵐翔真(Reliable)
×HAKUTO(all my homies)
1R 1’18” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※HAKUTOが計量で57.15kgのリミットを0.35kgオーバー。フライ級から57.5kg契約に変更
オープニングファイト第2試合 ストロー級 5分1R
○諸井友佑(パラエストラ和泉)
×辻本涼太(POLARGYM OSAKA)
1R 2’07” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
オープニングファイト第1試合 ヘビー級 5分1R
×松本洋平(N★TRUST)
○高橋マーク(阿修羅GYM)
1R 0″29″ KO