BOM 8.6 横浜大さん橋ホール:品川朝陽「肘有りのフェザー級最強だと証明する」「タイでベルトを獲ったりRWSに出場したい」|朝陽、パルコ、亀本勇翔ら計量クリア
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BOM 43(8月6日(日)横浜大さん橋ホール)のメインイベントに登場する朝陽・PKセンチャイムエタイジム[品川朝陽](PKセンチャイムエタイジム)のインタビュー、前日計量のレポートがBOMプロモーションから届いた。
第6試合 メインイベント フェザー級 3分5R
朝陽・PKセンチャイムエタイジム[品川朝陽](PKセンチャイムエタイジム/BOM・IPCC世界・IMCインターナショナル・フェザー級王者、元WBCムエタイ世界&ルンピニー日本スーパーバンタム級王者、元ムエサイアムイサーン・バンタム級王者、元MA日本フライ級王者)
ムーンペット・ラチャノン[Muangphet Rachanon](タイ)
――昨年9月のBOMで行われたIPCC世界フェザー級(57.15kg)王座決定戦でタイ強豪ペイム・バンライカンケンドンを4RKOして以来、久しぶりの日本での試合が決まりました。
朝陽 海外での試合だと世界と戦っている感覚がするので凄く好きなんですけど、日本だと周りの方々が会場で応援してくれ、それだけで心強くなるので今回は凄く楽しみです。(吉成)名高、(吉成)士門、(奥脇)竜哉とジム仲間はタイでの試合が決まっていたりしていたので、いい刺激を受けながら練習をずっと続けてこれました。
――前戦は昨年11月のONEシンガポール大会ではルイ・ボテーリョに判定勝ち。日本人選手が7人も参戦した中でただ一人勝利でした。
朝陽 海外のリングで結構ギリギリの判定勝ちでしたが、ああいう形で勝ちをもぎ取れたことは大きな経験になり、自信にもつながりました。中川(夏生)会長が来られず、セコンドにはトレーナーのパコーンさんが付いてくれました。パコーンさんは気持ちで戦う選手なので、試合前からずっと「気持ちだけは折れちゃダメだよ」とずっと言ってくれたことで『パコーンさんがセコンドに付いてくれているから大丈夫』と思い込めたことが自分の中でも大きく、勝ちにもつながったのかなと思います。
――今回の試合後、ONEでの次戦も決まってますか?
朝陽 ちょうど7月末が契約更新期限なのですが、もっとBOMなど国内で試合をしたいと思い、一度ONEとの契約を切りました。これからもっと経験を積んで、またONEから契約の話があれば出たいと思います。
――それで朝陽選手の大会ポスターバージョンのキャッチが“ONEからの帰還。”なんですね。
朝陽 そうですね。ジムのメンバーはタイで結果を残していく中で、士門が8月にタイでプロムエタイ協会のタイトルマッチが決まっていて、自分もタイでムエタイのベルトをしっかり獲ったり、RWS(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ)に出場することがの今の大きなモチベーションになっています。RWSだと通常のムエタイの5Rとは違って3R制で、やり慣れていて力を出し切れて倒せやすいラウンド数ではあるのでそこでも勝負していきたいと思います。
――ルールは違いますが、国内だと同階級のフェザー級戦線が盛り上がっていますが意識してますか?
朝陽 お話が来て全然中川会長のGOサインが出ればやりますが、国内で僕がやりたい選手はそんなにいません。ネームバリューだけでいったら、龍聖選手とヒジ打ちありでできるなら全然やりたいですね。今はとにかくたくさん試合をやりたいです。今回はKOで倒し切ることが目標なので、怪我なく次の試合にすぐ備えていきたいと思います。
――今回の相手ムーンペットは150戦120勝28敗2分の戦績を持つ27歳で、これまでにプロムエタイ協会とムエサイアムのタイトル獲得歴があるということですが、他に何か情報は入手してますか?
朝陽 全然情報がなかったのですが、1試合をダイジェストで見ただけなのでどういう選手なのか掴めておらず、身長は自分と変わらないぐらいとしか聞いてないので怖い部分もあります。前回のBOMのペイム戦では最後に倒せましたが、試合前は同じ状況で苦戦してしまったので、今回はしっかり1R目からしっかり試合を支配していけたらなと思います。一発一発を当てていくのも僕の魅力かと思いますが、今後のムエタイ試合にも備えてしっかり試合の流れの中で勝つことをテーマにしています。
――前回のBOMのペイム戦でのKO勝ちが凄くインパクトがあっただけに、今回もそれ以上のKO勝ちを求めているファンもいそうです。
朝陽 やっぱりそうですよね。いつもチケットを買ってくださる方がたくさんいるんですけど、「いつものKO見せてね!」と言ってもらえるので、それに頑張って応えようと思います。
――どの技でKOしますか?
朝陽 やはり得意な左ボディ、左フックは常に狙っていきたいんですけど、今回の試合はヒジを狙っていきたいなと。いつものパンチラッシュの中にヒジを混ぜていく色んなコンビネーションを出し、“ヒジありのフェザー級最強は朝陽”だと証明するような試合をします。
――今回、タイで行われているムエタイ大会と同じく、メインイベントは中盤の第6試合目に組み込まれました。
朝陽 久しぶりの日本での試合なのに、中川会長が期待を込めてメインに組んでくださったと思うので、その期待に全力で応えようと思います。
――最後にファンにメッセージをお願いします。
朝陽 久しぶりの日本での試合ですが、『相変わらず朝陽のKOはいいな』と思ってもらえるKO勝ちをしますので、応援よろしくお願いします。
計量クリアの朝陽「全試合で一番記憶に残る倒し方をしたい」
8月6日(日)神奈川・横浜大さん橋ホールで開催される「Shimizu presents BOM 43」の前日計量が5日(土)14:00~横浜市内にて行われた。(計量写真提供:峰尾祐一/BOMプロモーション)
今大会ではタイで行われているムエタイ大会と同じく、中盤がメインイベントとなる第6試合目に登場する朝陽・PKセンチャイムエタイジム(PKセンチャイムエタイジム)は56.9kg、ムーンペット・ラチャノン(タイ)は57.1kgで計量をクリアーした。
これまでにプロムエタイ協会とムエサイアムのタイトル獲得歴があり、150戦120勝28敗2分の戦績を持つ27歳のムーンペットと計量会場で初対面した朝陽は「自分より身長も大きく、体もキレていたので向こうも仕上げてきたなと思いました」と警戒するも、「全試合が終わって今日の試合を振り返った時に一番記憶に残る倒し方をしたい」とインパクトある勝ち方をしたいと意気込みを語った。
また、第15試合のIPCC日本スーパーフェザー級(58.97kg)王者決定戦で対戦するパルコ・レンジャージム(レンジャージム)と亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は共に58.8kgで計量クリアー。両者は4月のBOMで同タイトルを懸けて対戦したが、ともに引かない攻防を繰り広げドローに終わりタイトルは主催者預かりとなっていた。
再戦を前にパルコは「K-1グループの選手だけに細かくパンチを打ってくる印象があります。打撃力に関してはだいぶ自分とは差があったので、もらっても自分が倒れることはない。ムエタイ代表として試合を組まれている以上、ムエタイルールでK-1の選手に負けられない」と余裕のコメント。
対する亀本は「前回、パルコ選手は蹴りの比重が多く対処できずでした。今回ヒジ打ちあり3戦目ですが、今までのK-1の技術にムエタイの技術が合わさって凄くいい状態なので、今は無茶苦茶自信があります。ここで負けたら今までに僕に戦ってきたK-1の選手たち、K-1ルールも問われるので、しっかり勝ってK-1の選手はムエタイルールでも活躍できることを結果で証明したい」と意気込みを語った。
第14試合 WMC日本フライ級(50.80kg)王者決定戦 3分5R
シンイチ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)=50.7kg
キリョウ・シリラックムエタイ(シリラックムエタイ)=50.5kg
第13試合 IPCC日本ウェルター級(66.68kg)王者決定戦 3分5R
与儀竜也(BOM SPORTS GYM 沖縄)=66.6kg
井原浩之(ハーデスワークアウト)=66.16kg
第12試合 WMC日本女子スーパーバンタム級(55.34kg)王者決定戦 2分5R
JASMINE(ポゴナクラブ)=55.1kg
SHIORIN♡(GRATINESS)=54.7kg
ジェロム・レ・バンナのフィアンセがエキシビションマッチ
日・仏親善特別試合のスペシャルエキシビションマッチとしてコラリー・カミリー(フランス/TEAM LEBANNER)vs江口紗季(笹羅ジム)が決定。コラリーは旧K-1のヘビー級戦線で活躍した“K-1の番長”ジェロム・レ・バンナのフィアンセ。154㎝の40kg、オーソドックスタイプで1戦1勝のキャリアを持つ。対する江口は酒造会社で酒の味を決める職人「蔵人(くらびと)」の一面を持つキックボクサー。アマチュア時代は元聖域CHALLENGE女子ペーパー級タイトルを獲得し、プロでは1戦1勝。インパクトあるキャラを持つ両者はどういう戦いを繰り広げるか。
なお、全対戦カードの試合順が変更となり、今大会ではタイで行われているムエタイ大会と同じく、メインイベントの朝陽・PKセンチャイムエタイジム(PKセンチャイムエタイジム)vsムーンペット・ラチャノン(タイ)は中盤の第6試合目に組み込まれた。
対戦カード
第15試合 IPCC日本スーパーフェザー級王者決定戦 3分5R
パルコ・レンジャージム(レンジャージム)
亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第14試合 WMC日本フライ級王者決定戦 3分5R
シンイチ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)
キリョウ・シリラックムエタイ(シリラックムエタイジム)
第13試合 IPCC日本ウェルター級王者決定戦 3分5R
与儀竜也(BOM SPORTS GYM 沖縄)
井原浩之(ハーデスワークアウトジム)
第12試合 WMC日本女子スーパーバンタム級(55.34kg)王者決定戦 2分5R
JASMINE(ポゴナクラブジム)
SHIORIN♡(GRATINESS)
第11試合 オープンフィンガーグローブルール スーパーフェザー級 3分3R
テーパリット・FELLOW GYM(タイ/FELLOW GYM)
BEN“侍”Y’ZD(タイ/Y’ZD GYM)
第10試合 オープンフィンガーグローブルール スーパーライト級 3分3R
KJヒロシ(Y’ZD沖縄)
小清水涼太(KING LEO)
第9試合 女子ピン級 2分3R
MIREY(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)※HIDE GYMから所属変更
吉成乃亜(エイワスポーツジム)
第8試合 スーパーバンタム級 3分3R
渋江健司(Y’ZD GYM)
タパ夏次郎(ネパール/PHOENIX)※パ・アヌプ[Thapa Anup]改め
第7試合 スペシャルエキシビション 日・仏親善特別試合 2分2R
コラリー・カミリー[Coralie Camilli](フランス/チーム・レ・バンナ)
江口紗季(笹羅ジム)
第6試合 メインイベント フェザー級 3分5R
朝陽・PKセンチャイムエタイジム[品川朝陽](PKセンチャイムエタイジム/BOM・IPCC世界・IMCインターナショナル・フェザー級王者、元WBCムエタイ世界&ルンピニー日本スーパーバンタム級王者、元ムエサイアムイサーン・バンタム級王者、元MA日本フライ級王者)
ムーンペット・ラチャノン[Muangphet Rachanon](タイ)
第5試合 女子46kg契約 2分3R
カナ・ウォーワンチャイ[押川香菜](ウォーワンチャイプロモーション)
ルッタン・スリサワットジム(タイ)
第4試合 スーパーフライ級 3分3R(延長1R)
リュウノスケ・ウォーワンチャイ[今村竜之助](ウォーワンチャイプロモーション)
プラードゥ・ショウブカイ(尚武会)
第3試合 スーパーライト級 3分3R
真吾(レンジャージム)
宇宙・FLYSKYGYM(FLYSKY GYM)
第2試合 ウェルター級 3分3R
小野寺楓珂(BOM SPORTS GYM 八戸)
松永尚樹(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
第1試合 スーパーライト級 3分3R
中尾 満(エイワスポーツジム)
呉島 寿(ハーデスワークアウト)
概要
大会名 Shimizu presents BOM 43
日時 2023年8月6日(日) 開場・14:00 開始・14:30
会場 横浜大さん橋ホール https://osanbashi.jp/access/
中継 U-NEXT(2,189円/月)
チケット料金 VIP席20,000円 SRS席15,000円 RS席10,000円 A席8,000円 B席6,000円
チケット販売 イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ BOMプロモーション(エイワスポーツジム) 045-324-3855 http://bom.tokyo/