K-1 3.12 代々木第一体育館:4階級で王座戦。金子晃大×コンペット、朝久泰央×与座優貴2、和島大海×ジョムトーン、パヤーフォン×菅原美優2。ピケオー×アビラル、京太郎×石井慧も決定
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K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~(3月12日(日)代々木競技場 第一体育館)の第1弾決定カード発表記者会見が1月13日、東京で行われ、タイトルマッチ4試合を含む6カードが発表された。会見のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(写真:(C)K-1)
第1弾発表対戦カード
K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者、元Krush王者)※初防衛
コンペット・シットサラワットスア(タイ/シットサラワットスアジム/元ルンピニー認定バンタム級&フライ級王者、元プロムエタイ協会ライトフライ級王者、元BBTVフェザー級・フライ級・ライトフライ級王者)
K-1 WORLD GPライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
朝久泰央(朝久道場/王者)※初防衛戦
与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、極真会館世界ウェイト制2017軽量級(70kg)優勝)
K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
和島大海(月心会チーム侍/王者)※初防衛戦
ジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム/挑戦者、元ラジャダムナン4階級王者、元WBCムエタイ世界3階級王者、クンルンファイト70kgトーナメント2016準優勝、元ボクシング東洋太平洋スーパーフェザー級王者)
K-1 WORLD GP女子アトム級(45kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
パヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ/アユタヤファイトジム/王者、WPMF世界女子ピン級王者)※初防衛戦
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/挑戦者、Krush同級王者、K-1初代同級王座決定トーナメント’22準優勝)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
ジョーダン・ピケオー(オランダ/マイクスジム/Krushスーパー・ウェルター級王者)
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場/HEATキックミドル級王者)
スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
京太郎(チーム未完/元K-1ヘビー級(100kg)王者、元ボクシングWBOアジア太平洋・OPBF東洋太平洋・日本ヘビー級王者)
石井 慧(クロアチア/チーム・クロコップ/2008年北京五輪柔道男子100kg超級金メダル、元IGF&HEAT MMAヘビー級王者)
スーパー・バンタム王者・金子晃大が挑戦者コンペット・シットサラワットスアと初防衛戦!「全身全霊を懸けて戦う」(金子)
スーパー・バンタム級タイトルマッチとして王者・金子晃大とコンペット・シットサラワットスアの対戦が決定した。金子は昨年2月に第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントに出場し、決勝でライバル・玖村将史に勝利して王座を獲得。9月には初の国際戦、12月には初のタイ人戦で勝利を収めた。コンペットはルンピニースタジアムで2階級を制覇したムエタイの超強豪。昨年9月にK-1 JAPAN GROUPに初参戦し玖村将史に判定勝利(上動画)。金子と玖村の二強時代に割って入った。
金子はライバル・玖村を下して王座挑戦のチャンスを引き寄せたコンペットを「強さを証明するのは一番の相手」と高く評価した上で「倒すことが求められている」とKO勝利で王座初防衛を果たす構えだ。一方、会見を欠席したコンペットも「私も偉大なムエタイの先輩たちのように、K-1チャンピオンとして歴史に名を残したい」とコメントを寄せている。
また中村拓己K-1プロデューサー曰く「コンペット戦が決まった時に金子選手から“全身全霊”とだけメッセージが送られてきて、こんなことは今までで初めて」。この日も金子は「K-1チャンピオンとしての責任を持って、全身全霊を懸けて戦いたい」とコンペット戦への覚悟を口にした。
◆金子晃大
「コンペット選手は強いです。けどK-1チャンピオンとして責任を持って全身全霊を懸けて戦いたいと思います。(初防衛戦が『K’FESTA.6』となった心境は?)K’FESTAというデカい舞台で強い選手を当ててくれて、ありがたい気持ちでいっぱいです。
(コンペットにはどういうところを刺激される?)やっぱり上手いですし、タイでも強いと評価されているので、しっかり倒すことが求められているなと思います。(“全身全霊”は好きな言葉?)この試合のこと考えた時にこの言葉が一番当てはまるかなと思いました。
(前回初めてタイ人選手と対戦した感想は?)独特な距離感だったり、タイミングだったりがあると思ったんですけど、やったおかげでなんとなくイメージが沸いたのでよかったと思います。(全身全霊という言葉があったが、コンペットは過去最強の相手?)そうですね。強さを証明するには一番の相手かなと思います」
◆コンペット・シットサラワットスア
「二度目のK-1参戦でタイトルマッチのチャンスが来たことをうれしく思います。チャンピオンの金子選手はスピードとパワーを兼ね備えた選手ですが、私がテクニックで上回りたいと思います。私も偉大なムエタイの先輩たちのように、K-1チャンピオンとして歴史に名を残したいと思います」
女子アトム級タイトルマッチで王者パヤーフォンvs挑戦者・菅原美優が決定!「K-1のベルトへの想いは変わっていないし、どんどん増しています」(菅原)
K-1女子アトム級王者パヤーフォン・アユタヤファイトジムが初防衛戦に臨む。対戦相手は、Krush同級王者・菅原美優だ。
両者は、昨年6月に開催された「K-1 RING OF VENUS」の初代K-1女子アトム級王座決定トーナメント決勝戦で初対決(上動画)。その際は、パヤーフォンが延長スプリット判定までもつれる接戦を制して、王座戴冠。今回は、一発勝負のタイトルマッチで完全決着をつける。
K-1のベルトには惜しくも手が届かなかった菅原だが、再起戦となった昨年10月のKrushでチャン・リーをパンチでKOしてKrush王座を防衛。見事な勝利を収め、かねてから目指してきたK-1王座戴冠&リベンジの大チャンスを掴んだ。
菅原は「こんな早くにチャンスをいただけると思っていなかったので、うれしい気持ちです。ただ今の私は崖っぷちで、簡単にチャンスはもらえないと思っているので気合いを入れて頑張りたい」と闘志を燃やす。
チャン・リー戦で見せたパンチ技術を強化中の菅原だが「私はもともと蹴りが得意で、せっかく相手も蹴りの選手で、自分の得意な分野で相手に勝たれた方が(パヤ―フォン)は嫌だと思う」とパヤ―フォンが得意とする蹴りの勝負にも応じる構え。「相手の嫌なことをしないといけないと思っています」と続けた。
K-1好き、かつK-1オタクとして知られる菅原は「K-1のベルトへの思いは変わっていないし、どんどん増しています。、今シルバーウルフでベルトを持っている(金子)晃大くんだったり、KANAさんはみんなリベンジマッチでベルトを獲っているので、私がしっかりやることをやれば、必ず獲れると思っています。大宮司さんやジムのみんなを信じて、その日まで頑張って仕上げるだけだと思っている」と改めてベルトへの想いを語った。
◆菅原美憂
「こんな早くにチャンスをいただけると思っていなかったので、うれしい気持ちです。ただ今の私は崖っぷちで、簡単にチャンスはもらえないと思っているので、気合いを入れて頑張りたいです。前回の対戦は接戦で、あの時に勝たなくてよかったと思えるよう、差をつけて勝ちたいと思っています。
(パヤーフォンの印象は?)初めての海外選手、日本人以外の方とやったのは初めてだったので、フィジカルの違いだったり、ムエタイならではの普段はやらないリズムだったり、そういうものはありました。でも自分が想像している以上ではなかったと感じています。
(前回は1日2試合ワンデートーナメントの2試合目、今回は一発勝負のタイトルマッチで意識することは?)強い選手はトーナメントで、ボロボロでも勝つと思うので、今回は前のことは考えずしっかり勝ちに行きたいと思っています。
(パンチの技術向上について、現在もボクシング練習など続けている?)引き続きパンチは伸びしろがあると思っているので、やっていこうと思っています。いい感じです。(倒すパンチが磨かれている?)1回コツをつかんだ後は、難しいと言われるので、あまりそこは考えていません。私はもともと蹴りが得意で、せっかく相手も蹴りの選手で、自分の得意な分野で相手に勝たれた方が(パヤ―フォン)は嫌だと思います。(蹴りでも倒したい?)それがパヤーフォン選手は嫌なんじゃないかなと思うし、相手の嫌なことをしないとなと思うので、頑張ります。
(前回トーナメントの際にK-1王者への想いを語っていたが?)その想いは変わっていないし、どんどん増しています。試合に関して、今シルバーウルフでベルトを持っている(金子)晃大くんだったり、KANAさんはみんなリベンジマッチでベルトを獲っています。私がしっかりやることをやれば、必ず獲れると思っているし、大宮司さんやジムのみんなを信じて、その日まで頑張って仕上げるだけだと思っています」
◆パヤーフォン・アユタヤファイトジム
「チャンピオンとしてK-1に戻ってくることが出来てうれしいです。菅原選手とはトーナメントの決勝で対戦し、その時は接戦でしたが、今回はしっかり差をつけて勝って、私がチャンピオンに相応しいことを証明したいと思います。ムエタイ、ナンバーワン!」
ライト級王者・朝久泰央vs挑戦者・与座優貴は一触即発の危険な再戦!「1年前につまずいた小石をどう乗り超えるか。王者として誇りと意地を持ってひねり潰す」(朝久)vs「朝久選手のことは眼中にない。残酷なくらいボコボコにする」(与座)
第5代K-1ライト級王者・朝久泰央が1年振りの復帰戦。挑戦者・与座優貴と王座をかけたリマッチが決定した。両者は昨年2月のK-1東京体育館大会でスーパーファイトで対戦(上動画)。K-1初参戦の与座が現王者の朝久を下す大波乱を演じる結果となった。
その後王座を懸けたリマッチの話が持ち上がるも、朝久が怪我のため長期離脱。一方の与座は8月に篠原悠人、12月に元ムエタイ王者のエークピカートを下して、ライト級トップファイターとしての地位確立させた。
与座に敗れて以来1年振りの復帰戦がタイトルマッチとなった朝久は「あの日の自分が未熟だった」と反省の弁。この1年間与座の試合をリングサイドで見ていたというが「面白い試合ではない」と切り捨て「チャンピオンとして誇りと意地をもってひねり潰すだけ」と王者として挑戦者を打ち負かす構えを見せる。
念願の王座挑戦を向かえる与座は「前回の対戦から1年(期間が)空いて、逆に今はレベルが違うと思っている。自分が見据えているところは世界の強豪に変わっている。ベルトがないと何も始まらないので、ベルトを持っている朝久選手に勝って世界の強豪とやっていく」と、すでに朝久は眼中にないとばかりに言い放った。
さらに朝久が「1年前に躓いた小石を次はどう乗り越えるのか。どう砕くか。それを考えて練習してきた」と与座を小石扱いすれば、「与座も「この1年で思うところはあったので、残酷なくらいボコボコにして勝ぐ」と譲らず。危険な雰囲気を残す会見となった。
◆朝久泰央
「ファンのみなさんお待たせしました。3.12『K’FESTA.6』、ボッコボコにします。押忍。(1年越しの対戦がタイトルマッチが決まった心境は?)僕もやっと(与座と)やれるなという考えを一番最初に思いました。彼は1年過ごしてきた時間が違うと言っていましたがど、僕はケガしている間に他のところを鍛えてきましたし、逆に1年間長生きできてよかったなと思っています。
(この1年はどのような気持ちで過ごしてきた?)1年前のあの日の自分が未熟だったなと思い、自分を見つめ直す期間と、躓いた小石を次はどう乗り越えるのか。どう砕いて次に進んでいくのか、これからの歩み方を考えて毎日練習に取り組んで来ました。
(与座の1年間を見ての感想は?)K-1さんから与座選手が試合をするからリングサイドで見てくれと言われて、見ていましたが試合としてははっきり言って面白い試合ではないと思っています。去年試合が決まった時『リトル与座が震えている』という発言をしたんですけど、今はリトル与座が調子づいてきたかなというくらいです。相手の攻略法というよりは自分の動きを磨き続けていれば普通に勝てると思っているので、そういうところを考えて練習してきました。
(与座の発言を受けて)…はい、という感じです(苦笑)。3月に倒される人間が何をほざこうと関係ないです。チャンピオンとして誇りと意地を持ってひねり潰すだけだと思っています」
◆与座優貴
「本当に今までたくさん遠回りしてきたんですけど、やっとあと一つ勝てば自分の夢であるK-1チャンピオンになれるので、ここをしっかりKOで倒して次のライト級チャンピオンになりたいと思います。(1年越しの対戦がタイトルマッチが決まった心境は?)やっときたかという感じです。自分は正直1年前に勝ったときからいつでもいける状態で準備していたので。逆に1年空いてあの時と今ではレベルが違うと思っているので、試合で1年間やってきたことの違いを見せつけたいと思っています。
(この1年はどのような気持ちで過ごしてきた?)チャンピオンに勝った時点で自分がチャンピオンという気持ちでやってきたし、自分が見据えているところは朝久選手から世界の強豪に変わっています。ただベルトがないと何も始まらないので、次はベルトを持っている朝久選手に勝って、これからは世界の強豪とやっていきたいと思います。
(朝久の発言を受けて)いろいろ言っていますけど自分に負けているので、何を上から言っているのかな?という感じですね。(小石などと言われているが、内心どんな気持ち?)正直あまり眼中にないんですけど、格闘技は勝った方が正義だと思っていて。自分に負けた朝久選手は正直自分よりも弱いわけで、その自分よりも弱い選手に何を言われても気にならないんですけど、ちょっと1年間思うところはあるので、その思いを試合で残酷なくらいボコボコにして勝ちたいと思います」
スーパー・ウェルター級王者・和島大海が過去最強の挑戦者ジョムトーンを迎え撃つ!「ジョムトーン選手に死角あるんですかね…」(和島)
K-1スーパー・ウェルター級王者・和島大海の初防衛戦の相手がジョムトーン・ストライカージムに決まった。
和島は2021年12月のK-1大阪大会で木村“フィリップ”ミノルにKO勝利して、第4代K-1スーパー・ウェルター級王座を獲得。昨年6月の「THE MATCH 2022」ではRISEのブラックパンサー・ベイノアからダウンを奪って大差の判定勝利を収め、9月のK-1横浜大会ではヨーロッパの高い評価を得ているメレティス・カコウバヴァスをKO(上動画)。現在6連勝(5KO)と絶好調だ。
対するジョムトーンはムエタイのスーパースターで、ラジャダムナンスタジアムで4階級制覇・WBCムエタイ世界王座を3階級制覇。プロボクシングでもOPBF東洋太平洋王座を獲得して、2015年には無敗のまま当時内山高志が保持していたWBA世界王座にも挑戦した。昨年9月からK-1に参戦し、9月にアビラル・ヒマラヤン・チーター、12月に森田奈男樹にKO勝ちを収めている(上動画)。
ジョムトーンはK-1初参戦時に「スーパー・ウェルター級、ウェルター級、スーパー・ライト級で3階級制覇する」と宣言しており、K-13戦目で早くも戴冠チャンスを掴んだ。一方の和島にとっては、過去最強クラスの挑戦者を迎え撃つことになった。
ここまで22戦のキャリアを誇る和島だが、意外にもサウスポーとの対決は初で「相手はパンチが上手くて、サウスポーという印象です。サウスポーとやるのは今回が初で、自分でも『どう戦おう?』という感じです」と困り顔。
さらに記者からジョムトーン攻略のイメージを問われると、和島は「僕が得意なのは蹴りなので、蹴り負けはしないようにしたいと思っています。得意なところでは負けたくないので。(今は死角が見当たらない?)死角あるんですかね…」と苦笑い。自信なさげな返答を繰り返す和島に、同席した中村拓己K-1プロデューサーも「会見ではこんな感じですが、いざ戦ったら強いタイプなので!」とフォローを入れていた。
◆和島大海
「(試合へ向けての意気込み)初防衛戦、強い選手と決まったので頑張りたいと思います。中村拓己K-1プロデューサーは、僕のことが嫌いなんじゃないかってくらい、いつも強い選手ばかり呼んできて………感謝しています。頑張ります(笑)。
(初防衛戦でジョムトーンと決まり)オファーを受けて『まあそうだろうな』という感じです。(印象は)パンチが上手い印象で、サウスポーですね。プロで22戦やってきて、サウスポーとやるのは今回が初で、自分でも『どう戦おう?』という感じですし、ファンの皆さんにも温かく見守っていてほしいです。
(前回のメレティスとジョムトーンはどちらが強いと思っている?)タイプが違う選手なので、パワーでいうとメレティス選手はすごかったですけど、ジョムトーン選手はテクニックがありますし、実績もある。どちらがと言われると答えるのが難しいですが、僕的には、ジョムトーン選手が過去一強いと思っています。
(試合の組み立ては考えている?)初サウスポーなのでこれから組み立て方は考えていきます。(どこを突けば勝てるというヒントは?)僕が得意なのは蹴りなので、蹴り負けはしないようにしたいと思っています。得意なところでは負けたくないので。(今は死角が見当たらない?)死角あるんですかね(苦笑)。頑張りたいと思います」
◆ジョムトーン・ストライカージム
「今回K-1のベルトに挑戦できることがうれしい。チャンピオンの和島はテクニックもあって、非常に強い選手だと思うが、私もムエタイ・ボクシングで多くの強豪たちと対戦してきた。そのすべてを使って和島を叩き潰す。最後にベルトを巻いているのは私だ」
ジョーダン・ピケオーが約3年ぶりのK-1参戦!アビラル・ヒマラヤン・チーターとKO必至の一戦「ピケオー選手は僕がデビューする前からK-1に出ていた選手。いつかやりたいと思っていた」(アビラル)
第4代Krushスーパー・ウェルター級王者ジョーダン・ピケオーが約3年ぶりのK-1参戦。アビラル・ヒマラヤン・チーターとの一戦が決定した。
ピケオーは2015年5月のKrushでK-1 JAPAN GROUP初参戦を果たすと野杁正明、和島大海、木村“フィリップ”ミノル、を撃破するなど、日本人キラーとして暴れ回った。2020年3月以降は新型コロナウイルスや怪我の影響でK-1のリングから遠ざかっていたが、K-1王座を目指しスーパー・ウェルター級を主戦場に帰還を果たす。
対するアビラルはピケオーと入れ替わるように2020年12月にK-1 JAPAN GROUPに参戦し、強打を武器にKO決着の激しい試合を見せる激闘派。前戦は昨年9月のK-1横浜大会にてジョムトーン・ストライカージムにKO負けしており、悲願のK-1王座挑戦に向けて落とせない一戦を迎える。
会見に登壇したアビラルは「ピケオー選手は僕がプロデビューする前からK-1に出ていた選手。いつかやりたいと思っていた」と、強豪との対戦を歓迎する姿勢。「自分はK-1に出るようになって、大事な試合で結果を出していないので、今回こそしっかり倒して勝ちます」とK-1新時代の主役に躍り出る意気込みを見せた。
◆アビラル・ヒマラヤン・チーター
「いよいよピケオー選手と試合が決まって、すごく気合いが入っています。(ジョムトーンに続き世界の強豪と組まれたことにどう感じる?)僕はK-1に出てから大事な試合で結果を出していないので、今回こそしっかり倒して勝ちます。ここで勝って自分をアピールできたらなと思っています。
(久々のK-1参戦になるピケオーに現在のK-1を見せつけたい?)僕よりはピケオー選手の方が結果を出してきているし、今僕は何も言えないです、しっかり試合で見せればいいなと思います。(ピケオーの印象は?)僕がプロデビューする前からK-1に出ていて、僕がプロになってK-1を見るようになって、70kgの選手もチェックしていたのでいつかやりたいと思っていました。実際に(ピケオー戦が)決まって、絶対に落とせないのでしっかり勝ちたいと思います。
(スタイル的には噛み合いそう?)今までやってきた相手の中では相性が合うと思います。3月の試合当日を楽しみにしてください。(今年1年の展望は?)今まで結果を出せずに会見だけでベルトを目指していると言っていたような状態でしたが、今回は結果を出したいので、しっかり自分の目の前の相手に集中したいと思います」
◆ジョーダン・ピケオー
「いよいよジョーダン・ピケオーが日本に戻ってくる時が来た。3月12日、日本のみんなに会えることを楽しみにしている。これからはK-1スーパー・ウェルター級のベルトを狙っていくつもりだ。70kgのファイターたちは覚悟しておいてくれ」
京太郎vs石井慧、究極の重量級日本人頂上決戦が実現!「僕と石井選手が戦うことに意味がある」(京太郎)vs「お互いに区切りの一戦、僕の人生で1番の試合になる」(石井)
K-1生誕30周年記念イヤーに京太郎vs石井慧の“重量級日本人 頂上決戦”が決定した。
京太郎は旧K-1での活躍を経て、プロボクシングに転向。日本タイトル・東洋太平洋タイトルを獲得するなど、ヘビー級のトップファイターとして活躍。2021年からK-1に復帰し、昨年のK-1無差別級トーナメントでは準決勝でマハムード・サッタリに敗れたものの、サッタリ相手に接戦を演じた。
対する石井は北京五輪柔道金メダリストで、総合格闘家として活躍。2021年からK-1に参戦し、愛鷹亮とRUIに連勝。京太郎も出場した昨年4月のK-1無差別級トーナメント1回戦では実方宏介にKO勝利するも、怪我でトーナメントを棄権した。またトーナメント後はプロボクシングにも挑戦するなど、ストライカーとしての技術を磨き続けている。
会見に出席した中村拓己K-1プロデューサーは「今年はK-1生誕30周年イヤーで、K-1の原点は無差別級の戦いであり異種格闘技戦。京太郎選手は旧K-1とボクシング、石井選手は柔道と総合格闘技で輝かしい実績があり、重量級の日本人で2人ほど様々な競技で実績を残した選手はいない。これは重量級の日本人頂上決戦で、重量級の立ち技格闘技では過去最高の日本人対決だと思う」と熱弁した。
この中村Pの言葉を受けて、石井は「僕と京太郎選手は同級生で、僕よりも前から格闘技・旧K-1に出ていて、錚々たる選手とやっています。ボクシングでも結果を残していて、勝手に一方的な思い入れがある選手。そういう選手とできることはすごく嬉しいですし、僕の人生で1番の試合になるんじゃないかと思います」。
京太郎も「僕と石井選手が歩んできた道は、周りの人たちには分からないかもしれない。応援してくれる人というより、お互いがそれを分かっていれば良い試合になると思う」と並々ならぬ決意を語る。また北京五輪柔道金メダリストとの戦いへ、スーツを脱いで空手着姿を披露した上で「空手vs柔道」のテーマを掲げた。
◆京太郎
「いつもは記者会見は、最後の方で待たされるので遅刻気味に来たら、1番手で焦っています(笑)。今回1年ぶりの試合なので、身体をしっかりと動かして試合しないといけないです。あと(石井を見やり)あそこまで髭が長い人を初めて見たので、髭を殴れば何ポイントかもらえるようなシステムがあればと思いながら、対峙しました。僕と石井選手が歩んできた道は、周りの人たちには分からないかもしれない。応援してくれる人というより、お互いがそれを分かっていれば良い試合になると思います。そしてそこを感じ取ってもらえればと思っています。
(対戦相手の印象は?)よくK-1のリングに上がってきてくれたなという気はします。僕だったら総合のリングに上がりたくないし、柔道なんて怖くてできないです。その中で、僕のバックボーンが空手で、石井選手は柔道の金メダリストなので、僕としては空手vs柔道の戦いです。昔のK-1でもよく異種格闘技があったんですけど、最近は立ち技出身同士が多いので、僕としては空手vs柔道と思ってやると面白いのかなと思っています。それは楽しみです。
(中村Pからの日本人頂上決戦という言葉を受けて)僕は自分が1番がいいので、下の世代のことは分からないです。ただ一つ気になるのは、やっぱりこれまでK-1が盛り上がってきて、人気にはどうしても波があります。若い子たちが目立つのもそうですし、盛り上がることがないと(格闘技人気は)下がってくる。若い子たちには危機感を持ってやってもらえたらと思います。
(ファンへメッセージ)僕と石井選手が(K-1で)戦うことには意味があると思うし、それが体現できればと思います。3月しっかり身体を作って行きたいと思います」
◆石井慧
「この度は、チャンスを与えていただきありがとうございます。次の『K’FESTA』で京太郎選手と戦うということで、お互いK-1では区切りの試合になると思います。勝敗を卓越した試合ができればと思っています。
(対戦相手の印象は?)僕と京太郎選手は同級生で、僕よりも前から格闘技・旧K-1に出ていて、錚々たる選手とやっています。ボクシングでも結果を残していて、勝手に一方的な思い入れがある選手。そういう選手とできることはすごく嬉しいですし、僕の人生で1番の試合になるんじゃないかと思います。
(中村Pからの日本人頂上決戦という言葉を受けて)僕たちの試合が次の若い重量級の選手につながって、K-1が盛り上がっていけばいいなと思います。(最後にファンへメッセージ)(京太郎が柔道着を見て)僕も柔道着持ってきたら良かったなと思って(笑)。繰り返しですが、2人にとって区切りになる試合になると思うので、結果を卓越した試合にできるよう頑張ります」
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~
日時 2023年3月12日(日) 開場・11:30 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:00
会場 国立代々木競技場 第一体育館
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(生放送)
チケット料金 ロイヤル 100,000円/アリーナSRS 60,000円/アリーナRS 35,000円/アリーナS 18,000円/スタンドS 18,000円/アリーナA 10,000円/スタンドA 10,000円/スタンドB 7,000円 ※当日券500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/