Krush 12.18 後楽園ホール:スーパー・フェザー級王者・中島千博「理想はKO。それまでの動きも凄いと思わせる」×挑戦者・西元也史「格闘家として生きるか死ぬか」
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Krush.144(12月18日(日) 後楽園ホール)の公式計量と記者会見が17日に東京で行われた。会見のレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている(写真:(C)K-1)。
なお、プレリミナリーファイト第2試合・フェザー級・天野颯大(キング・ムエ/K-1甲子園2021 -60kg優勝)vs. 橋本雷汰(BFA-SEED/K-1甲子園2022 -60kg優勝)は、天野が計量で300gオーバー。1R減点1となり、ファイトマネーの20%が没収される。ルールではグローブハンデが設けられるが、橋本が拒否し、両選手とも通常通り8オンスグローブを卓洋する。
2022年のK-1 JAPAN GROUPを締めるのはどちらだ? 王者・中島千博「理想はKO勝ち。それまでの技や動きもしっかり見せたい」vs挑戦者・西元也史「格闘家として生きるために必ず勝つ」
2022年のK-1 JAPAN GROUPを締めるメインイベントはKrushスーパー・フェザー級のタイトルマッチ。今年1月にトーナメントを制して王座を獲得した中島千博が初防衛戦を迎え、直近2連勝でチャンスをつかんだ西元也史がタイトルに挑む。
2022年の始まりと終わりにタイトルマッチを迎えた中島は「いいスタートが切れた1年だったので、最後もしっかりいい終わり方をしたい」と有終の美を飾ると意気込み。「理想はKO勝ちですけど、技のバリエーションや動きの良さをしっかりと見てもらいたい」と、結果だけでなく過程も充実した一戦とする構えを見せた。
タイトル初挑戦を迎える西元は「必ず勝つ。それしか考えていません」とすでに臨戦態勢の様子だ。中島のKO宣言を受け「負けない戦いの中で倒しきる勝ち方を徹底したい」と、直近2試合の判定勝利で身につけたスタイルを披露すると宣言。「レベルアップしたKOマシーンを見せたいですね」と、ちょうど1年振りとなるKO勝利の実現に意欲を見せた。
Krush Evangelistの石川直生さんが「蹴り対パンチの図式を超えたトータルファイター同士のKrushスーパー・フェザー級頂上決戦」と評したタイトルマッチ。2022年のK-1 JAPAN GROUP最後を締めくくるのは王者・中島か、挑戦者・西元か。
◆中島千博
「しっかり西元選手に勝つために練習してきました。楽しみにしていて下さい。(計量で相手の印象)本当に調子よさそうで。調子よさそうでないと、戦っても自分自身もつまらないので、調子よさそうでよかったです。(王者奪取で始まり初防衛で終わる2022年、どんな年だった?)『THE MATCH』で負けてしまったんですけど、Krushでトーナメント優勝できて、自分の中ではいいスタートができたので、最後もしっかりいい終わり方をしたいと思います。
(ボクシングジムへの出稽古など従来とは違った取り組み。成長の実感や見て欲しいポイントなどある?)今まではダウンもらっちゃうときはパンチをもらうことが多かったので、自分自身もらわな
いようにという練習をしてきましたし、しっかり当てて倒せるようなパンチの練習をしてきたので、いい感じです。
(2022年K-1 JAPAN GROUP最後の試合で注目のスーパー・フェザー級のタイトルマッチ。どんな勝ち方で今年を締めくくり来年につなげたい?)理想はKO勝ちなんですけど、それまでの技のバリエーションや動きとかを、しっかり見てもらう方にすごいなと思われるような試合をしてしっかり勝ちたいと思います。
(12月13日にジムの先輩の武居由樹選手がOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座を防衛した。苦戦した印象があるがどう見ていた?)僕自身一緒に練習をさせていただくんですが、ネットなどでは”武居由樹は長いラウンドは苦手なんじゃないか”と言われていましたが、一緒に走っていてもいつも一番で、絶対にスタミナが切れることはなかったんですよ。そういうのを間近でみていたので、長いラウンドになっても動けるしパンチ力も落ちないというのはわかっていたので、1R目にカットして大丈夫かなとは思いましたけど、安心して見ていました。
(その試合を見てどんな刺激を受けた?)あの試合というよりは常に一番の目標が武居由樹なので、由樹君のような戦い方をまねしたいですけど、僕のスタイルは空手がベースにあって蹴りなので、上手くミックス出来るなと思って練習しています」
◆西元也史
「明日はやることやってきたので、意地でも何が何でも獲るつもりで、それしか考えていません。(計量で相手の印象)調子よさそうでいい顔していたなと思います。(いよいよタイトル初挑戦。普段の試合とは気持ちの持ち方は違う?)ここがゴールではないので、普段とはどう違うというようなそこまで構える気持ちはないんですけど、一試合一試合勝たないと次がないと思っています。格闘家として生きるために生きるか死ぬかという感じなので、必ず勝つ。それしか考えていないです。
(直近2試合は判定の中にも成長を感じているという話もあった。その成長をどんな形で見せられそう?)もちろん僕はKOが一番だと思っているので、負けない戦いの中で倒しきるという勝ち方を
徹底したいですね。(新しいKOマシーンが見られる?)新しいというかレベルアップしたKOマシーンを見せたいですね。(2022年K-1 JAPAN GROUP最後の試合で注目のスーパー・フェザー級のタイトルマッチ。どんな勝ち方で今年を締めくくり来年につなげたい?)締めるにふさわしい、もちろんKO勝ちなんですけど、中島選手も調子よさそうで、僕もバッチリなんで、間違いなくいい試合になると思うので、そこをしっかり倒して終わらせます」
森坂陸「ここは通過点で勝って当たり前」vs稲垣澪「弟に先を越されるわけにはいかない」、山本直樹「レベルの差を見せつけてベルトに近づく」vs野田哲司「今までにないギラギラさと勝ちにいく貪欲さを見せる」
第7・8試合には来年の王座挑戦を見据えた男たちのワンマッチが続く。まず第7試合では森坂陸と稲垣澪が激突。「ここは通過点」と豪語する森坂は「僕からしたら勝って当たり前。目立って勝つのが大前提です。僕に求められているのはKOなので、狙いはKOですね」と勝利に絶対的な自信を見せた。
稲垣もかねてから希望するスーパー・フェザー級のトップ戦線への進出のために「どんな勝ち方でも勝てる選手だと思ってもらう」と勝ちにこだわる姿勢。また、前日に発表された第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメントに実弟の稲垣柊が出場することに触れると「弟に先を越されるわけにはいかない。しっかり勝つ」と、兄弟王者に向け意気込みを見せた。
第8試合は、本大会でタイトルマッチが行なわれるスーパー・フェザー級のワンマッチ。タイトルマッチ経験者である山本直樹は「普段やっていることを試合で出せれば普通に倒せるし、ベルトにも近づく。レベルの差を見せて倒したい」と来年に向けて圧勝で弾みをつける構え。対する野田もまた「山本選手とはバチバチで面白い試合ができる。絶対にメインにプレッシャーをかけるような試
合をして来年に繋げる」と、タイトルマッチを意識した勝ち方に見せると宣言した。
大会の火付け役は最軽量のフライ級2連戦!大夢「二度と僕とやりたくなくなるような試をする」vs石郷慶人「KOの中でもド派手なKOで勝つ」、西林翔平「2戦連続で高校生に負けるわけにはいかない」vs大鹿統毅「自分がフライ級で一番強いと思わせる」
大会の火付け役となる第1・第2試合にはKrush最軽量級となるフライ級の試合が並んだ。第1試合では初代Krushフライ級王座決定トーナメント準優勝の大夢とK-1ジム福岡の石郷慶人が対戦する。
大夢は事前インタビューで石郷が「大夢と戦いたかった」と語っていたことに触れ「明日は二度と僕とやりたくなくなるような試合にする」と圧倒宣言。「ここで負けていたらチャンピオンの首を刈れない。最低KOを目指します」と王者・大久保琉唯へのリベンジに向けて勝ち方にこだわる構えを見せる。
その大夢の言葉を受けた石郷もまた「KOの中でもド派手なKOで勝つ」とこちらもKO宣言。2試合並ぶフライ級戦において「Krushの第1試合目にふさわしい試合をしたい」と存在感を示すつもりだ。
第2試合では、Krush初参戦のK-1甲子園2022王者・大鹿統毅を西林翔平が迎え撃つ。西林は前戦の大久保戦に続きK-1甲子園王者との連戦。「高校生2人に負けるわけにはいかない」とK-1甲子園王者狩りに意欲を燃やす。初めてKrushのリングに立つ大鹿は「明日は自分がフライ級で一番強いと思わせる」と同席のファイターたちへ宣戦布告。「やってきたことを出すだけ。がんばります」とシンプルな言葉で勝利への意欲を表現した。
対戦カード
第9試合 メインイベント Krushスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
中島千博(POWER OF DREAM/王者、極真会館全日本ウェイト制2017軽重量級優勝)※初防衛戦
西元也史[なりふみ](K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者)
第8試合 セミファイナル スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
山本直樹(K-1ジム五反田チームキングス)
野田哲司(ARROWS GYM)※PURGE TOKYOから所属変更
第7試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
森坂 陸(エスジム)
稲垣 澪(K-1ジム大宮チームレオン/Bigbangフェザー級王者)
第6試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
鈴木翔也(OGUNI-GYM/元NJKFライト級&スーパーフェザー級王者)
伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
林 勇汰(FLYSKY GYM)
銀次(VAINQUEUR GYM/KPKB&TENKAICHIフェザー級王者、大和KICK -57.5kg王者)
第4試合 女子フライ級(52kg) 3分3R
真優[まひろ](月心会チーム侍)
麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード)
第3試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
芳美(OGUNI-GYM)
櫻井梨華子(優弥道場)
第2試合 フライ級(51kg) 3分3R(延長1R)
西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning/KPKBバンタム級王者)
大鹿統毅[おおしか とうき](K-1ジム総本部チームペガサス/K-1甲子園2022 -55kg優勝)
第1試合 フライ級(51kg) 3分3R(延長1R)
大夢[だいな](WIZARDキックボクシングジム)
石郷慶人(K-1ジム福岡チームbeginning/KPKBフライ級王者)
プレリミナリーファイト第2試合 フェザー級 3分3R
天野颯大(キング・ムエ/K-1甲子園2021 -60kg優勝)
橋本雷汰(BFA-SEED/K-1甲子園2022 -60kg優勝)
※天野が計量300gオーバー。1R減点1。ファイトマネーの20%を没収。グローブハンデを橋本が拒否
プレリミナリーファイト第1試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
光佑(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
早田吏喜[りき](TEAM3K/K-1甲子園2022 -60kg準優勝)
概要
大会名 Krush.144
日時 2022年12月18日(日)開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:30 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 A席:7,000円(完売) ※当日券500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/