KNOCK OUT 10.16 後楽園ホール:キック13戦全勝・鈴木宙樹、ボクシングから復帰し元KO&SB王者・西岡蓮太と対戦。宙樹「千裕のお兄ちゃんと呼ばれて悔しい」×西岡「カウンターを当てられたら」
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KNOCK OUT 2022 vol.6(10月16日(日) 後楽園ホール)で、ボクシングに転向していた元REBELS-BLACK -60kg級王者・鈴木宙樹[ひろき]がキックボクシングに復帰し、元KNOCK OUT-BLACK 64kg級王者、元シュートボクシング日本ライト級(62.5kg)王者の西岡蓮太と対戦することになった。
BLACK 64kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木宙樹[ひろき](クロスポイント吉祥寺/元REBELS-BLACK -60kg級王者)※フレア山上から所属変更
西岡蓮太(龍生塾/元KNOCK OUT-BLACK 64kg級王者、シュートボクシング日本ライト級(62.5kg)1位・元王者)
宙樹はKNOCK OUT-BLACK スーパーライト級王者・鈴木千裕の兄で現在25歳。17年にKrushでプロデビューし、19年6月に葵拳士郎に判定勝ちしREBELS -60kg級王者に。20年2月にピラオ・サンタナに判定勝ちし初防衛に成功し、キック戦績13戦13勝(8KO)とした(上動画はTOKYO MXのKNOCK OUTの当時の番組での宙樹の試合ダイジェスト)。たがその後ブランクが続き、昨年9月にプロボクシング転向を正式発表。12月のボクシングデビュー戦では1R KO勝ちしていたが(下動画)、クロスポイントに戻ってキックに復帰する。
西岡は20年2月のKNOCK OUT大田区総合体育館大会での無法島GP(BLACK 64kg王座決定トーナメント)で小川翔、鈴木千裕、バズーカ巧樹を破り優勝して以来2年8カ月ぶりのKNOCK OUT参戦(上動画は準決勝の千裕戦)。20年10月のRISEのDoA -63kgトーナメントに参戦し、優勝者の原口健飛に1回戦で判定負け。その後は左手首を2度手術し療養が続き、今年4月のSBでのSB王座防衛戦で復帰したが、笠原弘希にKO負けし、それから半年での試合となる。
9月13日の東京での記者会見で、宙樹は「人生一度きりなので、ボクシングに挑戦したのですが、キックボクシングが忘れられない気持ちがあり、ボクシングで得た技術がキックボクシングで通用するかをチェックしたいので戻ってきました」「キックボクシングの方が華やかな舞台という印象がありますし、やっていて心から楽しい競技なので戻ります」とキック復帰の理由を説明した。
キック復帰戦まであと1か月。キックの練習は約2か月前から再開し「西岡選手の前で言いたくないですが、あんまり感覚が戻っていなくて」としつつも「ボクシングを1年半ぐらい練習して、キックボクサーに無いパンチの回転力や技術がつきました」「西岡選手のパンチのカウンターにカウンターを合わせて対抗できればと思います」と、パンチ力向上に自信を示した。西岡と戦うことについては「3年前、弟が西岡選手に負けた時に僕が西岡選手と試合したいとツイートして、3年越しにそれがかなったので燃えています」と話した。
RIZINでの弟の活躍から刺激を受けたか?という質問に、宙樹は「今、どこを歩いても『千裕のお兄ちゃん』と呼ばれて悔しい思いをしているので、弟が唯一負けた西岡選手に勝って、次は(千裕を)『宙樹の弟』ってみんなに呼ばせるようにしたい」と答えた。
今回は64kg契約。宙樹は「65kgのベルトを弟から奪い取るか、62.5kgのバズーカ選手から奪い取るか模索しているところですが、KNOCK OUTのベルトを取りたいです」と話した。かつてK-1で卜部兄弟対決を組んだ宮田充KNOCK OUTプロデューサーから「弟とやることになってもやるんですか?」と聞かれた宙樹は「もちろん蹴落としますね。弟と同棲しているんですけど(宮田氏が「同棲というか同居だよな」とツッコむ)、いつも弟が部屋に飾ってあるベルトをチラつかせるんですよ。弟から奪い取りたい気持ちもあります」と答え、兄弟対決にも意欲的だった。
西岡は「無法島GPで優勝しましたから、またKNOCK OUTで戦いたいと思っていましたし、一度勝っている千裕選手の兄と戦うのは面白いと思ったので(オファーには)即答でした」「復帰戦で負けましたが感覚は取り戻せたと思うので、無敗のおいしい鈴木選手とやらせてもらえることに感謝しています」「鈴木選手は元々パンチがシャープで、ボクシングに行ってさらに上手くなっていると思いますけど、自分のカウンターを当てられたらと思います」「手術した左手でダウンなりを取って、左手でフィニッシュできたら一番いいと思います」とコメント。KNOCK OUT王座奪還の可能性については「バズーカ選手には勝っているので、今やっても負ける気がしないので、もう一回取りに行くのも面白いと思います」と話した。
他にも以下のカードが決定している。酒井柚樹と戦う乙津陸は8月の新宿フェイス大会で谷津晴之にTKO勝ちし、54戦5勝(3KO)の高校3年生。YUYAとApollo中山は昨年10月に戦い引き分けている。
対戦カード
※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無し
BLACK 64kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木宙樹[ひろき](クロスポイント吉祥寺/元REBELS-BLACK -60kg級王者)※フレア山上から所属変更
西岡蓮太(龍生塾/元KNOCK OUT-BLACK 64kg級王者、シュートボクシング日本ライト級(62.5kg)1位・元王者)
BLACK スーパーフライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
乙津 陸[おつ りく](クロスポイント大泉)
酒井柚樹(TEAM TEPPEN)
RED スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)
カミシロ(PHOENIX)
BLACK スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
YUYA(クロスポイント吉祥寺)
Apollo中山(GOD SIDE GYM)
出場予定選手
中島弘貴(LALA TOKYO/元Krushスーパー・ウェルター級(70kg)王者)
クボマサヤ(PHOENIX/WMCインターコンチネンタル・スーパーライト級王者)
工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)
概要
大会名 KNOCK OUT 2022 vol.6
日時 2022年10月16日(日) 開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
チケット料金 SRS席¥20,000 RS席¥12,000 S席¥8,000 A席¥6,000 ※当日券500円アップ ※小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料
チケット販売 KNOCK OUTオフィシャルショップ チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 inquiry@knockout.co.jp https://knockoutkb.com/