Krush 1.21 後楽園ホール:ライト級タイトルマッチ・大沢文也×里見柚己は無効試合に変更。里見の喫したダウンは取り消しに
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Krushを主催するKrush実行委員会は、1月21日のKrush.145後楽園ホールのメインイベント、Krushライト級(62.5kg)タイトルマッチ・大沢文也(王者)vs. 里見柚己(挑戦者)での1Rの里見が喫したダウンを取り消し、大沢の判定勝ちからノーコンテスト(無効試合)に裁定を訂正したことを29日に発表した。
◆変更前の裁定
Krushライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
○大沢文也(ザウルスプロモーション/王者)※TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKERから所属変更
×里見柚己(team NOVA/挑戦者)
判定3-0 (豊永30-28/箱崎30-28/梅木29-28)
※大沢が初防衛
↓
◆変更後の裁定
Krushライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
―大沢文也(ザウルスプロモーション/王者)※TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKERから所属変更
―里見柚己(team NOVA/挑戦者)
無効試合
試合の1R終了間際、里見が大沢をコーナーに詰め、右の前蹴りを当てると、大沢は里見の蹴り足を左手ですくって、離してからすぐに右のオーバーハンドフックを当てて倒した。Krushのルール(大会公式サイト掲載。K-1と同じ)の第6条第1項11には「相手の蹴り足を掴む、ホールディング、首相撲等相手を掴む全ての行為」が反則と記されているが、芹沢健一レフェリーは有効打と判断し、ダウンを宣告した。これで1Rは10-8で大沢にポイントがつき、この差が決め手となり大沢が判定勝ちとなった。この裁定に賛同するファン・関係者もいたが、批判の声が多い状態だった。
以下はK-1 JAPAN GROUPからのプレスリリース。
「Krush.145」1.21後楽園ホール大会 Krushライト級タイトルマッチ/大沢文也vs里見柚己についてのお知らせ
Krush実行委員会からのお知らせです。
さる1月21日、東京・後楽園ホールで行われた「Krush.145」のメインイベント[第10試合/Krushライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]大沢文也vs里見柚己の判定結果について、新たにお知らせします。
この試合後、Krush実行委員会とK-1 JAPAN GROUP公式審判部は次の通り映像での検証を行い、協議の上、Krush実行委員会は裁定を訂正します。
Krush実行委員会とK-1 JAPAN GROUP公式審判部では、映像での検証を行った結果、当該試合の1ラウンドに、大沢文也選手が奪ったダウンに至る攻撃が、Krush公式ルール第6条第1項11に抵触する反則と判断し、裁定の訂正に至った。①1ラウンド2:54に、里見柚己選手が喫したダウンを取り消すものとする。
②この試合は、ノーコンテスト(無効試合)に裁定を訂正する。理由
(1)①について
Krush実行委員会は、K-1 JAPAN GROUP 公式審判部に対し、当該行為がKrush公式ルール第6条第1項11に抵触した反則なのか見解を求め、映像での検証を行った。その結果、里見柚己選手の蹴り足を掴み、バランスを崩した後の攻撃であると、K-1 JAPAN GROUP公式審判部の見解を確認した。(2)②について
当該試合は、①の反則のもとで放たれた攻撃により生じた現象を、メインレフェリーがダウンと判断し、本戦の3ラウンドが終了し勝敗が決した。本来ならば、①の反則の時点で、大沢文也選手に対しペナルティを与え、里見柚己選手のダメージ回復処置をするべきであった。よって1ラウンド終盤から、当該試合はKrush公式ルールに則った正常な状態で進行していなかったと判断した。