RISE 4.21 後楽園ホール:ISKA世界王座挑戦の大﨑一貴「1Rから倒しにいきます」。vs志朗にも意欲
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
センチャイムエタイジム中野
本場のムエタイ、教えます。初心者、ダイエット目的の方も大歓迎!まずは見学・体験を!
RISE 167(4月21日(金)後楽園ホール)のISKAオリエンタルルール世界フライ級王者決定戦を控えた大﨑一貴が6日、所属先の名古屋のOISHI GYMで公開練習を行った。その際の談話と映像がRISEから届いている。
第8試合 セミファイナル ISKAオリエンタルルール世界フライ級(53.5kg)王者決定戦 3分5R
大﨑一貴(OISHI GYM/RISEスーパーフライ級(53kg)王者、元WMC日本&LPNJフライ級王者)
ニコラス・リヴァース[Nicolas Rivas](フランス/ファイトセンターワン/RING OUT -54kg級王者)
ISKAのタイトルマッチは90年代の佐竹雅昭、ゼロ年代の魔裟斗・小比類巻貴之、近年の那須川天心の試合でも知られるが、最近では3月26日のRISE ELDORADOの原口健飛の試合、3月29日に発表された武尊のフランスでの試合と増加傾向にある。今回の一貴の試合は天心同様に肘無し、つかんでからの攻撃も可能なルールとなる。
大﨑兄弟の兄・一貴は20年9月に田丸辰を下しスーパーフライ級王者に。その後も川上叶、一航、石井一成、田渕神太、サンチャイを下し、昨年10月の大田大会では風音を返り討ちにし初防衛。1月の後楽園大会ではムァンコーンを2R KO、3月のRISE ELDORADOではハビエル・セシーリオを1R KOし、17連勝(RISE 11連勝)とし、マイクを持つと「ダメージが全然無いんで(RISEの)伊藤代表、すぐにでも世界戦お願いします」とアピールしていた。RISEでは7月2日の大阪大会から優勝賞金1000万円の世界54kgトーナメントを予定し、今回はその前哨戦的な位置づけにもなる。
リヴァースはキック17戦13勝(1KO)4敗の25歳。昨年6月にはRING OUT-54kg級のタイトルを獲得している。
大﨑一貴『1ラウンド目から倒しに行きます』
――念願の世界タイトル戦が近づいてきましたが今の心境はいかがですか?
大﨑 子供の頃からずっと目標にしていた世界タイトルなので気合いが入りますし、ISKAのベルトは先輩の大石駿介君も持っていたベルトなので必ず獲りたいと思います。
――「RISE ELDORADO」の試合から間隔が短いですがコンディションはいかがですか?
大﨑 すごい短い期間ではありますけど「世界タイトル」というのもあってモチベーション的にも全然問題なく、いつも通りの感じですね。
――大好きなドラクエをやる回数も減ってますか?
大﨑 そうですね、ドラクエは最近あまりやれてないですね(笑)。
――それは練習に集中してるからですか?
大﨑 練習終わって帰ってくるのが遅くて結構疲れてるのでやる前に寝ちゃいますね。
――日々完全燃焼という感じで調整を続けているわけですね。
大﨑 次の日のこともあるのでしっかり休んでしっかり追い込んでというような形です。
――前回以上の衝撃的なKO勝ちが見れそうですか?
大﨑 KOを狙ってきたいですし、会長とも話して一個狙ってる技があるのでそれで倒したいなと思ってます。
――それは早いラウンドになりますか? それとも中盤、終盤になりますか?
大﨑 早いラウンドで。1ラウンド目から倒しにいきます。
――5ラウンドまで戦うことは想定してないですか?
大﨑 5ラウンドまでいってもいいように練習はしてるんですけど、5Rまで掛からないと思ってます。
――ニコラス・リヴァース選手はどんな印象ですか?
大﨑 ムエタイスタイルに近い選手かなって。タイ人の先生にも動画見せて全然問題なく勝てるよって言って貰えたんで。(上動画の青の選手がリヴァース)
――ニコラス選手の警戒すべき武器ってありますか?
大﨑 映像を見た感じだとそんなにないですね。当日向かい合ってみたりとかしてどれぐらいのパワーかっていうのはあるんですけど、そこまで今のところは警戒するところはないですね。
――自分がISKAの世界ベルトを腰に巻いてる姿を想像したりしてますか?
大﨑 それしか想像してないですね。
――その時どんな心境になると思います?
大﨑 どうですかね…? 多分泣いちゃうかもしれないです(笑)。
――キックボクシングとかムエタイの世界タイトルっていっぱいあって、大﨑選手ほどだと今までいくらでも獲るチャンスがあった気もしますが、世界タイトルになかなか挑戦しない理由って何かあったんですか?
大﨑 普通にそういうチャンスをもらったことがなかったというか、今回がそれこそ初めて頂いたチャンスだったんで、今までそういった世界タイトルの話とかは特になかったですね。ルンピニーのタイトルは挑戦したんですけどそれ以外は特にないです。
――意外ですね。周りの選手や知ってるキックボクサーが世界タイトルを獲ってるじゃないですか。それに関してはどういう気持ちだったんですか?
大﨑 ずっと僕も勝ち続けていたので絶対チャンスは貰えると思っていたので、別にそこに関しては特に何もないですね。ここで自分が獲ればいいだけの話なんで。
――その先にはWORLD SERIESというものがありますがそこも見据えてますか?
大﨑 もちろん僕も出るんで、そこに向けての練習はまだしてないですけど、まずは今回の世界戦に集中して、しっかり獲って世界チャンピオンという肩書きを持ってトーナメントに出たいと思います。
――この間の一夜明け会見の時に志朗選手が「みんなが見たいのは僕と大﨑選手の試合だろう」と言ってましたがそれについてはいかがですか?
大﨑 そう言っていただけてすごい嬉しいですし、僕も志朗選手とは2回ぐらい決まってたのに流れてしまったり…弟の孔稀も負けてるのでそういった意味でも志朗選手と戦って僕が勝ちたいと思ってます。
――今回獲ってWORLD SERIESでも優勝すれば一気に世界二冠王となりますがそういう自分を想像しますか?
大﨑 今年は本当に勝負の年だと思ってるんで、まず4月にISKAを獲って、54kgのトーナメントも獲って、そこをクリアしたらRISEの世界ベルトにも挑戦したいと思ってるので、三ついきたいなと思ってます。
――世界三冠王を狙うということですね。
大﨑 そうですね。
――現時点でテーマを持って取り組んでる練習とかあれば教えてください。
大﨑 狙っている技があるんですけど、内緒にしておこうかなと思ってて(笑)。試合見てもらいたいっていうのもあるんで。僕が試合で見せたことない技で倒すのでそこを見て欲しいですね。
――技を準備して、使う予告をして臨むのは初めてじゃないですか?
大﨑 作戦とか立てたりはするんですけど、完全にこの技って決めて試合に臨む事はあまりないかもしれないですね。
――今の練習のスケジュールを教えて貰えますか?
大﨑 朝30分~1時間ぐらい走ったり筋トレして、お昼はトレーナーの仕事をしているので夜は2時間~2時間半ぐらいミットとかサンドバッグをやったり、追い込みやったりというようなメニューです。
――大﨑選手って身体が頑丈で前に出る圧も強いと思うのですがそれはどういう練習から身についてる物だと思いますか?
大﨑 小さい時から空手をずっとやっていたので体幹とかそういった練習の成果だと思います。特別に何かやってるとかはないですね。首相撲はやりますけど多分そういった部分だと思います。
――首相撲の練習は今もやってるんですか?
大﨑 今も皆でやりますね。出稽古に来た選手の次の試合がムエタイルールだったりするとみんなで首相撲やってます。
――大﨑選手は肘有りでやってた時期もありますがWORLD SERIESや世界タイトルを獲っていく上でムエタイの選手を意識することはありますか?
大﨑 そこまで意識してる選手は今のところはいないですね。
――最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
大﨑 4月21日は僕が必ず世界チャンピオンになりますのでその姿をぜひ会場で見に来てください。
応援よろしくお願いします。
対戦カード
第9試合 メインイベント RISEライト級(63kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
直樹(BRING IT ONパラエストラAKK/王者、元スック・ワンキントーン・スーパーライト級王者)※初防衛戦
中村 寛[かん](BK GYM/3位、元DEEP☆KICK -60kg王者)
第8試合 セミファイナル ISKAオリエンタルルール世界フライ級(53.5kg)王者決定戦 3分5R
大﨑一貴(OISHI GYM/RISEスーパーフライ級(53kg)王者、元WMC日本&LPNJフライ級王者)
ニコラス・リヴァース[Nicolas Rivas](フランス/ファイトセンターワン/RING OUT -54kg級王者)
※肘無し、つかんでからの攻撃も可能
第7試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R延長1R
KENTA(HAYATO GYM/RISEライト級(62.5kg)7位、DEEP☆KICK -63kg王者)
山畑雄摩(心将塾/RISEスーパーライト級5位、元DEEP☆KICK -63kg王者)
第6試合 オープンフィンガーグローブマッチ 女子46kg契約 3分3R
平岡 琴(TRY HARD GYM/RISE QUEENアトム級(46kg)2位)
菊地美乃里(GONG-GYM坂戸)
第5試合 スーパーフェザー級(60kg)3分3R(延長1R)
小野幹晃(IGGY HANDS GYM/RISEスーパーフェザー級4位)
澤谷大樹(HAWK GYM/RISEフェザー級4位、DEEP☆KICK -60kg王者、CKC 2022 -57.5kgトーナメント優勝)
第4試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
戸井田大輝(戸井田ジム/RISEフェザー級11位、MA日本スーパーバンタム王者)
濱田祐生(フリー/DEEP☆KICK −57.5kg 3位)
第3試合 61.5kg契約 3分3R
藤橋 光(フリー)
小出龍哉(TEAM TEPPEN/新空手K-2 GRAND PRIX 2018中量級準優勝)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
叶和[とわ](チームドラゴン/JAPAN CUP 2022 -60kgトーナメント優勝)
簗 丈一(TEAM Aimhigh/KNOCK OUTアマチュア アダルト60kgトーナメント優勝)
第1試合 オープンフィンガーグローブマッチ 53kg契約 3分3R
鳩[あつむ](TSK Japan/WMCインターコンチネンタル・バンタム級王者、元WMC日本・Bigbang同級王者、元ムエタイオープン・スーパーバンタム級王者、元蹴拳スーパーフライ級王者)
Novo(TARGET SHIBUYA)
オープニングファイト RISEチャレンジマッチ 女子フライ級(52kg) 3分2R
宮原華音[かのん](TARGET SHIBUYA/FIRST ORDER AGENT)
金子久美子(NEXT LEVEL渋谷)
概要
大会名 RISE 167(ライズ ハンドレッドシックスティセブン)
日時 2023年4月21日(金)開場・17:00 オープニングファイト開始・17:45 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA
チケット料金 SRS席 15,000円 RS席 10,000円 S席 6,000円 小中高生シート 2,000円(当日販売のみ) ※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com