パンクラス 12.25 横浜武道館:中島太一のバンタム級王座に4連勝中のTSUNEが挑戦。石渡・瀧澤・金太郎・佐藤将光と戦ったハファエル・シウバは引退
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ハファエル・シウバ(ブラジル)がMMA現役選手引退によりパンクラス・バンタム級王座を返上し、同級暫定王者の中島太一(ロータス世田谷)が正規王者となった。中島は「PANCRASE 330」(12月25日(日)横浜武道館)で1位のTSUNE(リバーサルジム新宿Me,We)を相手に初防衛戦を行う。
前日10月6日にはフライ級チャンピオンシップ・猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS/王者)vs. 鶴屋怜(パラエストラ松戸/1位)が発表され、第2弾発表カードも王座戦となる。
中島は14年3月、パンクラス・ワールドスラムトーナメントで優勝したが、トーナメント2試合で戦ったのが、横浜武道館の前身にあたる横浜文化体育館だった。ロシアのACFの5戦等を経て18年からパンクラスに戻ると、20年9月のフェザー級王座挑戦者決定戦で堀江圭功に勝利。昨年5月大会のISAOとの王座戦ではノンストップの5Rの死闘の末に判定負けした。12月のパンクラス・バンタム級暫定王者戦では新鋭の井村塁に2R TKO勝ちし初のベルトを巻く。今年4月にRIZINに初参戦したが、フェザー級でヴガール・ケラモフに1R三角絞めで一本負けして以来の試合となる。パンクラスによると「中島は防衛後に海外プロモーション転戦の目標を固め、自身の価値を高める為にもがぜんFINISH勝利を狙う」とのことだ。
TSUNEは37歳で王座初挑戦。15年からパンクラスに上がり、18年7月から20年10月まで、瀧澤謙太、金太郎、アラン“ヒロ”ヤマニハ、春日井 寒天 たけしと、後にRIZINに上がる選手たちに4連敗。だが昨年5月から今年9月まで、鬼神光司、平田丈二、井村塁、平岡将英相手に4連勝中だ。平岡に勝利後、中島への挑戦を希望すると、中島は「12月25日、横浜武道館、大きな会場が用意されているんで、そこでメインでやらせてください。そこでいい試合しましょう」と快諾した。だがその前に中島が「でも正直今の動きを見ていると、僕には勝てないです」とも発言した通り、大方の予想は中島の勝利だろう。TSUNEにとっては4連敗当時のグレードの選手との久々の試合で、成長を確かめる機会にもなる。7月大会でMe,Weの後輩・山北渓人がストロー級王者となったことも奮起材料だろう。
ハファエル・シウバはブラジルでの経験を経て、13~15年にベラトールで3勝2敗の成績を残した後、16年からパンクラスに上がり、上田将勝、ビクター・ヘンリーに勝利。17年に王者・石渡伸太郎に挑戦し判定負けしたが、18年の暫定王者決定戦で上田に勝利し、石渡の王座返上後は正規王者として瀧澤謙太、金太郎を下して2度防衛を果たし、日本勢の好敵手として大活躍した。19年10月のONE両国大会では、修斗同級世界王者の佐藤将光に2R KO負け。その後はコロナ禍の影響で試合が難しくなり、37歳となった今年、ついにMMA現役引退となった。この発表後のパンクラスの公式Twitterによると「ハファエル・シウバは4月立川大会で中島太一と統一戦を行う予定でしたが、膝の靭帯損傷、復帰まで約1年かかる見込みで年齢等を考え引退となりました。現在は弟子を育てセコンドとしてパンクラス来日を夢見ています」とのことだ。
パンクラス 12.25 横浜武道館:苦労人・猿飛流のフライ級王座に20歳の新星・鶴屋怜が挑戦。猿飛流「堀口選手に初黒星を付けた上田将勝さんのように」、鶴屋「父が引退し一番弟子がベルトを巻いた地」
対戦カード
パンクラス・フライ級チャンピオンシップ 5分5R
猿飛流[さとる](リバーサルジム川口REDIPS/王者、ネオブラッドトーナメント2019同級優勝&MVP)※初防衛戦
鶴屋 怜(パラエストラ松戸/1位)
パンクラス・バンタム級チャンピオンシップ 5分5R
中島太一(ロータス世田谷/王者、ネオブラッドトーナメント2012同級優勝)※初防衛戦
TSUNE(リバーサルジム新宿Me,We/1位)
概要
大会名 PANCRASE 330
日時 2022年12月25日(日)開場・未定 開始・未定
会場 横浜武道館 https://budokan.buntai.jp/
※チケット、中継の詳細は後日発表
お問い合わせ パンクラス実行委員会 03-5339-9198 http://www.pancrase.co.jp/