BOM 9.23 大田区総合体育館：ONEから9か月ぶり試合、朝陽・P.K.センチャイ「吉成名高の存在感を超えられるよう頑張る」｜強豪パコーンと対戦、高橋幸光「水落洋祐先輩の方がパンチ、ローは強い」
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BOM OUROBOROS（ボム・ウロボロス）2022（9月23日（金/祝）大田区総合体育館）に出場する朝陽・P.K.センチャイ、高橋幸光のインタビューが、主催のBOMプロモーションから届いた。
第18試合 セミファイナル IPCC（International Professional Combat Council）世界フェザー級王者決定戦 3分5R
朝陽・P.K.センチャイ［品川朝陽］（P.K.センチャイムエタイジム／IMCインターナショナル・フェザー級王者、WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者）
ペイム・バンライカンケンドン［Peym Baraikankendon］（タイ）
第16試合 WPMF世界ウェルター級王者決定戦＆BOM同級タイトルマッチ 3分5R
高橋幸光（TSK japan／BOMウェルター級王者、元WMC日本スーパーライト級王者、元MA日本＆J-NETWORKライト級王者）
パコーン・P.K.センチャイ（タイ／P.K.センチャイムエタイジム／WMC世界ウェルター級王者、元ルンピニー認定ライト級王者）
朝陽・P.K.センチャイ「吉成名高の存在感を超えられるよう頑張る」
――昨年12月のONEでのジョセフ・ラシリ戦以来、約9カ月ぶりの試合が決まりました。
朝陽 できればすぐにONEで再起戦をしたいと思っていて3月にロシア人選手との対戦が決まっていたのですが、ウクライナとの戦争で出国できないとの理由でカードが流れました。その後もオファーが来るかも？ とのお話だったので準備していたのですが、今回BOMでビッグマッチが開催されるということで試合を組んでいただきました。
――そのラシリ選手は現在ONEムエタイストロー級チャンピオンですが、差はどのように感じていますか？
朝陽 負けてしまったのでこういうことは言うのは何ですが、そんなに差を感じずテクニックは自分の方が上だと感じる部分は大きかったです。ハイドレーションがうまくいかなかった部分があるので万全な状態でできるのであれば、もう一度やらせていただきたいと思います。吉成名高と同門ということで周りから期待されていますし、僕の先輩の渡辺優太さんもONEに二度出てますが2敗していて、まだONEの勝利メダルを中川（夏生）代表に持って帰られていないので凄く悔しいです。
――試合が決まらずモチベーションの持続は大変だったのでは？
朝陽 その期間は1日も休まずに練習していてモチベーションの持続は大変でしたが、今年からプロボクシングの赤穂亮選手やパコーンさんの指導を受けたりと練習内容が変わったことで楽しめながらやれたと思います。パコーンさんは僕が一番好きなムエタイの選手でして、練習では蹴り主体のムエタイ技術を教えてもらえます。赤穂選手に教えていただくことでパンチの技術が上がったと思います。
――対戦するペイム・バンライカンケンドン選手の情報はどれぐらい入手できていますか？
朝陽 タイのスーパーチャンプという興行に結構出ていてYouTubeで試合映像を見ることができました。パンチでガツガツ来たり、フィームーでの戦いもできてバランスのとれた選手でスタイルを崩すのは難しそうではありました。
――今回はIPCC世界フェザー級王座決定戦ということでWBCムエタイに続いて2本目の世界タイトルも懸かっています。
朝陽 タイトルが懸かっているということで、試合結果を求められている試合だと感じているのでモチベーションは高いです。
――勝ち方のイメージはできていますか？
朝陽 前回負けているので、そこに辿り着くためにもこういうところでは負けていられません。“やはり朝陽は強いな”とONE関係者やPPVで観ているファンにも自分の存在感をアピールできるような勝ち方を見せたいと思います。
――吉成名高選手はRIZINでも活躍されていますが、影響は大きいですか？
朝陽 街で声を掛けられているのを見るとどんどん有名になっているのを近くで実感しています。一緒に練習しているから自分もこうならないといけないなと考えさせられ、モチベーションは高くなります。名高の存在感も超えられるように頑張ります。
高橋幸光「先輩の水落さんの方がパンチ、ローは強い。パコーンは問題ない」
――今回、WPMF世界とBOMのダブルタイトルマッチになりました。
高橋 もうやるしかないですね。相手は誰もが知っているムエタイのスーパースターで、周りの人みんながそういう選手とやるだけでも幸せだと言いますが、自分は勝たないと幸せになれません。
――パコーン選手についてはどのような印象がありますか？
高橋 インファイター、パンチャー、カーフキックが巧いと色々と評価されていますが、僕は攻撃をもらわないで何でもできるテクニシャンというイメージがあります。
――以前に所属していたはまっこムエタイジムがタイ人の先生だっただけにムエタイに対して得意意識はありますか？
高橋 確かにムエタイ慣れはしていると思います。ただ、ムエタイのリズムに付き合って戦うとタイ人選手は強いので、そこに付き合う気は全くありません。僕しかできないテコンドーとムエタイを混ぜたリズムとスタイルで相手がやりにくい戦いをします。自分にとっては元同じジムの先輩の水落洋祐さんの方がパコーンよりもパンチ力、ローキックは強いと思うので問題はありません。
――その水落選手とは昨年12月にBOMウェルター級王者決定戦で対戦し、高橋選手が4RKO勝ちでした。あの一戦で得られたものは大きかったですか？
高橋 一緒に練習していた最初の頃は洋祐さんにボコボコにされていて、同じ階級で自分よりも活躍されていたのでずっと追いかけていた先輩でした。よく僕は“はまっこムエタイのナンバー2”だと言われていて、いつかベルトの数、勝ち星とか上回って立場を逆転させたいなと思ってました。スパーだと顔面前蹴りとかやってはいけない技があり、もしトーナメントがあったら洋祐さんと一緒に出て、お互いに勝ち上がってそういう技をフルに使ってガチで戦ってみたいとも思ってました。いざ試合が決まった時はビビりましたけどね（苦笑）。実際、試合をして勝った瞬間は複雑でした。未だに洋祐さんを超えたとは思いませんが、試合ができたことで、それからの試合は洋祐さん以上の怖さを感じる相手はなかなかいませんし、試合で余裕を感じるようにもなり、自信にもなりました。
――試合後、水落選手からは何か声を掛けられました？
高橋 「後は任せたよ。俺から獲ったBOMのベルトなんだから誰にも獲られるなよ」と言われ、その言葉で火か付きましたね。今回そのBOMの初防衛戦になるので、絶対にパコーンには獲られないようにします。
――現在1つの無効試合を挟んで6連勝中ですが、好調の要因は何でしょうか。
高橋 試合が決まるごとに会長やジムの仲間みんなで作戦を練ってくれてミットを持ったくれたりと凄く動いてくれることは大きいと思います。
――WPMF世界タイトルを獲得し、その先の目標はありますか？
高橋 今は特に考えていませんが、BOMのベルトを防衛していくこと。やはりパコーンに勝てるだけでそれに勝るものはないので、倒すことしか考えていません。
対戦カード
第19試合 メインイベント WBCムエタイ世界スーパーフライ級王者決定戦 3分5R
デットペット・ウォーサンプラッパイ［Detchpetch Wor.Sungprapai］（タイ／ラジャダムナン認定スーパーフライ級1位）
イッセイ・ウォーワンチャイ［石井一成］（ウォーワンチャイプロモーション／BOM＆WPMF世界スーパーフライ級王者、IBFムエタイ世界フライ級王者、元WPMF世界・True4U・KNOCK OUT同級王者、元プンパンムアン・ミニフライ級王者）
第18試合 セミファイナル IPCC（International Professional Combat Council）世界フェザー級王者決定戦 3分5R
朝陽・P.K.センチャイ［品川朝陽］（P.K.センチャイムエタイジム／IMCインターナショナル・フェザー級王者、WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者）
ペイム・バンライカンケンドン［Peym Baraikankendon］（タイ）
第17試合 WPMFインターナショナル・ミドル級王者決定戦 3分5R
MIKE JOE（BATTLE FIELD/TEAM J.S.A／WMCインターコンチネンタル・ミドル級王者、Bigbangスーパーウェルター級王者）
喜多村誠（ホライズンキックボクシングジム／元新日本＆BOMミドル級王者）
第16試合 WPMF世界ウェルター級王者決定戦＆BOM同級タイトルマッチ 3分5R
高橋幸光（TSK japan／BOMウェルター級王者、元WMC日本スーパーライト級王者、元MA日本＆J-NETWORKライト級王者）
パコーン・P.K.センチャイ（タイ／P.K.センチャイムエタイジム／WMC世界ウェルター級王者、元ルンピニー認定ライト級王者）
第15試合 ライト級 3分3R
琢磨（東京町田金子ジム／元WBCムエタイ日本スーパーフェザー級王者）
シリモンコン・P.K.センチャイ（タイ／P.K.センチャイムエタイジム／元ラジャダムナン認定スーパーバンタム級王者）
第14試合 62.5kg契約 3分5R
レンタ・ウォーワンチャイ［松井蓮汰］（ウォーワンチャイプロモーション／WMCインターコンチネンタル＆WPMFインターナショナル・ライト級王者）
健太（E.S.G／元WBCムエタイ日本ウェルター級王者、元NJKFウェルター級＆スーパーウェルター級王者、元Krushスーパー・ウェルター級（70kg）王者）
第13試合 WMCインターコンチナンタル・ウェルター級王者決定トーナメント準決勝 3分3R（延長1R）
KAZU（蒼天塾/GTジム／WMC日本ウェルター級1位・元王者）
誠（レンジャージム／WMC日本ウェルター級4位・元王者）
第12試合 WMCインターコンチナンタル・ウェルター級王者決定トーナメント準決勝 3分3R（延長1R）
与儀（真樹ジム沖縄／WMC日本ウェルター級王者）
森木一吉（K-Fit-Lab／WMC日本ウェルター級3位、KOS同級王者）
第11試合 45kg契約 2分5R
キットペット・ロングレインキラカラット（タイ）
コウシ・ウォーワンチャイ［曽我昂史］（ウォーワンチャイプロモーション／ジュニア50冠王）
第10試合 WMC日本フェザー級次期挑戦者決定戦 3分3R（延長1R）
伊仙町典久（Bull／3位、元J-NETWORKスーパーバンタム級王者）
しょーい（湘南格闘クラブ／4位）
第9試合 WMCライト級世界ランキング査定試合 3分3R（延長1R）
羅向（ZERO／WMC日本ライト級王者）
ブッダルイ・ショウブカイ（タイ／尚武会）
第8試合 WMC日本スーパーライト級王者決定戦 3分5R
KJヒロシ（Y’ZD 沖縄／2位）
真吾YAMATO（大和ジム／NJKFスーパーライト級暫定王者）
第7試合 WMC日本ライトフライ級（49kg）王者決定戦 3分5R
イオリ・ウォーワンチャイ［中野伊織］（ウォーワンチャイプロモーション／WMC日本1位）
悠斗（東京町田金子ジム／WMC日本2位、NJKFフライ級4位）
第6試合 スーパーフェザー級 3分3R
ボム・ピンサヤーム（タイ／BOMスポーツジム大分／BOMスーパーフェザー級王者、元HOOST CUP日本ライト級王者、元MA日本フェザー級王者、元ルンピニー認定バンタム＆スーパーバンタム級王者）
川原龍弥（北流会君津ジム）
第5試合 WMC日本スーパーフェザー級次期挑戦者決定戦 3分3R（延長1R）
パルコ・レンジャージム（RANGER GYM／2位）
聡之晟（TSK japan／3位）
第4試合 55kg契約 3分3R（最大延長2R）
石川直樹（team LIT／元スックワンキントーン・スーパーフライ級王者、元ジャパンキック＆新日本フライ級王者）
リュウノスケ・ウォーワンチャイ［今村竜之助］（ウォーワンチャイプロモーション）
第3試合 ミドル級 3分3R
大輝・FLYSKY GYM（FLYSKY GYM）
駒形賢太（レンジャージム）
第2試合 ライト級 3分3R
真吾（レンジャージム）
加藤淳平（LAILAPS東京北星ジム）
第1試合 54kg契約 3分3R（延長1R）
奥脇一哉（エイワスポーツジム／WMC日本バンタム級5位）
Gang-G（ゴリラジム／WMC日本スーパーバンタム級2位）
オープニングファイト 肘無し 70kg契約 2分2R（延長1R）
Joe 勲（BOMスポーツジム沖縄）
ユウキ・ショウブカイ（尚武会）
概要
大会名 Shimizu presents BOM OUROBOROS（ボム・ウロボロス）2022
日時 2022年9月23日（金/祝）開場・14:50 本戦開始・15:00
会場 東京・大田区総合体育館
中継 mahocast ￥4,000（ほか手数料）
チケット料金 SVIP席￥50,000 VIP席￥35,000 SRS席￥20,000 アリーナ席￥15,000 1FスタンドA席￥8,000 2FスタンドB席￥6,500
チケット販売 イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ BOMプロモーション（エイワスポーツジム） 045-324-3855 http://bom.tokyo/
