武尊、UFC王者T.J.ディラショーの練習パートナーとして明日渡米「次は9月ぐらいにやろうと思う」
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格闘技医学会
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K-1 6月17日(日) さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ大会の出場選手が勢ぞろいするイベント「GAORA SPORTS presents『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~』6.17さいたま大会・大決起集会!」が2日、東京スカイツリー・東京ソラマチで開催された。ゲストとして前回3月大会のスーパー・フェザー級(-60kg)王座決定トーナメントで優勝し王者となった武尊が登場。8月4日(現地時間)にロサンゼルスで防衛戦を控えたUFCバンタム級(-61.2kg)王者・T.J.ディラショーのスパーリングパートナーとして明日から渡米することを明かし、「次は9月ぐらいにやろうと思う」とも話し、9月24日(月/祝) さいたま大会出場に意欲を示した。
◆武尊
(3月のトーナメントを振り返って)階級を上げて一発目で、1日3試合は普通ありえないでですよね。対戦相手の圧力をこれまで以上に感じました。他の選手たちは普段体重が70kgぐらいあって 僕は65ぐらいしかなくて。だから自分のほうがパワーがあるぞって、ある意味ハッタリをかけるために、3試合ずっとプレッシャーをかけ続けたんですよ。パワーがあるように惑わせる感じでした。
(今日も6月17日の試合を控えた卜部功也とスパーリングをしてきたそうですが?)功也選手が滅茶苦茶激しくて、僕のインスタ見た人はわかると思いますけど、鼻血ブーにされて、最後はガムシャラに動きすぎてギックリ腰みたいになりましたね。
でも明日からまたアメリカに練習に行くんですよ。前回アメリカで練習したT.J.ディラショーが次試合があって(UFCバンタム級王座防衛戦でコディ・ガーブラントと対戦)、トレーニングキャンプをやるんですけど、スパーリングパートナーに呼んでもらえたので、やられないように、また強くなって帰って来ます。前回もずっとTJが練習パートナーをやってくれたので、今度は僕がパートナーでお返ししつつ、ベルトを取ったことの報告ができたらと思います。
(フェザー級王座決定トーナメントの予想は?)第1候補はもちろんウチの西京春馬ですけど、春馬のブロックはタフな選手が多いんですよ。朝久(裕貴)選手との一回戦が事実上の決勝なんじゃないかって思いますね。朝久選手も中国のトーナメントで優勝しているので、トーナメントで勝つ感覚が残っていて有利だと思うんですよ。潰し合いになるんじゃないですかね。
トーナメントって一番強い奴が勝つのもあるんですけど、一番持っている奴が勝つんですよ。その意味で言うと小澤(海斗)君かな。僕と2回やっているというのもあるんですけど、僕の(王座決定)トーナメントの時も『コイツ上がって来ない』と思っていたら上がって来たんですよね。K-1には魔物がいるというか、K-1のトーナメントに強いんじゃないかと思いますね。僕が持っていたベルトを誰が取るか楽しみです。
(今後は?)武尊はこの間で燃え尽きたとか言われていますけど、これからアメリカにも行きますし、飢え続けているんで。もっと自分の強さを高めたいし、K-1全体としても地上波のゴールデンタイム中継に僕が現役中に持って行かないといけないんで、もっとアメリカで自分のレベルを上げて帰って来たいです。
(戦いたい相手は?)60kgだとまだやっていない選手が多いですし、一人うるさい奴(皇治)もいるんでね。僕はすぐ挑発にノッちゃうんで、僕に噛みつくのは美味しいだろうなとは思います。
(最後にファンにメッセージを)次は9月ぐらいにやろうと思うんで、レベルを上げるために、全力で(アメリカで)頑張ってきます。
(写真左はゲストの関根勤さん、右は城戸康裕。城戸とはプライベートで仲が良く一緒によく遊ぶという)