BLACK COMBAT 11.18 韓国：DEEPからロッキー・マルティネスと大原樹理が参戦。ベルト奪われた大原「やられたままでは終われない」

　11月18日(土)に韓国の仁川で開催されるBLACK COMBATに、DEEPからDEEPメガトン級王者のロッキー・マルティネスと元DEEPライト級王者の大原樹理が参戦することになった。

　BLACK COMBAT（ブラックコンバット）はYoutubeチャンネル主体のプロモーション活動が韓国で人気のMMA大会。今年2月に韓国で行われたDEEPとの初の対抗戦では、DEEP側の大島沙緒里、大原樹理が勝利したが、山本聖悟、中村大介、赤沢幸典が敗れ、2勝3敗の負け越しで終わった。9月のDEEP後楽園ホール大会での2回目の対抗戦では、大島、大原、石司晃一が敗れ、BLACK COMBAT勢にDEEPのベルトを奪われ、対抗戦全体もBLACK COMBATが5勝2敗と圧勝した。

9月のBLACK COMBATとの対抗戦の前日計量での大原樹理（左）。この翌日、肩のベルトを右のソンハに奪われることに

　大原は9月の対抗戦でイ・ソンハに2R、スロエフストレッチを極められ一本負け。今回は韓国のイ・ファンソンとライト級3Rで対戦する。大原は11月7日、Xに「やられたままでは終われないので敵陣に乗り込んできます」と投稿した。ファンソンはMMA 2勝1敗。21年にMMAデビューし1勝1敗の後、今年3月にBLACK COMBATに初参戦し判定勝ちしている。BLACK COMBATにはランキングがあり、大原はライト級1位、ファンソンは16位にいる。

　マルティネスはUFC 3連敗後、昨年11月の地元グアムの試合での勝利を経て、今年4月のRIZIN代々木大会で3年ぶりに日本の大会に上がったが、スダリオ剛に判定負けした。今回は9戦6勝3敗のアズザールガルと対戦する。アズザールガルは韓国のジムに所属するモンゴル人で、BLACK COMBATでは3戦全勝している。