RWS 2.17 ラジャダムナン(レポ):スック・ワンキントーン王者・辻井和奏、RWS初戦はタイ人選手を蹴り技で圧倒し判定勝ち
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ラジャダムナンワールドシリーズ(RWS)
2024年2月17日(土)タイ・バンコク・ラジャダムナンスタジアム
レポート:井原芳徳
第1試合 115ポンド(52.16kg)契約 2分3R
○ワカナ・ブリングイットオン[辻井和奏](BRING IT ONパラエストラAKK/スック・ワンキントーン女子フライ級王者)
×ペッジュンチャイ[Petchjunchai](タイ)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
前回はバンコクのラジャダムナンスタジアムを離れ、2月11日に東京の後楽園ホールで初開催されたRWS。今回はいつも通りのラジャに戻り、第1試合に日本の辻井和奏が登場した。
辻井は7戦6勝1分の19歳。昨年10月にはKOKOZに判定勝ちし、スック・ワンキントーン女子フライ級王座を獲得した。タイのローカル大会でも既にタイトルを獲得済で、今回、プレリムだがRWSに初出場した。
1R、両者サウスポーで構え、辻井が右ミドルを当ててから組み付くと、右膝を連打して早速主導権を握る。辻井は長身を活かした右の前蹴りを当てると、ペッジュンチャイは苦しそうに下がる。終了間際には辻井が左ハイ、ストレートを立て続けに当て、ダウン寸前まで追い詰める。
2R、辻井は右ジャブ、左ストレート、左ハイ等を的確に当て、右の前蹴りでも吹き飛ばす。高い蹴りが命中する度、場内はどよめく。
3Rも変わらず辻井ペースで、伸びのある蹴りを自在に当て続け、ペッジュンチャイを翻弄し終了。ダウンやKOには繋げられなかったものの、存分に強さを印象付け、辻井が判定勝ちでRWS初陣を飾った。
大挑戦 大舞台
RWSデビュー戦 無事勝利しました🙏🏻ムエタイの聖地に立てたこと、勝つことができたこといまは嬉しいだけです🩶🩶
一緒に練習してくださったBRiNG it ONの先輩方 応援してくださった皆様 大会関係者の皆様 ありがとうございました🙇♀️🙇♀️ pic.twitter.com/WjSmmGvWsP
— 辻井 和奏 (@boolpan1111) February 17, 2024