ムエタイ 8.14 タイ(レポ):吉成名高ラジャダムナン王座防衛の2日後、エイワの奥脇竜哉がプロムエタイ協会フライ級王座、吉成士門が同スーパーフェザー級王座獲得
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スック・パランマイ
2023年8月14日(月/現地時間)タイ・ゴンタップアカドンムアンスタジアム
記事提供:BOMプロモーション
竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉)と士門・エイワスポーツジム(=吉成士門)がプロムエタイ協会のタイトルに挑戦、共に勝利し外国人として同日にチャンピオンになる初快挙を達成した。2日前の12日には、『ラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS)』で、ラジャダムナンスタジアム認定フライ級王者で盟友の名高・エイワスポーツジム(=吉成名高)(エイワスポーツジム)が初防衛戦を行い、挑戦者ルンヴィッタヤー・ルークジャオメイサイトーン(タイ)を4RTKOで下して、初防衛に成功したばかりだ。
プロムエタイ協会フライ級タイトルマッチ 3分5R
×スーパーチャンプ・ウッティーチョンブリーパッリーシン(タイ)
○竜哉・エイワスポーツジム[奥脇竜哉](エイワスポーツジム/WPMF世界・IBFムエタイ世界・ムエサイアムイサーン・ミニフライ王者、元ラジャダムナン同級王者、元WMC世界ピン級王者)
判定0-3
※竜哉が王者に
パンチを得意とするスーパーチャンプと対戦した竜哉。3Rから勝負を仕掛けるスーパーチャンプの怒涛の攻めを前に、奥脇は下がりながらも右ミドル連発、組まれても一歩も退かない。
4Rにはスーパーチャンプの右ストレートを被弾するものの、奥脇は左ボディブローを効かせる。奥脇の右ミドルで消耗の激しいスーパーチャンプは首相撲を仕掛ける。
5R、勝ちを確信した奥脇はムエタイ特有の流しで距離を取って深追いせず。必死に攻めるスーパーチャンプはパンチ、飛びヒザを仕掛けるが、奥脇は距離を取りつつ攻撃をさばいて試合終了。判定で勝利した竜哉は、名高が返上したプロムエタイ協会フライ級のベルトを腰に巻いた。
プロムエタイ協会スーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R
×ワッチャラポン・シンマーウィン(タイ)
○士門・エイワスポーツジム[吉成士門](エイワスポーツジム/Road to ONE JAPAN フェザー級ムエタイ日本トーナメント’23優勝、WPMFインターナショナル・スーパーバンタム級王者、WMCインターコンチネンタル・バンタム級王者、元WMC日本フライ級王者)
判定0-3
※士門が新王者に
竜哉に続いて、メインに登場した士門は首相撲を得意とするワッチャラポンと対戦。3R、士門も相手の土俵である首相撲で勝負を仕掛け、さらに蹴り足を掴んでこかしてこかして優位に試合を進める。終盤にはワッチャラポンの前進に右のテンカオを突き刺して動きを止めると左ボディブロー連打でKO寸前まで追い込む。
逆襲に出るワッチャラポンは4Rに、さらに首相撲を仕掛けてヒザを打ち込むが、長身の士門はガッチリ抑え込んでヒザを突き刺してペースを譲らない。消耗の激しいワッチャラポンは動きが止まり、士門はボディブロー連打、前蹴り、右ロー連打と一方的な展開に。
5R、前に出続けるワッチャラポンに、士門は前蹴り、左ジャブを突き刺してペースを掴ませない。完全に試合を諦めたワッチャラポンに、士門は流しながらも攻撃を当て続け試合終了。士門も判定勝ちでプロムエタイ協会スーパーフェザー級のベルト奪取に成功した。
名高から始まった三大タイトルマッチ挑戦を見事な圧勝で締めた。ムエタイ界で快進撃が止まらないエイワスポーツジム勢の次戦に期待がかかる。